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SELENE記念:お月様ぐるぐる

 月周回衛星「かぐや(SELENE)」 の観測ミッションも間近に迫った今日この頃、成功を祈念してお月様をグルグル回してみたくなった。

 そんなのグーグルに任せておけ、という当然のご意見には目をつぶりつつ、OpenGLでちょこっと作ろう…と思ったのだが、この手のプログラムは作例がたくさんある。
 C#の"Planet 3D"とか、いろいろよさげなものがあるのだが、俺いきつけのOpenGL系有名サイトsulacoにJan Horn氏の"Earth at Day and Night"というプログラムがあった。

 探せば必ずあるんだから、自分で何か作ろう…なんて意欲も失せるわな(爆)

 ダウンロードファイルにEXEとソースが付いているので説明の必要もないと思うが、

スペースキー:「昼」のテクスチャと「夜」のテクスチャを切り替える
矢印キー:回転の方向を変える
PageUp/Down:ズームイン・ズームアウト
ESC:終了

である。

 Delphiのソースが付いているので、Delphi使いは自分で直せばいいのだが(D6だとNULL定数を使ってた二行直したらそのまま再コンパイルできた)、EXEだけでもテクスチャーを差し替えるだけでグルグル回せる。
 具体的には、imageディレクトリにある、earth.jpgが昼の分、night.jpgが夜の分なので、コレを自分で用意したJPGファイルに差し替えればいい(ファイル名はハードコードなので、名前はそのままearth.jpg、night.jpgで)。

 さて、かぐや記念ということで、月面のテクスチャを探してみたら、こちらのサイトにあった。さすがに月の「夜」のテクスチャは見当たらないので-真っ暗だろうから当然だが-クレータのはっきりしたのと、普通の奴のJPGファイルを二枚、それぞれearth.jpg,night.jpgと名前をつけて保存して(画像サイズはそのままで大丈夫)、"Earth at Day and Night"(Globe.exe)に食べさせてみたのがこちら。
c0071416_151034.jpg

 まあ、カガク的精度とかはむむむむむの世界だが、雰囲気は出ていると思う。

 かぐやの成果として、もっと精度の高いテクスチャ・データが得られるだろう。そのデータを使った色々な作例が登場するのが今から楽しみではある。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-31 15:14 | 一般の話題 | Comments(0)

「ツールバー」

 だいぶ前から疑問に思っていたことがある。
 Windowsアプリだと付き物の「ツールバー」というやつ。あの、メニューバーの下に並べるアレのことだ。

 機能を選ぶときにアイコン表示のボタンをポチッと押す。
 メニューバーからドロップダウンするのはウザいけど、キーボードのショートカットキーは覚えていない…みたいな時に使うというのが用途だと思う。
 確かに便利は便利なのだが、どうもいまひとつ違和感というか不便を感じていたのである。

 例えば、Excelだとこんな感じで並んでいる。
c0071416_13262792.jpg

 これ、一瞥して図柄から機能が類推できるだろうか?

 「プリンタ」アイコン→印刷、あたりはまだ判りやすいとしても、ここに並んでいる「絵」を見て、ハジから何の機能なのか全部わかる奴はそんなに多くないと思うのである。

 慣れてしまえばそれまで、というのは確かにその通りだ。
 だが、慣れるまでは押す前にマウスでポイントしたまま<ちょっと待って>、ボタン名(ヒント文字列つーかバルーンヘルプ)を表示させてみるとか、そーゆー使い方をしている人が殆どなのではあるまいか。

 例えばWindowsのデスクトップのアイコン表示だが、アイコン「だけ」表示して使ってる奴はいないのである。必ずアイコンの下にフォルダ名なりプログラム名なりを表示させているわけである。
 アイコンで表せるのは抽象的な「位置情報」と、大雑把な「種類」だけなのだ。
 まあ、Windowsのシェルのように、ファイルの操作を行う「だけ」=元々機能を表す必要がない場合ならそれでもいいのだが、アプリケーション内で機能を表す場合に、アイコン表示というのは妥当な表現方法なのだろうか? つまるところ、オブジェクト自体ではなく、振る舞いそのものをオブジェクトと同じ表現で表してしまっていいのか?ということだ。

