カテゴリ:奇妙な論理( 56 )

「顧客提訴 反響よぶ会社の訴訟支援」

 社員と顧客との係争を会社が支援、という珍しい事件なので注目を集めているようだが。
 ネットを眺めてみると、その『構図』にきな臭いものを感じた向きもあるようだ。あちこちのブログを流してみると、以下のような疑問点が挙げられていた;

  1. 事件発生が2005年2月だが、提訴日が2006年7月31日。1年以上前の事件を何故今頃?
  2. 「在日コリアン人権協会」という団体が発行している『liber~リベール~』という機関紙の 117号 4月号(2006年3月25日発行)にこの提訴の特集が組まれている。
  3. 個人間の民事訴訟なのに、なぜマスコミへ流れたのだろう? 会社がニュースリリースしたわけでもないようだが。
  4. 公の場所での発言でもないのに新聞への謝罪文の掲載を求めているのは何故?
報道の初期段階では「訴状などによると」と告発側の発言しか出ていなかったが、

顧客提訴 反響よぶ会社の訴訟支援 東京新聞 によると、
訴状などによると、昨年二月、徐さんはマンションの排水管詰まりの緊急工事報告書と今後の改修工事の見積書を持ってマンションオーナーの被告男性方を訪問。ハングル文字と漢字、カタカナの読みがなが入った名刺を見た被告男性は「積水ハウスという看板とこの名前を一緒に載せるとはけんかを売っているのか」「ようこれで商売するな」などと約二時間、差別的発言を続けたとしている。

 これに対し、被告男性は「差別意識に基づいて言ったことではない」と反論する。

 男性によると、「二、三万円の工事と思っていたら、最初二十五万円を請求された。ネズミが一階の空き店舗の床下から石を運んでいて、一、二カ月後にはまた詰まるので、五十万-百万円の改修工事が必要と説明された。金額が法外だと思ったし、説明にも非常な疑念を持った」という。

 名刺については「読みがなが小さくて見えず、『じょさん』とお呼びしたら、『違う』と言われて何を言っているのか分からなかった。そこから(表記を)どれか一つにしてほしいと言った。改修工事も断ると言っても聞いてもらえなかった」という。提訴を「人権で圧力をかけて自分の言う通りにさせる商売のやり方」と批判。両者の主張は全面的に食い違っている。

 積水ハウスは「勤務中に生じた事案であるため、当社としても先方と折衝し円満解決を試みましたが、解決に至りませんでした。(徐さんに対する支援は)雇用管理や社会的責任という観点から行っています」と公式にコメント。同社の山口英大広報部長は「従業員を会社が守れなくて誰が守るのかということです」と補足する。
被告男性側に立って考えれば、配管の詰まりの修繕程度で25万円の請求だの、「ネズミが一階の空き店舗の床下から石を運んでいて、一、二カ月後にはまた詰まる」(そもそも、こんなことってあるのか?)などという怪しげな理由で50万なんて見積もってこられりゃあ、怒り出しても当然なのではないか。

 本当に差別発言があったのかどうかは定かではないが、『喧嘩』の最中の発言(おまけに「勤務中に生じた事案」=自分のトコの商売に起因するトラブル)を「人権」に結びつけて訴訟というのは、大人気ないし税金の無駄遣いというのが正直な感想である。さらに「新聞に謝罪広告」だの「人権協会」による援護射撃だのでは、ある種の『キャンペーン』と取られても仕方ないような気もするが。

 少なくとも俺は、この記事を読んだ限りでは被告男性側に味方したくなっちゃたな。

 積水ハウスの営業マンと話をするときには録音機常備が必要というわけかねぇ。
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by SIGNAL-9 | 2006-08-08 14:41 | 奇妙な論理 | Comments(0)

「意図的ではなかった」

TBSまたやった…「旧731部隊」特集に安倍氏無関係写真 (2006年7月27日06時00分 スポーツ報知)
TBS系報道番組「イブニング・ファイブ」が、今月21日に放送した旧日本軍731部隊に関する特集の冒頭部分で、ニュース内容とは無関係な安倍晋三官房長官(51)の写真パネルが映り込んでいたことが26日、判明。総務省が調査を始めた。安倍氏も、この日の会見で「わたしの政治生命を傷つけようということなら大きな問題だ」と激怒。報道番組でのトラブル頻発のTBSは、今回の件について、「意図的ではなかった」と釈明した。
【TBSのトラブル史】

 ▼オウム報道関連
〈1〉95年、オウム真理教関連番組の映像に、麻原彰晃こと松本智津夫被告の顔のカットなどをサブリミナル効果を狙って挿入。
〈2〉89年の坂本弁護士一家殺害事件前、放送前の坂本弁護士インタビューのビデオをオウム幹部に見せていたことが96年、発覚。社長(当時)が辞任。
〈3〉04年、オウム関連番組で「林郁夫受刑者を知る元受刑者」としてインタビューした男性が、実は林受刑者と面識がなかったことが発覚。

 ▼ねつ造? 03年11月、「サンデーモーニング」が石原慎太郎都知事の「日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」との発言に、正反対の「100%正当化するつもりだ」との字幕を付けて放送。都知事から「ねつ造だ」と告訴される。

 ▼誤訳? 今年6月、「ニュース23」が、小泉首相の靖国参拝に関し、ヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長(共和党)が「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語った言葉を、「行くべきではないと強く思っている」との日本語字幕で放送。
 TBS的には「意図的」でなければ、人様の顔写真をまったく文脈の異なる場面で晒してもごめんなさいで済まされる…ということなわけだ。
 もしも俺がここにTBSの井上社長の御尊顔をアドルフ・ヒトラーやゲッペルスと並べて掲示しても、意図的でなければ謝っちゃえばいいのだな。書き込みは「何度もチェックしたが、」書き込みの「リード(導入)部分なのでチェックが甘くなった可能性がある」とでもいっときゃあいいんでしょ?

