<   2007年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

リアル志向動物看板

牛である。
c0071416_11565343.jpg

 これ、何かというと浅草の雷門通りで見かけた焼肉屋さんのディスプレイなんである(笑)。
 食肉関係の商売でウシのキャラクタを使っているケースは数多いが、この牛、妙に写実的なので生々しいような。
 確かに焼肉屋→牛というのは直截的ではあるが、現物を思い浮かべながら食べる奴はいないと思うのだが。

 そういえば昔、焼肉屋で食事を楽しまれていたご家族連れの横で『ドナドナ』をコーラスして、感受性の豊かなお子さんを泣かせてしまい、追い出された馬鹿学生の一団がいた。

 酒に酔ってのこととはいえ、なんという非道なことをしたのであろうか>俺。
c0071416_11571792.jpg

犬である。
c0071416_1157414.jpg

でかっ。

そりゃあ、ある程度でかくして目立たなければ広告ディスプレイの役に立たないわけであるが、これも作りがリアル志向なので、こうデカいとカワイイというには微妙な感じではある。
 下に写っている自動車で見て取れるようにペット関係の会社のようなので、確かに目立つので合目的的ではあると思うが。

この犬、サイズ比で言うと10倍スケールくらいだろうが、20倍スケールくらいあるそうなのがコレ。
c0071416_1157283.jpg

いや、カブトムシであることはわかる。甲殻の色艶テカリ具合といい、実に見事な出来である。

しかし何故にカブトムシ? それがなぜマンションの壁面に?
[PR]
by SIGNAL-9 | 2007-09-26 12:03 | 町歩き

レトロムービーコレクション

WHDジャパンからレトロムービーコレクションと題して、その筋なDVDが廉価に出ていたのだな。
 一般店頭には殆ど並んでいないので気がつかなかった。不明を恥じる次第である(…恥じるほどのことなのか?)。

 レトロムービーコレクションの紹介によると、中々愉快なラインナップである。
 さっそく何本か購入してみた。
  • "吸血鬼ノスフェラトゥ 新訳版" ¥ 500
  • "カリガリ博士 新訳版"  ¥ 500
  • "巨人ゴーレム 新訳版"  ¥ 500
  • "ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 新訳版" ¥ 500
  • "金星ロケット発進す" ¥ 780
  • "地球最終戦争" ¥ 780
  • "美人モデル 惨殺の古城" ¥ 780
  • "宇宙からの侵入者" ¥ 780
  • "血のバケツ" ¥ 780
  • "火星探検 ロケットシップX-M" ¥ 780
  • "猟奇島" ¥ 780
  • "狼男 謎の連続殺人" ¥ 780

 これだけ買っても1万円でお釣りがでるのだからうれしいではないか。

 『ノスフェラトゥ』や『カリガリ博士』、『生ける屍の夜』『金星ロケット発進す』あたりは当然(当然なのか)既に持っているのだが、比較の為に購入。

 バラツキもあるが、画質的には「そういうことは聞かないで」レベルである。500~780円でそういう無粋なことをいってはいけない。この手の作品を21世紀に字幕つきのDVDで見られるというのは、感謝こそすれ非難するようなスジアイではないのである(笑)

 うれしかったのは『猟奇島』。なぜかコレ、完全に見逃していたのだ。いや、もちろん作品としては知っていたのだが、俺的ベスト10に必ず入る『キングコング』と縁浅からぬ作品なのに、何故か今まで見る機会がなかった。俺的には幻の一本だったのだが、ようやく見られた。
 秀作である。この一本だけで完全に元を取った(笑)

 おまけに、まったく期待感なしだったのに拾い物もあった。『地球最終戦争』
 映画総体としてみると、まあ、アレな感じなのだが、クロード・レインズの怪演には一見の価値がある。『日本沈没』小林桂樹の田所博士と並び、マイ・フェイバリット博士入り決定。考えてみりゃあレインズのデビュー作『透明人間』もマッド博士モノではあるが、こっちの博士のキれ具合も(脚本のデタラメさと相まって^^;)非常に萌えるものがある。

