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黄流熱風

ES細胞疑惑、残り2株も偽物 2005年12月26日11時11分 読売新聞
 【ソウル=中村勇一郎】韓国の黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大教授が論文をねつ造していた問題で、複数の韓国メディアは26日、ソウル大の調査委員会が鑑定中の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)2株についても偽物との判定を下し、患者組織から作製したとしていたES細胞は存在しなかったとの結論に達したと報じた。

 黄教授は今年5~6月に米科学誌「サイエンス」に掲載された論文で、クローン技術を使って患者組織から11株のES細胞を作製したとしていたが、9株については偽物だったり存在していなかったりしたことがすでに明らかになっており、調査委は残り2株について外部機関にDNA鑑定を依頼していた。

 鑑定の結果、2株も体細胞を提供した患者のDNAと一致しないことが判明し、調査委は共同研究者が経営する病院で冷凍保存されていた細胞と判断したという。
 激震が続いている韓国であるが、これで「詰み」だろうか。

 この分では最後の拠り所「論文は捏造だけど技術はあるもん」も、かな~り暗雲が立ち込めている気がする。

 米欧巻き込んだ事件の規模からいっても、黄禹錫ひとりに責任をおっかぶせて袋叩きで終了というわけにはいくまい。
 国を挙げて支援し、財界・マスメディアをはじめ多数の韓国国民が形の上ではこの詐欺的行為に加担してきたとすら、海外からは見えるわけであるから。

 疑惑を報じたテレビ番組が潰されただの、疑惑報道は国益に反するとまでの意見が出ただの、他所の国の事ながら顎が外れそうな気がしたが、国を挙げてそこまで突っ走ったツケはきちんと清算しておかないと、「もともとウソまみれの国なんじゃないの」といった悪口に裏づけを与えかねない。

 少なくとも既に欧米メディアの一部で、韓国の国家体制とか民族性とリンクさせた論調が登場してきており、過去の韓国産の論文の検証を進める動きも出ているのは事実であり、きっちりと対処しないと、韓国科学界には「痛手」という言葉では足りないほどの大打撃となるかもしれない。

 ま、がんばってくれ。

画像はNAVERでの拾い物。
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by SIGNAL-9 | 2005-12-26 12:30 | 奇妙な論理 | Comments(0)

はやぶさ、救出モード運用へ。帰還は2010年に延期

松浦晋也のL/D 「はやぶさリンク」:12月14日午前の記者会見
より。

 12月8日に再度燃料の漏洩が発生。その後現在に至るまで復旧ができないでいる。復旧可能性は比較的高いが、帰還を2010年6月に延期する。
12月9日以降、はやぶさとの交信は切れている。ただし解析の結果、復旧の可能性は60%ある。

 今後運用方針を、通常運用から救出モードへの転換が必要になる。救出モード運用は1年間継続する。2007年初めまでに復旧できた場合にはその時点からイオンエンジンを運転して2010年に地球帰還させる。
的川 最後に一言。どうも取材ありがとうございます。しばらくは報道は収束するでしょうが、徹夜取材ありがとうございます。今回は「おおすみ」以来の取材体制を敷いて貰いました。昨日、論説委員との懇談がありましたが、現場の記者の方と大分温度差があるのを感じました。現場の記者の方の熱気が上に伝わっていないと感じましたので、皆さん、よろしく御願いします(笑いが起きる)。
 今回、僅か数ヶ月ではやぶさチームも大きく成長しましたし、「こんなミッションをやってみたい」という若手も出てきました。JAXA役員の間でも「これはサポートせねば」と言う雰囲気がでてきている。
 今後ともニュースがあればなるべくひんぱんに出していこうと思っている。
 今後ともよろしく御願いします。

 サンプルリターン大成功か!と思っていたところ、少々残念な成り行きである。残念ではあるが、失敗のなんのと評価するのはまったく的外れであることは言うまでもない。

 「救出モードの1年間継続」にどのくらいコストがかかるのか分からんが、あんまり高くつくようなら、無理に戻そうとせずに、そのリソースを「次」に回してもいいんじゃないかと思うほどの成果は上げてくれたと思う。
 ま、これだけ困難なチャレンジを続けてきたチームであるから、救出ミッションを通しても今後に繋がる色々な成果を上げてくれるだろうと思うが。

 取得できたデータが来年3月までは公開されないのがちょっと残念だなぁ。
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by SIGNAL-9 | 2005-12-14 12:33 | 一般の話題 | Comments(0)

2005年12月13日 新型ASIMO発表!


