NHKニュース 12/07 16:24
「はやぶさ」は、先月26日、小惑星「イトカワ」の地表に着地してその瞬間に2発の弾丸を発射したとして、宇宙航空機構は、岩石のかけらを採取することに成功したと発表していました。しかし、その後、「はやぶさ」からデータを取り寄せてあらためて当時の状況を解析した結果、弾丸を発射するための火薬が破裂していなかったことがわかりました。このため宇宙航空機構では、「はやぶさ」は弾丸を1発も発射していなかった可能性が高いことがわかり、7日、文部科学省に報告しました。しかし、岩石のかけらの採取については、2回小惑星に着地しているため、その衝撃で少量ながらも採取できている可能性はあるとしています。宇宙航空機構では、現在トラブルを起こしている姿勢制御装置を何とか回復させて、「はやぶさ」を今月中に地球に帰還させる軌道に乗せることに全力をあげることにしています。一般向けニュースだと「失敗」的な部分にフォーカスがあたるが、JAXAのプレスリリースの方だと多少ニュアンスが異なっている。 その後、試料採取のための弾丸発射の火工品制御装置の記録が取得でき、それによれば、正常にプロジェクタイル(弾丸)が発射されたことを示すデータが確認できず、11月26日にプロジェクタイルが発射されなかった可能性が高いことがわかりました。ただし、システム全般の電源が広い範囲でリセットされたことによる影響も考えられ、11月26日の着陸前後に実施されたシーケンスの確認も含め、詳細を解析中です。詳しくは全文を読んでほしい。苦闘激闘が偲ばれ、涙なくしては読めん。 あいかわらずだが、声援を送る。 がんばれはやぶさ。がんばれJAXAのおじ…いや、おにいさんたち!
by SIGNAL-9
| 2005-12-07 18:03
| 一般の話題
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