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はやぶさの成果、「サイエンス」に掲載

探査機「はやぶさ」の小惑星イトカワ解析、米誌が特集 (2006年6月2日3時7分 読売新聞)
宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、地球から約3億キロ・メートル離れた小惑星「イトカワ」を解析した科学論文計7本が、2日発行の米科学誌「サイエンス」に一斉掲載される。

 史上最高の解像度で撮影した未公開画像など、いずれも小惑星や太陽系誕生の歴史に迫る第一級の科学資料。同誌はイトカワの画像を表紙にすえ、「はやぶさ特集」を組んだ。日本発の研究による同誌の特集は初めて。
「サイエンス」のサイトでは特集の紹介が行われている。
サイエンス 2 June 2006: Vol. 312. no. 5778 -特集の紹介- はやぶさは着地した by Joanne Baker
日本の「はやぶさ」計画は先駆者である。
…「はやぶさ」が地球に帰還できるか否かに係わらず、本特集の論文は、「はやぶさ」がすでに小惑星に関する我々の知見を拡大したことを示している。
…「はやぶさ」が苦労して勝ち取った成功は、さらに2010年のサンプルの持ち帰りによって有終の美を飾るかもしれない。しかし現時点でさえ、この想像力あふれるミッションは、我々に微小小惑星の不可思議な世界を明らかにしてくれたのである。
訳はテキトーなんで信用しないで欲しいが、ようするにベタホメである。
つーか、はやぶさ計画の先駆性を適正に評価してくれていると思う。

 日本ではいまひとつ一般メディアの取り扱いが薄いのは、身内ボメに対する気恥ずかしさがあるのか? ま、メディア挙げて「我が国は世界一ぃいいいいい!」などと青筋立てて万歳三唱してるような国に比べりゃあ、それはそれで美徳といえるのかもしれないが、ホントに関心がない-とメディアが判断している-とすれば、それはそれで大きな問題だなぁ。
by SIGNAL-9 | 2006-06-02 10:21 | 一般の話題
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