 当該放送を見た個人的印象は「どう見ても意図的です。ほんとうにありがとうございました」である。

 石原都知事の件もヘンリー・ハイド委員長の件も、どうみても「ミス」には見えない。アレが「意図的でない」=「無意識」であるとしたら、そりゃあどんなイドの怪物だ? TBSには無意識にこういことをやってしまう会社風土があるつーことか? そっちの方がよっぽど恐ろしいのだが。

 俺は安倍官房長官や石原都知事の支持者でもナンでもない、つーか、むしろこのご両人の政治上の姿勢信条にはさして共感を持っていないのであるが、こういう卑劣なやり方は政治信条以前に嫌悪感を覚える。

 度重なる不祥事に、2ちゃんねる発で抗議の署名運動が始まったようだ
 表立って抗議の声を挙げないまでも、「またTBSか」と思ったヤツが確実に増えたことは間違いあるまい。
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by SIGNAL-9 | 2006-07-31 16:22 | 奇妙な論理 | Comments(0)

畏怖が生み出した病弊

「悪魔の詩」翻訳者殺害7月時効 手がかり求め遺族奔走 asahi.com 2006年06月10日15時47分
イスラム教を侮辱したとして物議を醸した小説「悪魔の詩」の翻訳者で、筑波大助教授の五十嵐一さん(当時44)が91年、筑波大構内で刺殺された事件が今年7月で時効を迎える。「国際テロ」の疑いでの捜査も進められたが、真相は不明のまま。遺族は、もどかしさを募らせている。
 同日の読売新聞記事によると『首を刃物で切りつけた残忍な手口などから、「90%以上の確率で外国人による犯行」(県警幹部)との見方を取った』とのことだが、犯行声明らしきものが出たという話も聞かない。予断はいかんのかもしれんが、まあ、やっぱり「悪魔の詩」を翻訳したことが原因という推定は妥当なところだと思う。

宗教がらみということではこんな記事も。

「ダ・ヴィンチ・コード」、中国で一斉に上映中止 2006年6月10日20時34分 読売新聞
【北京=末続哲也】中国国内の映画館は9日、キリストの描写などをめぐり国際的な論議を呼んでいる話題の米映画「ダ・ヴィンチ・コード」の上映を一斉に打ち切った。

 中国当局が上映中止を急きょ命じたためで、国内カトリック教徒の反発に配慮した結果と見られている。
 マルクス主義的には「宗教は阿片だ」ってことになってるそうだから、表向きは「国内映画の上映推進」つーことになっているようだが、こりゃやっぱりデモでも起こって「不測の事態」が発生するのを嫌ってってことなのだろうな。

 つーか、「ダ・ヴィンチ・コード」も前提からして「ウソ・誇張」なんだから、フィクションとしての立場を守ってりゃあいいのに、作者自ら「事実である」みたいなヨタを飛ばすもんだからこーゆー騒ぎになる。
 まあ、話題になってトータルで儲かりゃそれでOKなんだろうけど。「悪魔の詩」の再現みたいなことにならないようにダン・ブラウンも注意したほうがいいかもな。

 俺は学生の頃に宗教色の強い学校に通っていたこともあって、「人類にとって、宗教は畏怖が生み出した病弊であり、数え切れない悲惨さの根源である」(バートランド・ラッセル 『私がキリスト教徒でない理由と、宗教ならびに宗教関係のエッセー集』)つー事の多くの実例を目撃してきたのだが(笑)、昨日はテレビを見ていても、シューキョーに三千万円寄付しちゃった主婦(TBSの「報道特集」)やらNHK「日本の、これから」でキャンキャン騒いでた市民運動屋のオバサン(カルト宗教の信者そのものだったね)など、はまり込んじゃったヒトタチの痛々しい有様を見るにつけ、まぁ、人間、あんまりマジメじゃなくテキトーに生きてるのがいいわなぁ…と改めて思った次第。
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by SIGNAL-9 | 2006-06-12 12:33 | 奇妙な論理 | Comments(0)

さいたま脳の恐怖

UFOは存在せず 英国防省が結論  2006/05/08 09:17 共同

 【ロンドン7日共同】英国防省が未確認飛行物体(UFO)に関する本格的な科学的研究調査を行い、空飛ぶ円盤が存在する証拠はないと結論付けた報告書を2000年に作成していたことが7日分かった。

 400ページに及ぶ報告書はこのほど機密指定が解除され、情報公開法に基づき同省のUFO関連文書を請求していた大学研究者に公開された。国防省は今月15日から、報告書を同省のウェブサイトでも公開する。