 例えば、これ。
c0071416_13264330.jpg

 昔懐かしいNetscapeのツールバーなのだが、このソフトではツールバーを表示するときに「アイコン」「アイコンと日本語」「日本語のみ」の三種類が選択できる。上の画像はデフォルトの「アイコン」表示だが、「日本語のみ」表示だとこうなる。
c0071416_13265385.jpg

 機能が一目瞭然、俺にとってはこちらの方がはるかに使いやすいのである。

 ちなみにMSのOfficeなどだと、なぜかこの「ボタン名だけを表示する」というオプションがない。おまけに「ボタン名を表示する」にしても常時表示じゃなくて、必ずマウスでポイントして表示、みたいなものもある。
 「日本語(英語でもいいけど)だけで表示」というオプションの実装がそんなに難しいとも思えないので、あえてそうしているのだろうが、俺的にはどうも納得がいかない。

 さて、このような「日本語のみ」方式で問題になりそうなのは、文で書くとボタンが横に長くなる場合がある…という点だろう。

 ならいっそ、漢字1文字にしてしまえばどうか。

 考えてみりゃあ漢字というのは元々表意文字に近いわけだし(厳密には違うが)、一文字で「意味」を持っている「絵」だと考えることもできなくはない。
 あえて「絵」で代替しないでも用は足りるんじゃねぇか…と思ったわけだ。

 で、ためしに作ってみたのがこれ。
c0071416_1327340.jpg

 UnicodeテキストとURLリンクがツリーで扱えるリッチテキストなメモ帳が欲しかったので、ちょちょいと作った私用メモ帳なのであるが、ツールバーのボタンを全部漢字にしてみたのである。

 …結果ですか? ダメでした(爆)

 やはり漢字は厳密には表意文字ではないので、パッと見、判りにくい。
 というより、妥当な漢字を選ぶのが難しいということに作っていて気づいた。
 …試してみて初めて気づくというのは我ながらど~かと思うが。

 ううううううん。やっぱり素直に「開く」とか「ツリー展開」みたいなボタンの方がはるかにマシである。

 とはいえ、綺麗だけど「意味」のわからない「アイコン」よりはマシかもしれない…と負け惜しみを言ってみる今日この頃である。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-24 13:38 | 電算機関係の話題 | Comments(0)

日本のSF50年

『ETV特集 21世紀を夢見た日々~日本のSF50年~』(NHK教育 10/21 22:00~23:00)。

 番組の内容的には「その史観はど~よ」と思うところは多々あった。

 特に翻訳モノや、番組で定義するところの「第一世代」以前への言及が皆無だったので、「俺の体感した歴史」とはちょっと、というか、かなりズレがあった。
 いささか牽強付会が過ぎるのではないか、というのが率直な印象だ。
 端的に言えば、「トキワ荘史観」で現在のマンガのすべてを語ろうというのと同じ無理さが感じられた。

 また、司会進行役や座談会のスピーカの人選にも不満が残った-『よく知らない』『SFとは意識しなかった』人たちを集めて『SF』について何かを語らせるというやり方が、「差別的な扱い」を受けていた「第一世代」の戯画になっていたような気もする。取り上げる作品くらいは読んでいるヒトを用意して欲しかったと思うのだけど。

 とはいえ。

 元SFモノとしては感慨深いものがあったなぁ。
 特に福島正美の録音テープとか、伝説の<仲良し旅行>のフィルムとか。
 史料的価値も高いし、もっとじっくり見たかったぞ。
 栗山千明のアキバ散策シーンなんかどうでもいいから(爆)

 …小松先生、いいかげんタバコ止めればいいのに(^^;)。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-22 09:47 | 読んだり見たり | Comments(0)

自動改札障害の事故原因が判明

【自動改札障害】事故原因が判明、「データ分割時の特定量」で読み込めず (菊池 隆裕=日経コンピュータ)  [2007/10/15]
2007年10月12日に発生した、首都圏における自動改札機トラブルの原因が判明した。自動改札機を運営する関東ICカード相互利用協議会、PASMO協議会、JR東日本が、10月15日に発表したものである。

