#過去記事に追記してたのだが、別立てにしておこう。
都内でも汚泥焼却灰から放射性物質 5/12産経 東京都は12日、都内の下水処理施設「新河岸水再生センター」(板橋区)で先月25日に採取した汚泥の焼却灰から、2万4千ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。 …というのが昨日の記事。 …で、今日になって。 実は先々月の汚泥は17万ベクレル/kqだったんだ。でももう燃やしちゃって再利用しちゃったんだよね。テヘ。 汚泥の焼却灰から高濃度の放射性物質 東京 日本テレビ 2011年5月13日 15:48 東京都の下水処理施設から出た汚泥の焼却灰から、一キロあたり17万ベクレルという高濃度の放射性物質が検出されていたことが日本テレビの取材でわかった。3/25といえば例の大量降下の直後だ。それを再利用しちゃったと。 「豊洲が高め」という話は前からあって、Reporting Radiation Levels from Tokyo, Japan 放射能、放射線量報告ブログ (Atomさん) のような先見の明がある人は、 1)一般的に都内の2−3倍の線量である。既に指摘していたというのに。 まあどうぜ「10万ベクレル/キロくらいならコンクリと混ぜて薄まるから大丈夫」みたいな話になるんだろうが、何かある毎に「たぶん薄まる」という希望的観測と「基準」の方を弄るという手法がいつまで使えるのかな。 ちなみに「基準がない」というフレーズはよく聞くんだけど、これ「基準がないから、いつも通りに処理しちゃいました。ウチに責任はないです。だって基準がないんだから普段通りに扱って悪くないでしょ?」というエクスキューズに聞こえるんだが。 幻聴かねぇ。 東部スラッジプラントの解説ページに汚泥の処理フローがある。 なんども言ってるが、この経路は全部調べてみた方がいいと思うぞ。
by signal-9
| 2011-05-13 19:03
| 東電災害
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