 英BBC放送によると、研究は英国内のUFOの目撃情報を4年間かけて検証。空中に現れる異常は、大気現象やその電磁的影響によるものが大きいと指摘し「自然現象以外の、何者かにコントロールされていると思われるものはなかった」と述べ「宇宙人」などの関与を否定した。
 「UFOは存在せず」という記事の表題だが、正確には「UFOがエイリアン・クラフトである証拠は皆無」つーことだよな。 BBCの元記事にはちゃんと
UFO study finds no sign of aliens By Mark Simpson BBC News
A confidential Ministry of Defence report on Unidentified Flying Objects has concluded that there is no proof of alien life forms.
と書いてあるし。

 余談だが、UFO≠エイリアン・クラフト論者でも「広い宇宙には異星人自体は存在する」という考えの人もいるだろうが、俺は最近は、この宇宙で「知的」生命体-つまり我々人類とコミュニケーションが成立するような生物-と呼べるモノが存在するのはこの地球ただひとつなのではないかという意見に傾いている。まあ、単に「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由」を読んでみて、「見当たらないのはいないから」説に納得しちゃっただけなのだが(笑)

 さて、今時「宇宙人の乗った空飛ぶ円盤」は笑い話のネタだろうが、一方ではこんな記事もあるので油断できない。

子どもの『ゲーム脳』共同研究提案へ 知事、首都圏サミットで 東京新聞 埼玉版 5/10
十五日に開催される八都県市首脳会議(首都圏サミット)で、上田清司知事は九日の記者会見で、「テレビゲームなど映像の子どもの脳への悪影響」についての共同研究を提案することを明らかにした。

 テレビゲームの子どもに対する影響については、文部科学省が二〇〇四年度から十年以上継続する予定で、全国的な乳幼児の影響調査を始めている。同省基盤政策課は「子どもが切れやすくなっているといわれるが、テレビゲームなど映像の影響なのか、母親などとのコミュニケーション不足なのか、原因が分からない。調査で客観的なデータを積み上げたい」としている。

 上田知事は首都圏サミットで提案する共同研究について「文科省と違った角度で、八都県市が一体で取り組めば成果が出る。国の調査をうのみにしなくても済む」と話した。上田知事の構想では「脳が固まる前の九歳児まで」が調査の対象。「テレビゲームやビデオの映像を見ていると、脳の前頭前野の機能が低下し、脳内が汚染されるというデータもある。子どもの異常な犯罪が増えている。知らないふりはできない。研究の成果次第で、(テレビゲームなどの販売を)規制せざるを得ない事態もありうる」としている。 (藤原正樹)
 
「テレビゲームやビデオの映像を見ていると、脳の前頭前野の機能が低下し、脳内が汚染されるというデータもある」
 上田知事に伺いたい。どこのどんな<データ>なんですか? まさかこの人のことじゃないですよね?

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ゲーム脳
ゲーム脳(げーむのう)は、日本大学文理学部体育学科教授の森昭雄が、2002年7月に出版した著書『ゲーム脳の恐怖』において提示した造語である。森はゲーム中の脳波を測定する実験によって「テレビゲームが人間の脳に与える悪影響」を見出したと主張しており、この状態を象徴的に表現したものである。しかし、主張の科学的正当性や根拠をめぐっては批判的な見解が多く、同書は2003年度の「日本トンデモ本大賞」にノミネートされている

ゲーム脳に関する研究については2002年10月、同書の出版に先立って、森は自ら日本健康行動科学会を設立、同会理事長を務め、第1回学術大会において口頭発表を行った。しかし、学術論文誌に論文は掲載されていない。なお、同会は名称に「学会」を含んでいるが、日本学術会議には登録されていない(日本において「学会」を名乗る事の規制や条件はなく、自由である)。また、森はマスコミなどには「脳神経学者」の肩書きで登場する事が多いが、実際は文学部出身であり、医学には転向したものの博士論文は脳でも神経でもなく筋肉に関する論文であり、現在も専門は運動生理学である。
 非専門家一個人が、自前の測定方法で測定した、他で検証されていない結果つーのはふつう科学的<データ>とは呼ばないんですが。知事が公式に発言されているということは、もっと根拠のしっかりした<データ>があるのですよね?

 ちなみに文部科学省の調査というのは、知事がおっしゃているような「テレビゲームやビデオの映像を見ていると、脳の前頭前野の機能が低下し、脳内が汚染される」(ゴーストハックか^^;)つーようなことだけ調査してるんじゃなく、もっと総論的な調査だと思うんですが。
「子どもの異常な犯罪が増えている」
 ホントに?
教育社会学の広田照幸東大助教授のご意見だと
戦後の数十年間の犯罪・非行統計をきちんと調べてみると、意外なことに他の先進諸国の傾向とは異なり、最近の青少年は昔に比べてはるかにおとなしくなっている。最近、年齢層別殺人率を十年ごとに算出した長谷川眞理子・早大教授が、青少年が「殺人」で検挙される割合は、戦後一貫して低下していることを指摘して反響を呼んだ(『WEDGE』五月号ほか)。私も統計を検討し直してみたが、殺人率の低下だけでなく、全体として、青少年は決して凶悪化しているわけではない、という結論に至った(『教育学年報 8』世織書房、十月刊行予定)。
つーことで、別の意見もあるようですが。
「研究の成果次第で、(テレビゲームなどの販売を)規制せざるを得ない事態もありうる」
いきなり「規制」に踏み込んでの御発言。ヤル気まんまんですね。

 そうそう、ゲーム脳の森教授は携帯電話でもゲーム脳になると主張しておられたようですよ。ゲームとケータイの普及率を考えりゃあ、ケータイを規制するのが先なんじゃないですかねぇ?