 

新型ASIMOの紹介

 P3の衝撃は未だに忘れられないが、ASIMOはますます進化を遂げている。

 ワゴンは押しちゃうわ、人が追いついてくるのを立ち止まって待つわ、ラジオ体操は踊っちゃうわ、ナンというか、凄すぎ。

白眉は、時速6Kmの走行・高速旋回走行である。

スゴイというか、かわいい。激萌えである。

この調子なら、数年後にはガンダムくらい作れそうな気もするぞ>HONDA
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by SIGNAL-9 | 2005-12-13 17:54 | 一般の話題 | Comments(0)

1株1円で61万株

重過ぎるミスの代償 みずほ証券 誤発注 2005年12月9日 読売新聞
8日の東京株式市場で、みずほ証券が大量の誤発注を出した原因は、受け付けた売り注文の価格と株数を誤入力したうえ、警告も見落としたというお粗末な管理体制にあった。270億円の含み損を抱えたうえ、今後、損失を被った投資家から損害賠償を求められれば、財務負担は重くなり、みずほ証券の経営を直撃するのは必至だ。
事故続きの証券関係、いったいどうしたんだ?

 たった1行のミスから始まって1年分の売上がパァというのは悪夢のような話だが、投資家や、未決済株の後始末のために売買停止までされてしまったジェイコムにとっては悪夢どころの話ではなかろう。
担当者がコンピューターに注文を入力する際に、「1株61万円で1株を売る」とすべきところを、誤って「1株1円で61万株を売る」とする注文を出した。

 この際、コンピューターの画面に、異常な注文内容を示す警告が表示されたが、担当者がこれを無視して発注してしまった。「警告はたまに表示されるため、つい無視してしまった」

担当者は、誤った注文を出してから、1分25秒後に誤りに気付き、3回にわたり、売り注文を取り消すための指示を送ったが、東証のコンピューターに認識されなかった。東証と直接結ぶ売買システムも使って取り消そうとしたが、こちらにも失敗した。


何故取り消せなかったのかについては続報が出ている。ジェイコム株 東証、終日売買停止に 2005年12月09日 東京新聞
みずほ証券が誤発注を取り消せなかった原因については、取り消し注文の内容が誤っていたためだったことが分かった。同証券は八日、ジェイコム株を「六十一万円で一株の売り」を「一円で六十一万株の売り」と誤って発注。売り注文を出したとほぼ同時に初値六十七万二千円が付いた。

 初値をつけた時点で自動的に、取引できる値段の下限(ストップ安)は五十七万二千円、上限(ストップ高)は七十七万二千円と決まった。同証券の売り注文も自動的に値幅制限の下限値「五十七万二千円」に変換された。同証券は繰り返し注文取り消しの操作を行ったが、売値が「一円」に設定されたままの状態だったため東証のシステムに認識されず、取り消すことができなかったとみられる。

 自動的に注文内容が変わる点について東証は、「常識と思っていた。一円の注文を取り消そうとするとは思わなかった」(天野常務)と指摘し、認識の違いを明らかにした。注文が制限値幅を超えた場合の扱いは、東証の業務規定に明記されている。

 東証の売買監視担当者は誤発注に気づき、みずほの担当者に三回にわたり取り消しを要請したが、みずほ側は「うまくできない」と回答。取り消しの注文内容が誤っていたことには双方とも気づかず、十分程度で売り注文の六十一万株すべてが買われてしまった。東証は、値幅制限下限の五十七万二千円で取り消し注文を出していれば実際に取り消されていたはずだと説明している。


