カテゴリ:一般の話題( 88 )

「光より速いニュートリノ」

根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ 2011年9月23日21時28分 読売新聞という見出しを見て、「え」と思ったが。

 記事をよく読んでみたら、CERNでの観測でヘンな結果が出たからみんなで検討してみて欲しい、つーことか。 よくある話じゃん。

 個人的には「観測の方に問題がある-よーするにモノサシとか測り方の方に問題がある-ことが発見される」に一万点。 理論との矛盾以前に他の観測と矛盾してるんだから、理論の方じゃなくて観測の方をまず疑うのが当たり前だろう。

 「測り方の間違い」が判るというのは、これはこれで進歩になる話の筈だが、「みんなで検討してみて欲しい」という話が、なんで一足飛びに「特殊相対論をひっくり返すかも」だの「タイムマシン」だの「ワープ航法実現化!?」だのの話になるのかはさっぱり理解できない。

 よく分かっていない新聞記者が書き散らすアオリ記事ならいざしらず、産経新聞の記事「タイムマシン可能」ニュートリノ実験結果に専門家ら驚き
 「現代の理論物理がよって立つアインシュタインの理論を覆す大変な結果だ。本当ならタイムマシンも可能になる」と東大の村山斉・数物連携宇宙研究機構長は驚きを隠さない。

 光速で動く物体が時間が止まった状態だとすると、それよりも速いニュートリノは時間をさかのぼっているのかもしれない。すると、過去へのタイムトラベルも現実味を帯び、時間の概念すら変更を余儀なくされる可能性もある。
村山斉・数物連携宇宙研究機構長はホントに「本当ならタイムマシンも可能になるかも」なんてこと言ってるのか。
 後段の
村山氏は「結果が正しいかどうか、別の検証実験が不可欠だ。実験は遠く離れた2地点の間でニュートリノを飛ばし、所要時間を計るというシンプルなアイデア。正確さを確保するには双方の時計をきちんと合わせる必要があるが、これはそれほど簡単ではない」と語る。
 こっちが本意ならまあ納得なんだが、「専門家」だったら、迂闊に「タイムマシン」だのなんだのと「面白い単語」は吹聴しない方がいいんじゃないかなぁ。

 ま、万歩譲っても「タイムマシン」ではないわな。せいぜい「タイムテレビ」じゃなかろうか(笑)
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by signal-9 | 2011-09-26 12:00 | 一般の話題 | Comments(0)

いささか間が空いたが。

 単に仕事が立て込んでたからである。

 震災復旧関連の仕事は俺的には一区切りついたが、ブログで開陳できるような話は無い。

 ひとつだけ、自分の為の記録として残しておきたい。


 被害の大きかった地方にある会社で、復旧の手伝いをしていた。

 仕事が終わって、明日は東京に戻るという日、その会社の方が自宅に招待してくれた。
 自宅とは言っても、元のお宅は被災されたので、引っ越した先である。
 …というか、そういう事も、その時まで知らなかったのだが。

 話をしている内に、「ちょっとすみません」とテレビを点けられた。
 子ども向けのアニメをやっていた。

 「すみませんね、これが楽しみにしてるんで」

 と示された先には、この震災で亡くなられたお子さんの遺影が飾られていた。

 この時の気持ち-自分に対する怒り、相手に対する筋違いの怒り、同情、無常観、etcetc-はまだうまく咀嚼できないでいるのだが、多分かなり長い間忘れることは出来ないだろうな、と思う。
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by signal-9 | 2011-09-15 14:14 | 一般の話題 | Comments(0)

さよならジュピター

小松左京さんが死去  2011年7月28日20時17分 asahi.com
 「日本沈没」「復活の日」などのベストセラーで知られ、日本SF界を代表する作家、小松左京(こまつ・さきょう、本名実〈みのる〉)さんが、26日午後4時36分、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。80歳だった。葬儀・告別式は親族で行った。