 ちなみに森教授によると、プログラマの脳波は痴呆患者と同じだという<データ>もあるそうです。俺みたいなゲーム大好きの職業プログラマは「脳内が汚染」されまくってるんでしょうね。
さいたま県ではいっそコンピュータ全般規制の対象にしたらどうでしょうか。

 どんなモノでも、およそ人間と相互作用(インタラクティブ)するモノだったら、人間に対する影響はあるだろう。「ゲームにかぶれて」犯罪を犯すような青少年だっているのだろう。

 だからといって「ゲームを規制すれば青少年犯罪は減る」つー無茶な理屈が成立しないことは、因果関係と相関関係の違いだの必要条件と十分条件だの持ち出さなくても、どんなアホでも分かると思うのだ。

 まさか、天下のさいたま県知事様がそんなアホであるとも思えないので、規制という目的ありきでゲームを悪者を仕立て上げようとしているのではないか、「県認定マークがないとゲーム販売を認めず。認定はこの公益特殊法人にて発行」とかいって利権にしようとしてるんじゃねーか? と邪推されても仕方なかろう。
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by SIGNAL-9 | 2006-05-10 13:49 | 奇妙な論理 | Comments(0)

ふたりの永田ぼっちゃんへ。

NHK番組改変・説明「出向いたことに」 担当者が証言 2006年03月23日02時16分 朝日新聞
NHKの番組が01年、放送直前に改変された問題で、取材対象の市民団体とNHKなどが争っている訴訟の口頭弁論が22日、東京高裁で開かれ、当時のチーフプロデューサー・永田浩三氏が証人として出廷した。朝日新聞の記事などで番組への政治家の関与が指摘された後の昨年1月、NHK幹部らが対応を話し合った際、放送前に安倍晋三衆院議員に会った経緯について「呼びつけられたのでなく、こちらから出向いたことにしよう」とのやりとりがあったと証言した。話し合いに参加した上司から聞いた内容として明らかにした。
(中略)
 永田氏は、慰安婦や加害兵士の証言が、「信憑性(しんぴょうせい)が疑わしい」との理由で放送直前に削られたことについて「つらい経験をされた方の言葉について疑うのはあり得ないと思っている」と声を詰まらせた。改変に抵抗できなかったことについて「悔いが残る。5年前に戻りたい」とも述べた。
平沢氏 永田議員を“取り調べ” 24日質疑 元警察官僚が40分間真っ向勝負 2006年3月22日 スポーツ報知
永田氏の説明によると、フリー記者とは昨年10月18日に別の民主党所属議員の秘書の紹介で初めて会い、メールは2月8日、フリー記者から議員会館の事務所で受け取ったという。

 その際に、メールがライブドアを直前に退職した社員が自分が使っていたパソコンのデータをコピーして持ち出した資料に含まれていたとの説明を受けたとし、フリーの記者は「永田さんの功績にしてほしい」とささやいたという。

 振込口座に関しては2月15日に「大手都銀の銀座支店」と伝えられたという。永田氏は「本物と信じ切っていた。偽造されたメールとはつゆほども思わなかった」と述べた。
「つらい経験をされた方の言葉について疑うのはあり得ないと思っている」
本物と信じ切っていた。偽造されたメールとはつゆほども思わなかった」

 なんだろうねぇ、どうも(嘆息)。

 要するに、「理屈や証拠はいらない。バカボンのパパだからパパなのだ」
 「印象」や「感情」だけで、この人たちは自分の立場上の「権力」を行使しちゃってるわけだ。
 しかも両方とも「上司から聞いた」「「つらい経験をされた(と自称している)方」「フリー記者から聞いた」だのって、一方的で特定の情報源から又聞きで聞いただけじゃん。

 お二人とも人間的に幼いようだから、もっとおかあさんみたいに教えてあげよう。

 人間は嘘をつくし間違えるんだよ。

 だから、公に人を批判したり非難しようとしたりする時にはそれ相応の根拠の提示が求められるわけ。
 そうじゃないと、借りてもいない金を返せと迫る暴力団の脅迫と変わらなくなってしまうの。わかる?

 おまけに「正義は我にあり」だなんて予め偏向した立場でモノゴトを判断しちゃうと、魔女狩りだのファシズムだの、どんどん良くない方向にいっちゃうの。
 悲しいかな人間というのはそういうものなの。

 おまけにあなたたちは報道とか国政とか、その立場に対してある程度の権力=第三者・社会に対する影響力を付与された仕事に携わっているわけ(あなた個人に付与されたけんりじゃないのよ)。
 アノ人がそーいってたから真実に違いないって、主婦の井戸端会議ならいざしらず、そういう仕事をしている人間がそんなメンタリティでやられちゃあたまらないのよ。
「俺の印象だと癌だから、シリツしちゃいましょう」なんてお医者がいたら怖いでしょう?