 こういう映画を廉価に出してくれるトコロがあるのは、非常に喜ばしい。願わくば今後共かんばって欲しいものである。買い残した分も、鑑賞が追いつき次第順次購入してやるから(笑)

 さて、映画関係ではこんなニュースも。
 もっとも感動した映画ランキング発表 - 英HMV調査 マイコミジャーナル 2007/09/16
英HMVが来店客を対象に行った調査で、「もっとも感動した映画」は1994年公開の『ショーシャンクの空に』であるとの結果が出た。この調査は2,000以上もの作品の中から、もっとも感動した映画に投票してもらうというもの。僅差で『シンドラーのリスト』、『フォレスト・ガンプ ~一期一会』が上位3作にランクインした。
  1. ショーシャンクの空に
  2. シンドラーのリスト
  3. フォレスト・ガンプ/一期一会
  4. 素晴らしき哉! 人生
  5. リトル・ダンサー
  6. ブレイブハート
  7. グリーンマイル
  8. エリン・ブロコビッチ
  9. タイタニック
  10. スター・ウォーズ ジェダイの復讐
『素晴らしき哉! 人生』を挙げるヤツはフランク・キャプラの中でも一番出来の悪いものを何で選ぶのかとか『タイタニック』選んだやつは映画観る資格なしとか色々不穏な個人的思いはあるが(笑)、まあ、この種のランキングというのに、異論反論オブジェクションしても意味がないのは重々承知だ。しかし、そもそも「もっとも感動した」という基準がよく判らない。「泣ける」みたいな話にしちゃあ『ジェダイ』が入ってるのが何故という気はするし。『ブレイブハート』が入ってるあたり、エゲレスらしいランキングといえばらしいけど。
 曖昧な基準でヒトククリにしてランク付けつーのは無茶なような気もするがねぇ。

 よく思うのだが、この手のランキングって、もしかして「この映画が好き」じゃなくて「この映画が好き、と言ってる自分が好き」ランキングなんじゃねぇだろうか。「ああ、泣いちゃった。こういう名画で感動できるあたしってなんて心が純粋でゲージツ的なんでしょう」みたいな(笑)
[PR]
by SIGNAL-9 | 2007-09-18 14:41 | 読んだり見たり

「5分の充電で800km」新キャパシタ電気自動車

「5分の充電で800km」新キャパシタ電気自動車 Wired News Charlie Sorrel 2007年09月07日
米IBM社の元社員らが率いる米EEStor社(テキサス州)は、バッテリー技術の世界に、長らく待望されていた革命を起こそうとしている。

同社のバッテリーはキャパシタを利用しており、電気自動車の走行距離を、5分間の充電で約800キロメートルが可能になるよう飛躍的に増加させることができるという。
元記事のTexas startup says it has batteries beat By GRANT SLATER, Associated Press Writer Tue Sep 4, 9:19 AM ETによると、EEStorというテキサス州オースティンの会社が、わずか5分の充電で500マイル(約800キロ)走れる電気自動車用の「電気化学バッテリの置換技術」となるコンデンサ(オジサンは古い人間なので「コンデンサ」と言われないとピンとこないのだが、最近はキャパシタという表現のほうが一般的なのかな?)の特許(Patent No. 7,033,406)を取得したそうな。

 キャパシタ(コンデンサ)つーのは要するに、普通のバッテリーみたいに化学反応を利用するのでは無く、電気自体を蓄える仕掛けだが、それの革命的に効率的なモノを開発した、つーことらしい。
「これはパラダイム・シフトだ」とEEStorの発明のライセンスを受けた在トロントのZENNモーター社の最高経営責任者、イアン・クリフォードは語る。
「電気自動車の急所はエネルギーの貯蔵方法だった。間違いなく、この技術は内燃機関を不要にするだろう」
 EEStorという会社はIBMでディスク装置技術の仕事をしていたリチャード・D・ウェアとカール・ネルソンという人が2001年の立ち上げた会社だそうだ。

 これがマジな話だとすると、従来の400倍(!)の性能つーことになるそうで、
「どんな作り方なのか特許には書いてないじゃん」
「従来型の10倍くらいの電圧が必要なんじゃない? 普通のコンセントじゃ動かないと思うけど」
と懐疑的に見ている専門家も多いようである。