 なんつーか、俺の成分の十数パーセント程度は小松左京の作品で出来ているので、けっこうな喪失感だ。

『果てしなき流れの果てに』、『継ぐのは誰か?』、『ゴエモンのニッポン日記』、『ヴォミーサ』、『くだんのはは』あたりがお気に入り。小説以外でも、『やぶれかぶれ青春記』だっけか、自分のザーメンを炒めて喰う話とか、エッセイもおもしろかったなぁ。

 つーか、今改めてwikipediaの作品リストを眺めてるんだが、たったひとりの人間がこれだけ多彩な-しかも粒ぞろいな-作品を生み出せるものなのか。

 いやはや、やはり化け物だわ。

 …ダメだ。なんだかもう、まったくまともな事が書けないや。

 この喪失感をもう少し咀嚼してから改めて、にしよう。

 しかし、『日本沈没』の作者が、今年この世を去られたということには、何か運命的なものを感じるなぁ。
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by SIGNAL-9 | 2011-07-29 12:40 | 一般の話題 | Comments(0)

「都内における空間放射線量の測定結果について(第1報)」

都内における空間放射線量の測定結果について(第1報) 平成23年6月16日 福祉保健局
(Excelとかで読ませるならこっちの方がいいかも。都内における各地の空間放射線量の測定結果 (2011年6月15日測定

 TCS166(エネルギー補償/γ線用. NaIシンチ、誤差±15%)で30sec * 5回の平均。
 詳しい仕様はこの結果を受けた中野区のページなどに記載されている。

 新宿百人町のフォールアウト前の数値が 0.0345μGr/hなので、事故前の数値がこの程度だったとすると、原発で嵩上げされて1.2~2倍になったと。

 まだデータがそろっていないが、初期から比較的信頼性の高いデータを出してくれている放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリングとも整合性があるようにみえ、これら先行計測で示唆されていた「東京23区は東側の方が相対的に高め」という傾向は見えつつある。
 別紙になっている地図で、東東京地域が出そろえば、明瞭になるかと思う。つーか、4kmメッシュだとわかるのはそんな「傾向」くらいなんじゃないだろうか。

 で、ちょっとこの先を予想しておくと;
  1. この4kmメッシュを埋めてみると、相対的に高い地域が東東京などにあるのがわかる

  2. 「高い」地域の住民から、もっとメッシュの細かい調査が要求される

で、東京都は当初計画通り「計測器貸し出すからもっと細かくは区市町村で調べてちょ」ということになるのではあるまいか。

 すでに独自計測に踏み切った区は対応できるかもしれないが、新宿百人町の数字に依拠しきっている江戸川区とか、大丈夫なのかねぇ。

 ちなみに東東京地域では墨田区1kmメッシュで17カ所、保育園・学校等111カ所の測定を予定している。台東区は、空間線量測定は3カ所と少ないが、プールの水と砂場の核種別分析を行っている。

 役所がこういう「姿勢」を見せてくれるだけでも、区民の方の安心感も違うんじゃ無かろうか。

 もう一ヶ月以上前から言い続けてるのでいい加減書き飽きたが、現時点で「心配している都民」が考える「リスク」が、この4kmメッシュに収まってるとは思えないんだよなぁ。「心配している都民」は東京都区部のほとんどの「空間線量」は、事故前に比べて高くはなってるけど、ヤバいレベルではないということくらいは同意できてると思うんだけど。


 およよ、と思ったのが、福島県以外の学校・幼稚園・保育所等における放射線量の安全基準の早期設定を求める緊急要望について(生活文化局、福祉保健局、教育庁)
1. 学校・幼稚園・保育所等における放射線量の安全基準値を早急に策定し、公表すること。
2. 安全基準値を超えた場合の対応策を示すとともに、その対策等に要した費用については、国が全額負担すること。
この「緊急要望」が6/14付けで東京都が国に出されている。