話だけ聞くと、今まで運用できてたのが不思議なくらいだが

  1. 入力ミスの警告を無視しちゃったこと
  2. そもそも空売り(元々の株式が61万株も存在しない)になるのにそのまんま市場に通してしまったこと
  3. 取り消し注文のオペレーションが間違っている事に誰も気がつかなかったこと

コンピュータ屋の目で見て他山の石とするとしたら、
  1. そもそも無視できるようなものは警告メッセージと言えないのではないか。一定の閾値を超えるようなケースでは、必ず何らかの認証認可のサブシステムに流れるなり検討されているべきなのではないか。
  2. 「やろうと思えば」「空売り」ができることと、それが「いつでもできる」ことには大きな差がある。破天荒な-つまり閾値を越えたと見なせるような-操作にはそれなりの持って回った手順が必要なのではないか
  3. 取消注文の入力には今回のような「入力ミス」の取り消しというケースは考慮されていなかったのか。
…いくらでも挙げられそうだ。

---------12月13日 追記
その後、結局上の東京新聞記事-非は取り消し注文を間違えたみずほ側にあり-と異なり、東証側の取り消しシステムに問題ありということで決着したようだが、本エントリの結論部分は変わらない。ホントによく今まで運用できてたものだねぇ…
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by SIGNAL-9 | 2005-12-09 15:13 | 電算機関係の話題 | Comments(0)

「はやぶさ 実は弾丸発射せず」NHKニュース

NHKニュース 12/07 16:24
「はやぶさ」は、先月26日、小惑星「イトカワ」の地表に着地してその瞬間に2発の弾丸を発射したとして、宇宙航空機構は、岩石のかけらを採取することに成功したと発表していました。しかし、その後、「はやぶさ」からデータを取り寄せてあらためて当時の状況を解析した結果、弾丸を発射するための火薬が破裂していなかったことがわかりました。このため宇宙航空機構では、「はやぶさ」は弾丸を1発も発射していなかった可能性が高いことがわかり、7日、文部科学省に報告しました。しかし、岩石のかけらの採取については、2回小惑星に着地しているため、その衝撃で少量ながらも採取できている可能性はあるとしています。宇宙航空機構では、現在トラブルを起こしている姿勢制御装置を何とか回復させて、「はやぶさ」を今月中に地球に帰還させる軌道に乗せることに全力をあげることにしています。
一般向けニュースだと「失敗」的な部分にフォーカスがあたるが、JAXAのプレスリリースの方だと多少ニュアンスが異なっている。
その後、試料採取のための弾丸発射の火工品制御装置の記録が取得でき、それによれば、正常にプロジェクタイル(弾丸)が発射されたことを示すデータが確認できず、11月26日にプロジェクタイルが発射されなかった可能性が高いことがわかりました。ただし、システム全般の電源が広い範囲でリセットされたことによる影響も考えられ、11月26日の着陸前後に実施されたシーケンスの確認も含め、詳細を解析中です。
(中略)
 「はやぶさ」は、現在、イオンエンジン立ち上げのために、各機器を1つずつ再起動し、試験・確認を行っているところです。今後、Z軸リアクションホイールを使用する姿勢制御へ移行し、イオンエンジンの運転再開を行いたいと考えています。運転再開は、早くても来週後半の14日以降になる見通しです。帰還軌道計画については、現在もなお再設計中で、エンジンの運用効率の緩和などに検討が必要ですが、姿勢制御の回復(化学エンジンの復旧等)に目途をつけ、地球帰還に向けて努力致します。
詳しくは全文を読んでほしい。苦闘激闘が偲ばれ、涙なくしては読めん

あいかわらずだが、声援を送る。

がんばれはやぶさ。がんばれJAXAのおじ…いや、おにいさんたち!
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by SIGNAL-9 | 2005-12-07 18:03 | 一般の話題 | Comments(0)