 んあこたぁ、一般社会でフツーに暮らしてみりゃあ嫌でも分かることなんだが。ご両人ともいっぺん一般社会で生活してみたら如何なものか。

 コンピュータのサポートセンタなんかおすすめですぜ。
 人間つーのがどれほど不正確で不正直で言う事がコロコロ変わりしかも自分の誤りを認めないイキモノなのか、一日でよくわかるから(笑)

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by SIGNAL-9 | 2006-03-23 11:22 | 奇妙な論理 | Comments(0)

村井宗明衆議院議員、Blogで証拠隠滅?

 昨日取り上げた、「衆議院議員村井宗明 国会実況生ライブ」の2006年02月18日付けの記事「武部次男疑惑について」である。

 民主党系の衆議院議員という立場の方が書いた文書であることを考えると、名誉毀損にすら当たる内容ではないか、と指摘しておいた。

 民主党謝罪会見の翌日である今日見たら、このエントリだけ、なんのコメントも無く消してあるではないの(爆)

 当該ホームページはGoogleのキャッシュからキャプチャ済みなので、いちおう晒しておこう。
c0071416_103436100.jpg

 画像ファイルがあまりでかくなるのもナンなので問題の部分だけのトリミングであるが、俺の手元には、ページ丸ごと残してあるのはいうまでもない。

 紙に打った「メールらしきもの」と違い、この画像には相当に信頼性があるものと自負しているのだが、ど~よ(笑)

 Googleのキャッシュはここに3月1日10時現在残っている。まあ放っておけば消えると思うけど、本当に無かったことにしたいのなら、Googleにキャッシュ消去の申請出さないとダメですよ、村井議員(笑)

 なんでこういう、証拠隠滅みたいなマネができるのかねぇ。

 公的な立場の人が公的な立場で公的な場所に表明した意見が、誤りだったと気づいたら、どこがどう間違っていたので消しました・修正しました、程度のコメントがあってしかるべきだと思うんだけど。

 2月28日付けで、村井議員は、口を拭ってこう書いている。
フリーの記者からの情報を信じた永田議員は、本当に軽率でした。これによって、耐震偽装、危険な輸入牛肉、談合汚職など、もっと重要な問題を国会で追及できなくなった事こそが国民にとってマイナスでした。
新しい時代への変わり目では、常に失敗や旧体制側の激しい抵抗などで、困難が生じるもの。だからこそ、もっと慎重に、かつ勇敢に突き進む力が必要ですね。
他人事のように書いている村井議員、あなたは10日前にはこう書いていたのですよ
武部幹事長は次男の参考人招致を拒絶せずに容認してほしいと思います。真相を知るために、どちらも堂々と白黒をつけるべきですよね。
 いや、いくらなんでも国会議員がこんないい加減なことをやるはずが無いよな。きっとこれからちゃんとした総括の書き込みがあるに決まってるよ。

 ねえ、そうですよね村井議員。天下の国会議員が、しかも『「本物の政治家」と「偽物の政治家」の違いは何でしょうか?』(2月26日付)なんてご高説を垂れている方が、そんなみっともないマネはしませんよねぇ。

----------------- 3月2日追記

で、今日見てみたら、2/28付けのエントリに、俺がつけたトラックバック削除してますよ(笑)

 もちろん、上記問題に関してのコメントはなし。

コメントもトラックバックも禁止ですか。なんのためのBlogなんでしょーかねぇ?
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by SIGNAL-9 | 2006-03-01 10:35 | 奇妙な論理 | Comments(8)

あぶり出しとしての永田メール問題

 「巨大な政治の闇」だの「闇の勢力」だの、陰謀論を言い出している民主党議員が登場しているようだが。

 …そりゃあ、自分が目をツブってりゃあ、世の中真っ暗闇だわな(爆笑)

 いくらなんでも非道いな、と思ったのは、「衆議院議員村井宗明 国会実況生ライブ 武部次男疑惑について」と称するBlogである。プロフィールを信用するとすれば、「衆議院議員の村井宗明です。富山1区(富山市)選出の32歳です。」が書いているそうなのだが、いきなり民間人を犯罪者扱いだ。
 以下、記録の為に全文を引用しておく。
武部次男疑惑について
2006年02月18日 / Weblog

 ホリエモンから武部次男への3000万円振り込み疑惑で国会が緊迫しています。私も振り込みがあったのか、それともなかったのか、真相を見守っています。指示メールまでは公開しましたが、肝心の証拠となる武部次男の通帳がこちらの手になく公開できません。
 武部幹事長は次男の参考人招致を拒絶せずに容認してほしいと思います。真相を知るために、どちらも堂々と白黒をつけるべきですよね。
 ただ、永田議員も犯行を断定せずに、「武部次男に疑惑があるから国会にきてほしい」という言い方をすべきだったのかもしれませんね。ただし、問題となっている「武部次男の通帳」を永田議員側が公開できないと証拠がないというのは言い過ぎではないでしょうか?
 最大の争点は、武部幹事長が次男の参考人招致を拒絶するか、堂々と容認するかですね。
おどろいたね、どうも。
指示メールまでは公開しましたが、肝心の証拠となる武部次男の通帳がこちらの手になく公開できません。
 もしかして民主党は「通帳」があったら公開していたつもりなのか? 民間人である武部氏の次男の通帳を? てゆーか、民主党の議員って、そういうことに違和感も危険性も感じないの?
ただ、永田議員も犯行を断定せずに、「武部次男に疑惑があるから国会にきてほしい」という言い方をすべきだったのかもしれませんね。
 「犯行」と来ましたよ。いきなり犯罪者扱いですか。 
ただし、問題となっている「武部次男の通帳」を永田議員側が公開できないと証拠がないというのは言い過ぎではないでしょうか?
 だーかーらー、誰が「武部次男の通帳」を出せ、なんて要求してたんですか? 疑惑があるとかいう口座番号を含めて、調査すべき根拠を出してないのは民主党の方でしょう?
最大の争点は、武部幹事長が次男の参考人招致を拒絶するか、堂々と容認するかですね。
は~あ。あきれ果てた。怪文書を根拠に一般市民を参考人招致しろですか。いったいどこの独裁政権ですかね。