 日本信号製のICカード読取装置を搭載した自動改札機におけるプログラムに不具合があったことは先週の段階で分かっていたが、今回は具体的な不具合個所を公表した。発表によると、「ネガデータ」と呼んでいる不正カード情報を自動改札機に配信する際、データ量によって2分割することがあるが、この際に「データ量が特定の値である場合」について読み込みができなくなるものだったという。10月12日の朝は、ちょうどこの「特定の値」になってしまったという説明である。本来は元データを分割したいことを理解して実行すべき処理が実行されず、読み込み不能になったようだ。
 ふぅむ。

 詳細はわからんが、単純には大小判定、ポール・フェンスみたなバグなのかなぁ。

もし (データ量) > 値n ならば
   分割して読み込む
あるいはもし (データ量) < 値n ならば
   分割しないで読み込む

で、たまたまデータ量=nだったのでロジックをすり抜けた、みたいな。いや、実際にはこんなバカ単純なモノではないだろうが。

しかしそれにしても、システム共用してるとイザというときの影響範囲はでかいなぁ。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-17 12:22 | 情報保護・セキュリティ | Comments(3)

本日は一発ギャグ。

c0071416_10153929.jpg

「したし」ってのはなんだ「したし」ってのは。
何でそんなに言い訳がましいのだ。

「老朽化したしぃ、道路を直していますぅみたいなぁ」って女子高生か(笑)
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by SIGNAL-9 | 2007-10-15 22:16 | 町歩き | Comments(5)

新東京タワーのデモを見てきた

 2011年度開業を目指している新東京タワー、10月6日に地元墨田区の有志らによる、そのデモンストレーション「光タワープロジェクト」が実施された。
 計画では高さ610メートル、建設予定地に設置したサーチライトでそのイメージを夜空に描こうというものだ。

 ちょうど近くに出る用事があったので、事のついでに見物に出かけることにした。

 上野から地下鉄銀座線で浅草駅に着いて、さてどうしようかな?と一瞬考えた。
 このまま東武伊勢崎線に乗り換えて一駅、業平橋までいってもいいのだが、歩いても大した距離じゃない。駅のそばの吾妻橋から建設予定地まではほぼ一本道なのだが、頭の中の地図では、ねらい目は上流の言問橋の方なんじゃないかと思っていたのだ。

 アノ橋は、建設予定地までほぼ直線の道路になっているので、けっこうイイ感じに見えるんじゃないかしらん、と思っていたのである。
c0071416_10463268.jpg
 で、これが言問橋の端の墨田公園(台東区側)からの写真。堤防の上から撮った。建設予定地とは直線距離で約970メートル。

 言問橋を渡って、対岸の牛島神社境内。
c0071416_10464250.jpg

 ここで大体730メートルくらいの距離である。
 このあたりまでくると、仰ぎ見ないと先端が見えない。

 さらに300メートルばかり歩いた向島三丁目の交差点あたりでは、首が痛くなるくらい仰ぎ見ないと先端が見えないほどだ。ほとんど覆いかぶさらんばかりの摩天楼が聳え立つことになりそうだ。
 軌道エレベータの幻想が頭を過ぎった(笑)

 つづいてほぼ足元の業平橋から。
c0071416_10465712.jpg

ここで大体350メータくらいだろうか。俺の安物カメラではもはや全体像を捕らえることは不可能だった(笑)

 観光ルートとしては、浅草からのアクセスというのもひとつの流れだと思うが、この言問橋ルート、視界をさえぎるビルも比較的少なめであった。
 今回のデモで実感できたのだが、吾妻橋の方からだとアサヒビールタワー(いわゆるウンチビル)と墨田区役所が邪魔で見えにくいのである。完成の暁には、墨田公園沿いに川上に遡って言問橋からアクセスするようにするといいのではないだろうか。

 ま、それもこれも出来てからの話である。

 根強い不要論もあると聞くが、見物に出てきていた近所のおじちゃんおばちゃんの井戸端会議を漏れ聞いたところでは『はやくできればいいのにね』というのが結論だったようだ。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-07 10:50 | 町歩き | Comments(0)