 例えば下水汚泥の問題について、俺のごとき素人でも4月中旬段階で思いついていたのに、東京都が国に緊急要望したのは6月6日だった

 別に問題を認知していたのが遅かったわけではなく、東京都は4月25日~26日に独自計測していた。
 ところがその結果を公表したのは5月12日。
 こんなに期間が空いているのは「平成23年5月12日に原子力災害対策本部が『「福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱いに関する考え方」について』を公表したことを受け、以下のとおりこれまでの測定結果をお知らせします」、つまり国の基準がなかったから情報を公開していなかったわけだ。

 それに比べると、この「学校・幼稚園・保育所等における放射線量の安全基準」はミョーに動きが早いぢゃないか。
 東京は調べるまでもなくそもそも「安全」だ、というのが東京都の公式見解なんじゃなかったのかねぇ。安全だったら基準なんて必要ないじゃん。

 まさか、今回の調査で、緊急要望を出さざるを得ないようなトコロが見つかりそうだから…ではなかろうなぁ(爆)。
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by signal-9 | 2011-06-17 18:05 | 一般の話題 | Comments(0)

おかえり、はやぶさ。

 公私ともいろいろあって、Blogですら放置プレーになっている今日この頃だが、さすがに昨日はやむにやまれぬ気持ちに突き動かされて、東京は台東区竜泉の飛不動に出かけた。

 「はやぶさ」運用室にも飾ってあったという「飛行護」で有名な場所だ。
NEC イオンエンジン開発担当 堀内康夫氏のインタビュー
私たちはできることはすべてやりました。運用室には「飛不動」というお不動様のお札が貼ってありますけれど、これは國中先生と私が「もう手は尽くした。最後に神頼みをしよう」と相談して、國中先生が見つけた「飛」という名前のお不動様に私が行って、お札をもらってきたんです。通信途絶の最中の2006年の年始には、川口先生も飛不動にお参りに行ったそうです。(笑えない笑い!)


 俺が参拝したときには境内には他に誰もいなかったが、奉納された絵馬には、「はやぶさ無事に帰ってこい」というものがちらほら。

 俺も多少お賽銭を張り込んで、二拍手一礼、有終の美を祈念した。

 「人事を尽くして天命を待つ」とはよく聞く言葉だが、ホントに人事を尽くしたか、と言われると、そう断言できるシチュエーションは中々多くは無かろう。「はやぶさ」プロジェクトが感動を呼んだのは、まさに人がやれることをやりきった上で、天の配剤によって何度も窮地から脱出したという過程にあったように思う。

まるでドラマだ。だがそれは、安直な偶然に頼ったような出来の悪い脚本ではなく、人の努力に裏打ちされたドラマだった。

 オーストラリアの夜空に輝く「はやぶさ」の最後の勇姿を捕らえた読売新聞の写真を見るにつけ、この素晴らしいドラマが、今後の日本や世界の宇宙開発に大きな成果を残したことを確信しつつ。

はやぶさ、お帰りなさい。そしてどうもありがとう。
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by signal-9 | 2010-06-14 11:44 | 一般の話題 | Comments(0)

今まで見た打ち上げの中で最も美しかった。

初のH-IIB打ち上げ成功 ネットに写真や動画続々 ITmedia News 2009年09月11日 09時45分
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月11日早朝、新型の大型ロケット「H-IIB」試験機の打ち上げに成功した。打ち上げの様子はJAXAがネットでライブ中継。打ち上げを見に行った一般ユーザーによる写真や動画も、11日朝までに複数ネットに投稿されている。
俺は現在の日本の宇宙開発の方向性に関して諸手を挙げて賛成しているわけではないが、ここは素直に大きな声で言わせてもらおう。

おめでとう、そして美しかった、と。

夜間の、しかも曇り空での打ち上げということで素人ながら心配していたのだが、災い転じて福となす(笑)、実に美しい打ち上げだった。薄雲を突き抜けて上昇していく光の、なんと荘厳なことか。 ひさしぶりに鳥肌が立った。