 これは十分に名誉毀損に当たると思うのだが。本気でこんなこと書いてるのだろうか、この衆議院議員氏は。

 今回の永田メール問題でおもしろかったのは、このように、いろんな意味でのあぶり出しになっているということだ。

 連日テレビに出まくって、ブッ飛んだ主張を繰り返していた河村議員や、スーパーハッカーに証拠を消されたとテレビで主張していた原口議員

 まあ、この辺りは当事者といえなくも無いので、多少我を忘れてても同情の余地はあると思うが、「メールはウソでも内容はホントかも」と、国政調査権発動を主張していた高田万由子氏やら倉田真由美氏やらの「コメンテータ」陣はどうなのか。
 この手の人たちは御自分やその家族が、出所不明の怪文書で責められたら…みたいな想像力はないのかねぇ。

 特によくわからないのが、勝谷誠彦氏だ。「勝谷誠彦の××な日々。」、2006/02/25 (土) では
まず「例のメールは必ずしも偽物とは断定できない」。宛て名については私が先に書いたように「山崎」でほぼ確定。中に登場している宮内は「ライブドアの宮内とは限らない」。メールの行の頭が揃っていないなどの理由のキーは「転送」。そして情報源の秘匿とともに入手方法に問題があった故にその部分の公表ができないとの見方も。次。民主党幹部が時折口にする「内外の口座」に党は命運をかけている。特に「外」。110億円とも言われる金がひとつの口座だけでも通過している。ここで浮上してくるのが投資事業組合と野口英昭さんの名前であってそれだけに命懸けの慎重な調査が求められている。最後に事件は国際政治的な広がりを持つ可能性。永田爆弾のあと情報はすぐにホワイトハウスに達していた。アメリカの各方面も今回の金の流れには重大な関心を抱いている。こちらのルートの解明は特捜部よりも民主党が頑張るしかない。特捜は別の方面でうまくすると政治家までたどり着く。それを誰より待ち望んでいるのは阪神電鉄の社長…おっとつるかめつるかめ(苦笑)。民主党の足を引っ張るといけないので書けないことばかりだがや(河村たかし調・笑)。陣笠どもは別として自民党は笑顔ほど余裕ではない。民主党は馬鹿マスコミが言うほど馬鹿ではない
ところがわずか3日後の2006/02/28 (火) では
当初私が書いたように小泉さんは素早く権力ならではの情報網を使ってあるいはライターの金の流れまで調べて身元を把握し「ガセネタ」発言となったのである。私が仰天したのは永田議員が東大卒とは知っていたが工学部だったことだ。文系とは違ってメールというものがどういう仕組みで届くかは熟知しているでしょう。プロパティの詳細を求めるどころか塗り潰されたヘッダーのまま受け取ったとしたら信じがたい阿呆としか言いようがない。前原さんは昨日京都で発言したがその中で永田議員は「裏をとられるべきだった」と言っている。違うでしょう。もちろん本人の努力もだが党として裏をとるという姿勢がまだ欠如しているのは驚きだ。もし私が前原さんなら裏をとりきれぬ場合はまず週刊誌に持ち込む。そして「疑惑」として書かしておいてその雑誌を手に国会で追求すればよかったのだ。あるいは編集部が優秀なら裏もとれるだろう。真の金の流れの提示ができなければ前原さんは辞任すべきだ。
 …いや、どーも。俺みたいな馬鹿にはなんで3日でこう主張が変わっちゃうのか理解できないや(笑)。
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by SIGNAL-9 | 2006-02-28 14:38 | 奇妙な論理 | Comments(0)

東京新聞記事「謎多き『堀江メール』」を嗤う

東京新聞 6月22日付け記事「謎多き『堀江メール』」
 あのメールは本物か、偽物か-。ライブドア前社長の堀江貴文被告が、自民党の武部勤幹事長の二男に3000万円を振り込む指示をしたとされる電子メールについての真贋(しんがん)論争が続いている。自民党は偽物と決めつけ、民主党は「信ぴょう性が高い」と強気を崩さない。が、ここは党派の思惑と離れ、中立の立場から、メールの内容や形式などを検証してみたい。 (政治部・篠ケ瀬祐司、金森篤史)
東京新聞の説
  1. 二十日に自民党の平沢勝栄衆院議員が公表した民主党と同種のメールコピーの末尾の署名「堀江」の前に、この記号がついていた。
    「@〇〇」という表記は、「〇〇」という場所や所属を表すことがある。側近で構成する「堀江チーム」に所属する一人が、メールを代筆したとすれば、「文章表現が違う」ということも説明がつく。