 ちなみにWired Newsの編集部の補注
[日本語版編集部注:AP通信の記事によると、この技術では通常のコンセントは使えない。非常に高い電圧をかけることが必要(Maxwell Technologies社の技術と比べた場合、10倍の電圧が必要。
というのは、元記事を読むと、同業他社であるMaxwell Technologies社の技術者の推測の部分である。要するに特許公報に記載されているわずかな情報から推測すると、という意味なので、ちょっと誤解を招く引用だと思うが、いずれにしてもアヤシいと思われているようである。

 ま、確かに、自動車を800キロ走らせる電力をちょっと考えてみると、5分充電でつーところが胡散臭さ大爆発であるが、Maxwell Technologies社のヒトが言ってる「俺は怪しいと思うけど…俺が間違ってればすごくウレシイけどね」という感想には頷けるものがあるわな。

 こーゆー風な「もしかしたら」気分があるから、永久機関詐欺に騙されるヤツが永久になくならないわけなのだが(爆)

 眉につばをつけて続報を待ちましょう(笑)。
[PR]
by SIGNAL-9 | 2007-09-07 18:27 | 奇妙な論理

ワンポイントなおしゃれ2

 建物の細部を愛でるという話を書いた。
 前回は主に「雷文」風の幾何学装飾を取り上げたが、最近の建物であまり見かけなくなったものとして、「彫刻」のタグイもある。

 これは日本橋、日銀横の貨幣博物館。
 さすがに明治の御世を髣髴とさせる、これ単独で作品として成立しそうな精緻な飾りである。
c0071416_15501069.jpg

 明治~昭和初期の建物の細部には、こういうおしゃれポイント(笑)が発見できることがある。
c0071416_15502188.jpg

 この手の込んだ装飾が施された建物、なんだかお分かりになるだろうか。
 電車の駅なのである。今時の駅舎だと、こういう感じの細部の凝り様は珍しいのではないだろうか。
c0071416_1550309.jpg

 こちらは超有名建築だが、日本橋の丸石ビルである。
 品良く豪華にして重厚。
 雨後の筍のようにぽこぽこ建てられる今時のオフィスビルに、このおしゃれさを求めるのは無理だろう。生きている建物なので写真は控えるが、エントランスも一見の価値がある。

 公的機関や大企業の建物は、金に飽かせてということもあるかもしれないが、中々どうして、単なる商家や民家でもこういうおしゃれ装飾を施しているものは見つかる。
c0071416_15504187.jpg

 この十字架風の模様、何を模したものなのか俺のごとき浅学菲才にはわからないが、何かいわく由縁がありそうではないか。昭和3~4年頃の建築らしい。関東大震災復興の頃だろうか。
c0071416_15505483.jpg

 こちらはもっと新しそうだが、コンビニの入ってるちょっと古めのビルの上に目を転じると、鷲の彫刻が眼下を睥睨している。
c0071416_1551437.jpg

 潰れてしまった商店なのだろうが、この高級額縁のような概観、いわゆる看板建築風建物としてもオシャレ度が高いではないか。

 結局、このタグイの装飾というのは、施工主や施工者のセンスが反映されるものなのだろう。

 俺自身はさして懐古趣味はないと思うのだが、こういう細部に目を向けてみると、最近の建物というのはかえって「退化」してしまった部分も多いのではないか、と思う。近年の建築物というのは建築技術的には遥かに進んでいるのかもしれないが、「趣味のよさ」という点ではどうなのだろうか?

 確かにこのような装飾というのは「役に立たない」ものであるし、維持管理のコストまで考えれば「邪魔」なもの、という見方も出来るだろう。だが、「でかいな」「高いな」以上の感想を持てない建物というのは、どうにも寂しいものがある。

 普通の民家の壁に、こういうレリーフが刻まれているのをみると、ヒトゴトながら嬉しくなってしまうのである。
c0071416_1551145.jpg

[PR]
by SIGNAL-9 | 2007-09-03 15:55 | 町歩き