H2B:「もっとも美しい打ち上げ」…NASA局長 毎日.jp 2009年9月11日 11時41分
NASAのウィリアム・ゲスティンマイヤー宇宙運用局長は、発射場から約3.5キロ離れた展望台から打ち上げを見守った。打ち上げ後の会見で「初打ち上げでこれだけスムーズにいくのは、十分に準備したたまもの。今まで見た打ち上げの中で最も美しかった」と、満足そうに話した。
お世辞にしても「わかってる」じゃねえかビル(笑)

↓YouTubeより、松浦晋也さん御提供の動画


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by SIGNAL-9 | 2009-09-11 13:20 | 一般の話題 | Comments(0)

大量の宇宙ゴミ発生

米露の大型衛星同士が宇宙で衝突…大量の宇宙ゴミ発生 (2009年2月12日11時04分 読売新聞)
【ワシントン=増満浩志】米メディアによると、日本時間11日未明、シベリア(ロシア)の上空約800キロ・メートルで、2基の人工衛星が衝突し、多数の破片が宇宙空間に散らばった。

 米航空宇宙局(NASA)によると、衛星同士の偶発的な衝突は、50年以上にわたる宇宙開発の歴史上、初めての事故。NASAは、高度約400キロ・メートルを周回する国際宇宙ステーション(ISS)や、様々な衛星などへの影響を分析している。
ケスラー・シンドロームのシナリオもいよいよ現実性を帯びてきたかなぁ。

 簡単に要約してしまうと、宇宙ゴミの衝突によって生まれた新たな宇宙ゴミが、衝突を繰り返してまた宇宙ゴミを生み出して、最終的に宇宙空間がゴミだらけになってしまい、人工衛星は飛ばせないはロケットも発射できないはの事態に…つーことだ。『プラネテス』で真っ向から取り上げられてたんで、知ってる人も多かろう(余談だが『プラネテス』では宇宙ゴミをひたすら手作業で回収するという姿が描かれていたが、『まっすぐ天へ』では軌道エレベータで「掃除」するという秀逸なアイディアが描かれていたことは記憶に値することだと思う)。

 ケスラー・シンドロームに関しては発生の条件とか推移には色々議論があるようだが、『宇宙ゴミ問題』は議論するに足る問題であることは論を待たないようだ。心配するに越した事は無い。ヘタをすると「宇宙利用」そのものが出来なくなってしまうかもしれないわけだから。

 「ウチューのことなんか、『我々一般庶民』には関係ないですよね、奥さん」なんて話ではない。
 「普通の生活」で、どれほど衛星のお世話になっているかを改めて想像してみると、GPSや電話・電子メール、テレビ中継、世界中の時刻合わせから天気予報まで『我々一般庶民』に莫大な影響が出るかもしれない話なのである

 とはいえ。

 『我々一般庶民』には実際に何かできるわけでもないんだよなぁ。
せいぜい次代を担うガキどもに『プラネテス』でも読ませて啓蒙するか…
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by SIGNAL-9 | 2009-02-12 00:00 | 一般の話題 | Comments(0)

伝説の獣人ビッグフットはジョージア州北部に実在した!(田中信夫の声で)