  2. このメールは第三者によって転送された可能性がある。公表されたメールの本文部分を注目すると、行頭がやや右にずれていることが分かる。
     これは、メールを転送すると左端に引用符がつくことから「引用符を消したため、ずれが生じた」(専門家)という見方が有力だ。転送メールだとすれば、送信者は第三の人物になるので、情報源を隠すために民主党が発信元を伏せたことも理解できる。

  3. 送信日時が不自然だとされる問題も「時間は操作できる」「選挙カーの中からでもメールは送信可能」などの指摘があり、偽物とする決定打にはなりえない。

 …とまあ、2ちゃんねるあたりで挙がってる内容をコピペしたような記事である(笑)

側近で構成する「堀江チーム」に所属する一人が、メールを代筆したとすれば、「文章表現が違う」ということも説明がつく。
 つかへん、つかへん(笑)

 そもそも「@堀江」と記載されているというのは民主党が提示したメールではなく、相対する立場の自民党の平沢議員が出してきたものだ。
 この論法は「両方がおなじもの」であるという前提が成立しなければならない。この前提の証明はいったいどこにあるのか? 平沢議員が「同じものだ」と言っているから? ではなぜ同じ平沢議員が「これはガセ」としている意見は採用しないのか?
 都合のいい「証拠」だけ採用すればどんなことでも「証明」できる。
堀江被告からのメールだとすれば、「From」の後には、堀江被告のメールアドレスが入る。それを公開すれば、メールの信頼性は一気に上がるはずだ。
 ならへん、ならへん(笑)

 送信者詐称なんざ珍しくも無い。東京新聞にはアドレス詐称のウィルスメールやSPAMは送られていないんですかね。それはそれで寂しい会社だなぁ(笑)
 未だに民主党からは、Receivedなどのヘッダの付いたメール本体とか、エンベロープなど確認できる MTA のログとかは提示されていないではないか。ただ紙に打ってあるものだけで「信頼性は一気に上がる」?
 そんなんだったら、俺の手元にFrom欄にビル・ゲイツのメアドの入った「バイアグラ買わないか」ってメールがあるけど公開しようか(爆)
このメールは第三者によって転送された可能性がある。公表されたメールの本文部分を注目すると、行頭がやや右にずれていることが分かる。
 「引用符」をわざわざスペースを上書きして消した…ということ? 削除したんじゃなくて? 削除する方が簡単なような気がしますが。むしろ、引用記号をスペースにしてあるメーラーで…という方が説得力があるような気もしますがね。

 まあ、仮に「引用府」を削除したものだとしても、イコール「メールが転送されたもの」でイコール「送信は第三者」でイコール「情報源を隠すために民主党が発信元を伏せた」というのはかなりの論理の飛躍だ。
 「かもしれない」の四段重ねでは、説得力が皆無である。
 さらにいえば、東京新聞のお説のように転送されたものとすると、このメールを「真」とするためには、途中で引用符以外は改竄されていないという証明をしてもらわないといけなくなりますが(笑)
送信日時が不自然だとされる問題も「時間は操作できる」「選挙カーの中からでもメールは送信可能」などの指摘があり、偽物とする決定打にはなりえない。
 俺も一部テレビの「そのときホリエモンは選挙活動中で」みたいな話を「メールの仕組みを100万年勉強してからモノを語れや」とツッコみながらみていたクチだ。 時間があてにならないのはそのとおりだと思う。
 受発信に係わった機械が全部 NTP で時間バッチリ…なんてことはこの「メール」と称する紙の字面からはわからない。

 だが、そこから何故「偽物とする決定打にはなりえない」という結論が出てくるの? 単にこの「メール」には証拠能力皆無ということの確認でしかないでしょうが。
 そもそも「時間は操作できる」を認めちゃったら、メールが「真」である証明にならないでしょ(笑)

で、東京新聞の結論は
結局、これまで明らかになった情報では、専門家でも真贋を判定しきれない。この議論は、二十二日に行われる小泉純一郎首相と前原誠司民主党代表の党首討論でも繰り広げられるとみられる。しかし、一枚の紙をめぐって神学論争を繰り広げても、真相が明らかになる可能性は低い。民主党は新たな情報公開に努め、自民党も国政調査権の発動も含めて解明に協力する姿勢を見せることが、問題解決にはよほど早道となる。
 おいおい、なんでそういう結論になるの?

 真贋判定不能のようなシロモノで、一般民間人を国会という公の場で告発したのは民主党の側である。

 そもそも、東京新聞がここで言ってる「真相」というのはいったい何なのか? メールの真贋? 「真」であるという証明を行うべきは民主党であり、自民党が「国政調査権の発動も含めて解明に協力する姿勢を見せる」必要などないというのが普通の考え方だ。

 「そうでなくて、国会の空転を神学論争で費やすにはマズイので、自民党も実務的に協力しろ」って事か? そうすると今度は怪文書を根拠にして個人の口座を好き勝手に調査できる前例を作ることになるが、東京新聞的にはそういうことを主張しているのか?

