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DotNetNuke - First impression-

遅ればせながら(つーか今頃かよといわれそうだが)、MSのオープンソースCMS、DotNetNukeをインストールしてみた。

入れてみて、ちょっと触ってみただけなので最初の感想以上の意味は無いのだが。

手元のPC(WinXPSP3 P4 3.5G / RAM500MB) +SQL2005 Express の環境に最初は4.7.0を入れてみた。
日本語のインストールガイドはdotnetnuke.jpにあるので、それを参考に進めたが、特に問題なく終了。
ただ、いわゆる簡単インストーラのタグイは付いていない。DBの設定やらフォルダの権限設定やら手動作業なのでちょっと面倒-はっきりいえば素人衆は躓くことがありそうな悪寒。

モノ自体はよくできている-というか、できつつある、という印象である。

基本的にフォームを用意してモジュール(コントロール)を配置してパラメータ設定という、ほとんどVBみたいな作り方。

いくつかのモジュールを貼り付けて簡単なサイトを作ってみたが「こんなに簡単でいいのかい」という程度の手間で、見栄えのいいサイトができる。NewsサイトのRSSフィード表示だの掲示板だのリンク集だのはホントに簡単。

「できつつある」というのは、けっこう問題にも遭遇したからだ。

まず最初に入れた4.7.0版であるが、ホスト設定で圧縮転送をONにした瞬間に画面が化け化け。おや、と思ったらいきなり例外を吐いている。
設定値に許されない文字がある云々であるが、そもそもこのエラーメッセージ、生のエラー情報をそのまま出しているみたいで意味がわからない(笑)
設定を戻そうにも管理者ログインもできなくなってしまったので始末が悪い。問題は設定値を格納しているであろうDBテーブルのどこかなんだろうが、どこが問題なのかわからないのでDB強制修正つーわけにもいかず。

オープンソースなんだからテメエで直せ、ということなのだろうが、そんな時間も無いので、いったんバッサリ4.7を全削除(爆)

で、今度は最新版の04.08.03をインストール。これもインストール自体は簡単に終了したが(二回目なんで慣れちゃった^^;)、使ってるうちにやっぱり微妙に問題に遭遇。

HELPモジュールを使ってコンテンツを追加していたのだが、キーが二重だとかやっぱり生の例外を吐かれてにっちもさっちも行かなくなったり、Text/HTMLモジュールに書き込んだHTMLの具合が悪かったのか、モジュールの編集が上手くできなくなったり(両方とも、結局配置したモジュールを削除してしまった)。

まあ、ちょっと触っただけなのでコッチの無知も大分あるのだが、現時点の印象としては、もう少し枯れてから手を出した方がいいかなぁ…というところだ。

実際に仕事に使うとなると、運用になるべく手がかからない(コンピュータ屋の手離れがいい)ということが(少なくとも俺にとっては)結構重要な条件なのだが、数時間触っただけで、例外を吐かれる場面に遭遇するのではチト怖い。
さらにいえば現時点ではドキュメントの大半が敵性外国語英語なので、それなりに読解しないと十分な情報が得られないのもちと不便。時間が解決してくれるかもしれないが、日本語の書籍などがもっと出てくれると手を出しやすいのだが。

普段はコンピュータ屋不在で運用できるつーのがこの手のシステムの(コンピュータ屋から見た場合の)理想だと思うのだが、現時点の完成度では運用の工数がけっこうかかるんではないかという印象。

そうはいっても、大筋「よくできつつある」先が楽しみなシステムではある。
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by SIGNAL-9 | 2008-05-28 18:49 | 電算機関係の話題

広瀬中佐の銅像(5) いくつかの「謎」

 長々書いてきた廣瀬中佐の銅像の話であるが、よくわからなかったことがいくつもある。
 つーか、この話、激動の時代を跨っているので深堀しようと思うといくらでも出来て、カネもヒマもない三流会社員の手慰みのブログ如きでは手に負えない。

 そもそも最初は「秋葉原研究(笑)」の流れで調べ始めたのに、いつの間にやら「秋葉原」とは何の関係もなくなっちゃった(爆)

 で、わからないこと=俺個人の「謎」を備忘として書いておく。

 廣瀬中佐のファンという方は世の中に多いようだ。「ナニ馬鹿なこと言ってんだこのド素人のチンカスが」という親切な方、よろしければご教授ください。

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by SIGNAL-9 | 2008-05-20 00:00 | 秋葉原 研究(笑)

広瀬中佐の銅像(4) 銅像の撤去

 まず基本的な事実の確認から。

 銅像は太平洋戦争中の金属供出のため撤去された、という説を述べている書籍やWebページが一部にあるが、これは完全な間違い。

 廣瀬中佐の銅像が撤去されたのは戦争の後である。

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by SIGNAL-9 | 2008-05-19 00:00 | 秋葉原 研究(笑)