Palo Altoでのビッグフット発見記者会見 Tech Crunch 2008/08/15
ここ数日、メディアはビッグフット(訳注:UMA の一種。ウィキペディアの記事)を発見したと主張する3人の男について大騒ぎだ。しかも複数を発見したのでビッグフットでなくビッグフィートと言うべきかもしれないが、ともかく3人はその生物の小集落を発見したと主張している。本日(米国時間8/14)彼らはパロアルトで記者会見を開き、未確認生物との遭遇を詳説した。
アメリカではNBCやらCNNまで取材しているという騒ぎなようである。まあ、ツチノコやイッシー(笑)みたいなものでアメリカ人にとっては「ご当地未確認生物」つーわけだろうが。
  1. Matt Whitton と Rick Dyer というジョージア州在住の男ふたりが、今年の6月ジョージア州北部の森林で奇妙な死骸を見つけた
  2. その時、近くに似たような生物が生きて動いているのも目撃した。
  3. その「生物」の死体は身長約7フィート7インチ(2.3メートル)、体重は500ポンド(226.8キロ)。「男性」で、赤みがかった頭髪、黒みがかったグレーの目をしていて二本の手、足にはそれぞれ5本の指がついている
  4. 死体は回収し、冷凍保存している
 これがマジな話なら世紀の大発見なんだが、早くもキナ臭い匂いが立ち込めてきたようだ。"Bigfoot" fails DNA test (ロイター 2008年 08月 16日 )によると、ミネソタ大学によるDNAテストの結果、提供されたふたつのサンプルは人間のものとオポッサム(フクロネズミ)のもの、という結果が出たとのこと。他にも、
  1. 今のところ「証拠」として公開されたのは写りの悪い写真数枚
  2. 発見者たちはビッグフット・グッズで商売をしており、同じビッグフッド探索者たちからも売名家として評判が芳しくない
  3. YouTubeで公開している彼らのビデオに登場する「科学者」というのが実は発見者(Dyer)の兄弟
といったツッコミがあちこちから出ているそうな。
 発見者たちは、「DNAサンプルの取り方が悪くってビッグフットが喰ったものが混じっちゃったんじゃなかろうか。批判してる連中は嫉妬してるかそもそも信じる気がないんだろ。こっちにはちゃんと死体があるんだから」的な主張をしているようだが、懐疑論者のみならず同業者からも冷ややかな視線を浴びせかけられている模様。

 週明けには解剖するつー話もあったようだが、続報はまだないみたいだ。

2008/08/20追記。
大方の予想どおり、詐欺くさい。
CrunchGearのBigfoot finding a hoax? Say it ain’t so! It is so, thoughによると、「冷凍保存」されていたシロモノを解凍してみたら、ヌイグルミだったとの証言が報道されているとの事。

さらに追記。↑報道元はFoxNewsみたいだ。Bigfoot Body Revealed to Be Halloween Costume FoxNews.com 2008/08/19
結局のところ、本当はゴムスーツだった。

金曜日にパロアルトでのサーカスじみた記者会見で大騒ぎになった"ビッグフットの死体"は、日曜日、独立した調査人によるニセモノとの判定で濡れたスフレのように崩壊した。
発見者のWhittonとDyerは出資したTom Biscardi の出資金と共に行方不明だそうだ(爆)

ううううううううん。予想通りとはいえ残念無念(笑)
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by SIGNAL-9 | 2008-08-19 15:45 | 一般の話題 | Comments(0)

ワンフェスでエスカレータ事故

東京ビッグサイトでエスカレーター急停止、60人転倒 読売新聞 2008年8月4日02時10分
3日午前10時ごろ、東京都江東区有明3の東京ビッグサイト西展示棟で、1階と4階を結ぶ上りエスカレーター(高さ16メートル)が急停止し、乗っていた約120人のうち約60人が転倒した。

 警視庁東京湾岸署や東京消防庁によると、21人が手や足などに痛みを訴え、うち10人が足を切ったりして病院に搬送されたが、いずれも軽傷。同署は業務上過失傷害の疑いで原因を調べている。
 ワンフェスということで、若い男性が主たる参加者だったことが不幸中の幸いだった。老人や子供だったらこんなものでは済まなかっただろう。
東京ビッグサイトでは、イベントの運営会社に、エスカレーターのステップに続けて2人以上を乗せないよう指導していたが、目撃者によると、事故当時、各ステップに2~3人が乗っていたという。日本オーチスの広報担当者は「テレビ映像を見る限り、異常な乗り方」と話している。
とまあ、メーカ側は暗に「使い方が悪かったのだ」といいたいようなのだが、こういう目撃情報も。
証言;ビッグサイトのエスカレーター事故について(訂正と追記あり) 「レコーディング・ダイエットのススメ」 岡田斗司夫 2008年8月 3日 (日)
会場当時の「走らないで」「ゆっくり順序よく行動して」というアナウンスは徹底していました。また僕たち参加者やお客さんたちも、アナウンスを守り、普通のサラリーマンの人よりもずっと行儀よくエスカレーターに乗っていました。事故が起こるまで、みんなエスカレーターの手すりを持って動かなかった。混み合ってもいなかったし、人を押しのけて歩いて昇降する人もいませんでした。通勤ラッシュや歳末のデパートなんかでは、もっとひどい光景を目にするけど、比べものにならないほど静かでおとなしかったんです。