江戸博へのツッコミ-その後。

8月20日の書き込みで、江戸博のホームページの記載内容にツッコミを入れた話を書いた。
 いちおう、要点だけ再度書いておく。

 平成18年度版 レファレンス事例集と題された文書に「秋葉原はなぜ「あきばはら」ではなく「あきはばら」なのか(2007年3月)」という記述があった。
Q 秋葉原はなぜ「あきばはら」ではなく「あきはばら」なのか(2007年3月)

A 電気街として広く知られる秋葉原は、明治2年12月の火災以後火除け地を置き、翌年秋葉神社(鎮火神社)をまつり「秋葉原(あきばはら)」と称し、「秋葉の原(あきばのはら)、あきばがはら・あきばっぱらなどともよばれ」(『日本歴史地名大系 第13巻 東京都の地名』 平凡社地方資料センター/編 児玉幸多/監修 平凡社 2910/139/13-S0 )ました。「あきはばら」は明治23年に出来た国鉄(現JR)駅「秋葉原駅」が出来てから地名となりましたが、なぜ国鉄が「あきはばら」としたのかははっきりしないようです。なお、地名の疑問については、各種『地名辞典』で調べることができます。また、その地名のある地区の図書館(中央館)に資料が豊富な場合が多いので、まずはそちらにお尋ね下さい。
(参考文献)
『東京・江戸地名の由来を歩く』(谷川彰英/著 KKベストセラーズ 平成15年7月1日 2913/ 1048/003)
(参考サイト)
千代田区立図書館 http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/
この文章に関して;
  1. 俗称である「秋葉神社」をプライマリに扱っていたり、当時存在していない「国鉄」に言及するなど、歴史的事実の錯誤がある。
  2. 記述内容が「~をまつり」「~と称し」「~ともよばれ」「地名となりました」等、主語・主体が不明な表現で、これでは誤解の再生産をする恐れがある。
と指摘申し上げたところ、「ご指摘の箇所は近日中に確認の上、訂正させていただきます。」と連絡をもらった…つーわけである。

 さて、「近日中」というのはどのくらいの期間なのか確認しなかったのは俺の手落ちなのだが、1ヶ月ほどたった9月20日頃に確認してみたら、当該記述はそのまま残存していた(正確にはメニューからは消えていたが、本文の方はそのまま残存していた)。

 『1ヶ月たっても、まだ確認が出来ないのかなぁ。慎重なことだ。民間企業ならありえんぞ』といささか呆れつつ、まあ、どーでもいいやと静観していたのだが、本日見てみたら、本文の方も削除されていた(10月1日現在ではGoogleのキャッシュに削除前の情報が残っている)。

 なるほど、期の変わり目で文書を修正する折に削除したということなのだろう。

 さて、単なる削除という対応は、ちょっと残念である。
 これではまるで、俺が言論弾圧をしたみたいではないか(笑)

 誰も削除してくれだの無かった事にしろだの言ってないのである(当たり前だ)。
 書き方が不正確だと思われるので、ちゃんと調べてくれ、とお願いしたつもりなのだ。

 それが、現時点では、結果的にそういう質問があったこと自体、無かった事にされてしまっているわけだ。

 クレーム付いたら削除というのは、Web上の文書のあり方としてどうなのだろう? 過去にそれを参照したヒトはホッポラかしなのだろうか? ペーパーメディアでさえ正誤表や、改訂時の補注みたいな対応は取れるというのに、修正変更に向いた電子メディアでいきなり「なかった事」という対応では、どうも得心がいかない。

 俺は江戸博自体は-あの趣味の悪い建物を別にすれば-、まあ、よい施設だと思っている。最近、デタラメ広告の問題でも批判を書いたが、それとて準公的機関としての責任と信頼性を保って欲しいという希望からのことである。今のところ、特に悪感情を持っているわけではない。
 善意に取れば、まだ、「ご指摘の箇所は近日中に確認」している最中であり、そのうちに「正しい」記述になって復活するのだろう。

 だが、それであれば、以前に開示していた情報は修正中である旨、何か記載があってしかるべきだと思うのだが。
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by SIGNAL-9 | 2007-10-01 16:28 | 秋葉原 研究(笑) | Comments(0)