広瀬中佐の銅像(3) 銅像の写真をいくつか。

 さて、かくして建造された廣瀬中佐の銅像の写真を時代を追って何枚か紹介しておこう(ググっても大量に出てくる)。

 まずは明治44年の『東京風景』から。完成直後の銅像の写真である。
 市電が行き交う万世橋畔。銅像を見上げる見物人と比べるとその巨大さがよくわかる。
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by SIGNAL-9 | 2008-05-16 10:52 | 秋葉原 研究(笑)

鯨の為なら…

調査捕鯨 “肉を横領”で告発 NHK 5/15 15:37
日本の調査捕鯨船「日新丸」の乗組員が南極海で捕獲したクジラの肉を個人的に大量に自宅に送っていたとして、環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」は15日、業務上横領の疑いで東京地方検察庁に告発状を提出しました。水産庁では関係者から話を聞いて事実関係を確認することにしています。

ところで、今回の告発にあたってグリーンピース・ジャパンは、乗組員が送ったとみられる宅配便の荷物の1つを本人に連絡しないまま運送会社の配送所から持ち出し、中を開けたということです。この行為についてグリーンピース・ジャパンの弁護士は「証拠品であるうえ、不当な利益を得る意思もなく、違法性を免れることができると考えている」と話しました。一方、宅配便を取り扱った業者は「事実関係を詳しく調査したい」と話しています。
「グリーンピース・ジャパンは、乗組員が送ったとみられる宅配便の荷物の1つを本人に連絡しないまま運送会社の配送所から持ち出し、中を開けた」

「証拠品であるうえ、不当な利益を得る意思もなく、違法性を免れることができると考えている」

…………
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by SIGNAL-9 | 2008-05-16 09:26 | 奇妙な論理

サマータイム法案提出へ

夏は時計1時間進めて 自民、サマータイム法案提出へ 2008年05月13日06時09分 朝日新聞
自民党は、夏季に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)制度を導入するため、議員立法で国会に法案提出する方針を決めた。地球温暖化が主要テーマになる北海道洞爺湖サミットと、福田首相が提唱する「低炭素社会」づくりを後押しする。

 時計の針を進めることで、夏季の日中時間を有効活用してエネルギー消費量を抑え、同時に国民の環境問題に対する意識を高める狙いがある。
 最近の例で参考になるのは、アメリカでサマータイム(DST)の期間をずらした時の対応だろう。

 例えばWindows。「2007 年の夏時間変更のための準備」を読んでみると、影響範囲はかなり大きいことがわかる。

 ようするにプチY2Kと思っておけば間違いは無かろう。

 Windowsでは関係するPC/サーバにOSレベルのパッチが必要となる。
 MS的には例によって「Windows Updateで対応します。以上」ということになるだろうが、大量のパソコンを抱えている会社では、事前のテスト-実行-事後の確認など、かなりな作業になるかもしれない。

 もちろん、ことはOSだけの問題ではない。

 例えばスケジュールソフトみたいな日付・時間がキモになるようなアプリでは個別な対応が必要なケースもあるだろう(一例として、「Microsoft Office Outlook 用タイム ゾーン データ更新ツールを使用して 2007 年の夏時間の変更に対処する方法」という資料を参照してみて欲しい)。

 アプリの改修が必要なケースとして、MSはこんな資料を掲示している。DST を含む日付と時刻の処理方法
 お作法どおりのアプリならまだマシだが、"日本時間はオフセット9時間"なんてハードコードしちゃってるソフトはY2Kの時の類推からすると、思った以上に存在するような気もする(タイムゾーン調整が必要なメール関係とか、課金統計の為に時間差の計算をやってるものとか…)。

 unix系でも似たようなものだろう。

 今手元にある某社unix機を見てみたら、サマータイム用のタイムゾーンテーブルにそもそも日本のエントリがなかった-当たり前だが。つーことは、メーカ含めて今まで「日本のサマータイム」をテストしたことのあるヤツもいないわけだな(笑)。

 DBMSやミドルウェアのレイヤでも、少なくとも2007年のアメリカの例をみると、けっこうDST用のパッチというのが出ている(OracleとかJREとか)。

 テスト-検証まで含めた作業工数という面からはあまり甘く見ない方がよかろう。

 プチY2Kという視点で考えてみると、日付・時刻がキモになるシステム間連動のケースではかなり気を使う必要があるだろう。

 Y2Kの時みたいにオーバフローでハチャメチャになるということはなかろうが、日付時刻が合っているという前提で連動しているようなモノ-会社間でのデータのやり取り、ジョブスケジューラー、異常感知警報、ある種のジャーナル管理、証跡用のログ取得 etcetc-では注意が必要だろう(この間の"うるう秒"の時に時刻異常のアラートが上がったって人はけっこういるんじゃないかろうか。もちろんアレはUTC自体が動くケースなので質的には異なるが、表現形としてローカルタイムに大きな意味があるようなものは似たケースに遭遇するかも)。