 まさか「真相」というのは「タケベはホリエモンにカネ貰ってるに決まっている」ではあるまいな? それこそ「中立の立場」などどこへやらの、予断に満ちた偏向した立場だ。

 民主党の元党首の兄弟がやってる新聞社の記事の中立性を信じろというのなら、政治家の次男が「無関係です」といってるのが信じられないことがあるでしょうか(笑)

 この記事には稚拙なトリックがある。

 それは、問題を「あのメールは本物か、偽物か-。ライブドア前社長の堀江貴文被告が、自民党の武部勤幹事長の二男に3000万円を振り込む指示をしたとされる電子メールについての真贋(しんがん)論争が続いている」、すなわち、このメールの「真贋を判定」すること、としているところだ。

 実際には「真か贋か」と、民主・自民両党に問われているのではない。「真か」ということだけが民主党に対して問われているのである。

 以上、問題の認識の点でも、論の立て方の点でも稚拙きわまりなく、新聞記事として評価に足るものではありません。篠ケ瀬君と金森君、落第点ですので再提出を命じます(笑)
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by SIGNAL-9 | 2006-02-22 13:07 | 奇妙な論理 | Comments(0)

疑惑の堀江メール問題

 構図としては、先般の朝日新聞によるNHK番組改変事件捏造問題と同じである。-朝日新聞が2006年02月18日の社説「メール疑惑 民主党の信用が問われる」で「脇の甘さ」について説教してるのは大笑いだが。

 2ちゃんねるで実に上手い書き込みがあった。
永田「ロン!三万ニ千!」
武部「・・・」
永田「早く点棒を出したらどうなんですか」
小泉「いや、先に手牌を倒せよ」
永田「この手牌は、最大限守ってあげたい」
小泉「チョンボなんじゃねえの」
永田「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
安部「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺「北」を4枚持ってるぞ」
永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」
小泉「だったらロンなんて言うなよ」
永田「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」
安部「誤ロンは8000点だよ。早く払え」
永田「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」
小泉「おまえがロンって言ってるんだろうが」
 …無茶苦茶だよ。

c0071416_14412952.jpg 民主党が公開したメールの写しを見て、あーでもないこーでもないと「分析」している向きもあるようだが、そもそもこのPDFファイル、二値化した画像で、フォントのエッジもガタガタである。印刷媒体をそのままスキャナで画像読み込みしたのか、元々の媒体がFAXで送られてきたモノなんじゃなかろうか。
 この状態でフォントフェイスから意味のある分析というのは難しいような気がする。

 逆に言えば、こんな憶測を呼ぶ程度の、証拠能力皆無のシロモノなわけだ。16日の衆院予算委員会で、永田議員はメールの証拠能力について質問していたが、これはメールのデータではなくて、ただの「紙」だ。
 Windowsメモ帳ででも作成できる、ただの紙っぺら一枚で「メールの」証拠能力を云々するなど、詭弁としても不合格である。

 幸いなことに、世の中の論調は立証責任の何たるかを心得たものが大勢なようだが、一部テレビメディアに登場したコメンテータの中には、この「証拠」の有効性を認めるかのような論調のものもいた。

 既に「メールはガセでも、問題はタケベがカネをもらってたかどうかだ」みたいな無茶苦茶な論点ずらしをしてきている向きすらある。
 ああ、まるで朝日新聞のNHK問題捏造のリプレイを見ているようだわ。

 自民憎しも、そこまでいくと恐ろしい。

 こんな脆弱な「証拠」で、悪魔の証明を迫ることを認めてしまっては民主主義の根幹を破壊するに等しい。
 おまけに一民間人に対して強権発動の国政調査をかけることを求めるなど、魔女狩りと同じだ。
ファシズムの論理である

 そんなことが通るようになりゃあ、それこそ「軍靴の音が聞こえる」だよ(笑)
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by SIGNAL-9 | 2006-02-20 14:43 | 奇妙な論理 | Comments(0)

米農務長官 全頭検査考えない

米農務長官 全頭検査考えない NHKニュース 02/01 05:35
ジョハンズ農務長官は31日の記者会見で、輸入牛肉の中に特定危険部位の背骨が混入した原因や再発防止策を盛り込んだ報告書について、「徹底した調査を行っている」と述べるにとどまり、提出の時期については明言を避けました。そのうえで、ジョハンズ長官は、日本の一部で、BSE対策としてアメリカに日本並みの全頭検査の実施を求める声が出ていることについて、「日本との間で対象になっている生後20か月以下の牛では、BSEを確認することは事実上できない」と述べました。そのうえで、「全頭検査は科学的な根拠がなく、実施することで食の安全を確保できるとは思わない」として、実施する考えはないことを強調しました。また、ジョハンズ長官は「輸入再開にあたって、日本側の手続きは極めて詳細で、時間をかけたものだった」と述べ、アメリカが圧力をかけたため、日本政府が輸入再開を急いだのではないかという一部の指摘を否定しました。

-我が家のニュース-

ウチのカミサンは1日の家族会議で、「アメリカ産牛肉の安全性には科学的な根拠がなく、食の安全を確保できるとは思わない」として、今後購入する考えはないことを強調しました。
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by SIGNAL-9 | 2006-02-01 15:43 | 奇妙な論理 | Comments(0)