「マイクロソフトのVisual Basicをめぐる綱渡り」
Martin LaMonica(CNET News.com) 2005/03/28 21:29 MicrosoftのS. "Soma" Somasegar(開発ツール部門コーポレートバイスプレジデント)は、CNET News.comに対し、Visual Basic 6(VB6)の無償サポートを今月末で終了する計画は「絶対に」撤回しない、と語った。 Microsoftが、1998年に投入したVB6の無償サポートを打ち切るとの判断を下したことを受け、同ツールを利用する開発者の一部から抗議の声が上がっている。そのなかには、同社と緊密な提携関係にある顧客も含まれている。 俺自身はVBというのはアウトオブ眼中な人間で、実装経験も稀少のため何か語る資格はない。素養程度しか知らないので、そのレベルの感想だが; 上記記事によると、大きく二つの意見がある。 「ふざけんな、なくなったら困るから今のままにしとけ!」 「どーせいつか作り直しになるんだから、移植とか無茶なこと考えないでVB.NETで作り直せばいいじゃん」 俺は後者に近い意見なのである。 レガシーはレガシーとして使い続けて、必要に応じてまるっきり作り直す。この方が得策のような気がするのである。 VB6とVB.NETの言語仕様、というかそもそもの「考え方」の違いを考えると、いわゆる「移植」作業は、一般論としてはかなり困難な-技術的にというより工数的に-無理がある選択だと思うのだ。 似たコーディング・似た開発手法の採用は不可能ではないが、それだと.NET的メリットよりもデメリットの方がでかいような気がするためだ(実装の裏づけが無いので単に気がするだけだが)。 いわゆるVBとVB.NETを、「同じ言語のバージョン違い」と考えるのがそもそも無理な話で、まったく別物-つまるところ「MSの製品からVBという言語はなくなる」-という理解をした方が、少なくとも精神衛生上はよいのではないか。 VBのような、かなり実績のある汎用言語が大幅な仕様変更でまったく別物に変わってしまうという例は過去にあまり例は無いとは思う。 特にコスト意識の高い事務系プログラム/システムは保守的にならざるを得ない場合が多い。 COBOLみたいに、古いのクソのと言われ続けて45年、根本的には変わらずに(変えられずに)、未だに事務系システムでは大きな位置を占めているような例がある。 ちょっと思うのは、MSが見切りをつけるのなら、VB6上位互換の開発環境を提供する第三のベンダは出てこないのだろうか?ということだ。 現状、構文上一部互換のものなら他社から出ているようだが、VB6上位互換の開発環境というのは、開発途上の一部のオープンソース系プロジェクト以外では寡聞にして知らない(しかもLinux向けとか言われても困るヤツも多かろうし)。 ビジネスアプリでいえば、dBase上位互換としてのxBaseのような例はある。アシュトンテイト亡き後も、xBase言語自体は未だ現役である。 例えばMSが他社にVB6をライセンスし、レガシーVBのサポートと改修を残存させるような選択はないのだろうか? ノウハウは全世界にあるは、ある程度の顧客は見込めるはで、大儲けは無理にしてもこれは意外とおいしいかもしれない。 少なくとも俺は、VB6コンパチで、DelphiなみにWin32ネイティブコードが生成できるなら買っちゃうような気がする。 #VS.NETやDelphi2005みたいなIDEの馬鹿でかさとクソトロさに嫌気がさしているのもあるが(爆) 俺に金と行動力があれば、今すぐにでもチャータ機でレドモンドに突撃したいところだが(笑)
by SIGNAL-9
| 2005-03-29 11:19
| 電算機関係の話題
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