 「そんじゃあ、コンピュータ時間はずらさないで、始業-就業時間だけ運用でズラせばいいじゃん」…つっても、世の中そう簡単にはいかないのだ。

 システム間連携している場合「お客は新時間、ウチは旧時間」なんて勝手は通用しないこともあるだろうし、「出勤は1時間前倒しだけど、オンラインサービスは前の時間でないと動きませんから」なんて話が通らないこともあるだろう。

 おまけにだ。

 前掲記事によると、
サマータイム制度をめぐっては、05年に超党派の「サマータイム制度推進議員連盟」(会長=当時=平沼赳夫元経産相)が法案を作成。国会提出は見送られたが、毎年3月の最終日曜日に1時間早めて、10月の最終日曜日に元へ戻すという内容だった。今回の法案もこれを参考にする。
日本では一般的な年度末の、不定の日にやらかそうというわけだ。
 例えば今年のカレンダーだと3月30日が日曜日で31日が月曜日だった。年度末最終日で時間がズレるわけだ。決算処理なんかに影響が出る会社はないのかしらん。
 ジョブスケジュールがキッチキチという場合、かなりアタマを悩ませる管理者も出るんじゃなかろうか。

 さらに今時気にすべきは、この手のコンピュータばかりではない。

 携帯電話や各種家電機器など、時刻をキモに動いてる機械はかなりある。
例えばNHK教育の時報とか電波局を使って間歇的に時刻調整しているような機械は大丈夫なのだろうか?

「1:30に録画予約しといたアニメが撮れてねぇぇぇぇ」
「目覚ましが鳴らなかったんで遅刻しちゃたぁ」
なんて悲鳴
が全国的に起きないことを祈るが(笑)

 …とまあツラツラ想像してみると、こりゃあけっこうなコストがかかる上に危険を内在していると結論せざるを得ない。

 もしもなにかあったら、サマータイム制度推進議員連盟の議員諸君はそれなりの責任を取ってくれるという気構えはあるのだろうな?

 立法府を担う方々に置かれては、投資対効果の観点から、よ~く考えてみてほしいものだ。
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by SIGNAL-9 | 2008-05-13 00:00 | 電算機関係の話題

広瀬中佐の銅像(2) 銅像の建立

 廣瀬中佐がなぜ「軍神」と呼ばれるようになったのか。
 「旅順口の物語」だけからはピンとこない人もいるかもしれない。

 確かに部下たちを真っ先に避難させ、自らは危険を顧みず沈み行く船の中を杉野を捜索し、最後には肉片一片を残して海中に没したというストーリーは感動的である。
 だが、従事した作戦自体は残念ながら失敗だったわけである。戦功という意味では廣瀬は明らかに成功者ではない。
 つまりこの国における「軍神」という概念は、その語感とは異なり、必ずしも戦争で華々しい結果を出した<英雄><勝利者>ではない…ということである。

 この「軍神」という概念については『軍神 近代日本が生んだ「英雄」たちの軌跡』(山室建徳、中公新書。以下『軍神』と略)が詳しい。
 廣瀬だけではなく、明治から昭和の「軍神」を包括的に取り上げていて、2007年7月発行の新刊書だし、税込み1000円ちょっとでお買い得。新書なので持ち運びにも便利(笑)。
 また、俺が見つけられた限り、現在書店で簡単に手に入る書籍の中で廣瀬中佐の銅像に関してもっとも詳しく書かれている。
 以下の記事も多くをこの『軍神』に拠っている。
 ただし、この記事では「銅像」を話題にするつもりであるので、廣瀬武夫という人物個人に詳しく触れるつもりはないし、「軍神」の分析は俺の手には到底あまる(個人的には『軍神』の分析に諸手を挙げて賛成というわけでもない)。興味のある向きは『軍神』を参照されたい。

さて、廣瀬の死後、すぐに銅像建設の話は持ち上がったようである。

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by SIGNAL-9 | 2008-05-11 00:00 | 秋葉原 研究(笑)

広瀬中佐の銅像(1) 旅順口閉塞作戦

 秋葉原研究(笑)のテーマとしてこの話題を取り上げるのはいささか反則なような気もする。
 舞台は神田須田町。どう考えてもいわゆる「秋葉原」には含まれない。

 だが心情的には「広義の秋葉原つーことでもいいんじゃね?」と思うし、『坂の上の雲』がNHKでドラマ化されるそうなんで、ちょっとミーハー心を出して取り上げることにする。

 元の万世橋停車場─交通博物館の前に建っていたという「廣瀬中佐の銅像」に関してである。
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 さて、この銅像の話を始めるには、まずはそのモデルである「軍神・廣瀬中佐」という人物がナニモノであったのか、を確認しておく必要がある。

 まずは廣瀬中佐の物語から始めよう。

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by SIGNAL-9 | 2008-05-09 00:00 | 秋葉原 研究(笑)