価格.comが不正アクセスで閉鎖 ユーザーにウイルス感染のおそれも IT Mediaニュース 2005/05/16 09:59 更新
価格比較サイト「価格.com」が5月11日ごろから不正アクセスを受けて一部が改ざんされた上、同サイトを媒介にウイルスがばらまかれたため、カカクコムは14日から同サイトを一時閉鎖し、セキュリティ対策を施している。復旧には1週間程度かかる見通し。同社が保有するメールアドレスが閲覧された形跡もあるという。 5月11日にプログラムの異常が発覚し、調査した結果、不正アクセスが判明。警察と相談しながら24時間監視体制をとって影響や対抗策、犯人調査を続けてきたが、不正アクセスがやまず、改ざんの範囲が拡大したためサイト閉鎖に踏み切った。 11日に発覚し、対処しながらとはいいながら14日までは疑わしい状態で運営し続け、公式発表が16日というのは一部上場企業の対応としてお粗末といえるのではないだろうか。 一般ユーザのアクセスが生命線というサイトで、そもそもクラックされるようなサイト運営を行っていたということも問題だろうが、16日午前現在、いつからどのページでなにをどうしたらウィルス感染リスクがあるのか(あったのか)、一向に発表されないというのは、もしかしたら「管理不足でわかりません」という最悪の状況なのではないかと邪推すらしたくなる。 このような当事者の問題ある行動により、現時点では情報が錯綜している。しばらくウォッチが必要だと思う。
by SIGNAL-9
| 2005-05-16 13:00
| 情報保護・セキュリティ
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