 どうしてそう言い切れるかって?だって僕は最前列から下を見下ろしていたんだから。階下の人波に比べて、エスカレーターにはまったく動きがなかったのをこの目で見ているわけです。
 だから、今回の事故は完全に機械が原因だと言い切れます。メンテナンスの問題なのかエスカレーター自体の寿命なのか、それは今後の調査で明らかになるでしょう。

 こういう事故が起こるとかならず、「マニアたちがお宝めがけて殺到したので大混雑して、そのせいで事故が起きた」と言う人が現れます。
 それはウソです。
 僕はその場にいたので、はっきり言います。会場のマニアたちは、事故が起こるまでは誰もエスカレーターで走ったり騒いだりしていませんでした。
 イベント主催者も、安全に関してはくどいほどアナウンスを重ねていました。開場時、すべてのお客さんたちの移動の先端にはかならずガードマンか移動担当のスタッフがいました。みんなを走らせないためです。そのせいで、本当に静かに会場できたのを見ました。

 ニュース関係者の方たちには、予断や偏見なく今回の件を伝えていただけることを望みます。
 繰り返しますが、今回の件は「機械、または機械の整備」の問題です。
 定員以上の使い方はしてませんでした。
 誰も走ったり、「お宝めがけて殺到」なんてしていません。
 以上、きちんと取材して伝えていただけることを望みます。
 岡田氏が懸念しているのは、たとえばギガジンの【速報】ワンダーフェスティバル2008夏、開場直後に人が多すぎて地鳴りのような音とともに4階から1階へエスカレーターがぶっ壊れて逆流、けが人発生、のような「見方」なのだろう。これだとどうみても、バカなヲタクどもが物欲に駆られて殺到したための事故、という印象を与えるが、そうではない、と。

 確かに、たまたま取材していたNHKのカメラの映像を見る限り、「異常な乗り方」というほどではないように思える。

 メーカや一部マスコミとしては「異常な乗り方」の所為ということにしたいのかもしれないが、もともとそれだけの人が乗れるだけのキャパがあったわけだし、百歩譲って荷重が大きかったとしても警告音が鳴るなり停止するなりするのが当然であって、「逆走」してしまうというのはどう考えてもマズいよな。
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by SIGNAL-9 | 2008-08-04 13:00 | 一般の話題 | Comments(0)

新タワー名称は「東京スカイツリー」

新タワー名称は「東京スカイツリー」 産経ニュース 2008.6.10 14:23
東京都墨田区で平成24年春に開業し、関東一円に地上デジタル放送の電波を送り出す新タワーの名称が、全国投票の結果、最多得票の「東京スカイツリー」に正式に決まった。新タワーや周辺の事業主体である東武鉄道などが10日、都内で発表した。
以前、デモンストレーション新タワーネーミング全国投票について取り上げたが、ようやく名前が決まったらしい。

 まあ、候補の中ではいちばん順当かなあ。

 先日、コンビニで「東京タワー物語」つーオモチャを見つけたのでいくつか購入してみた。
 飾ってみて思ったのだが、東京タワーというヤツ、実になんとも美しいフォルムだったのだな。今頃気づくのもどうかと思うが(笑)

 そういえば、『モスラ』『キングコングの逆襲』、『ガメラ 大怪獣空中決戦』でも東京タワーのフォルムは実に効果的に使われていた。

 怪獣映画自体が作られなくなってしまったし(泣)、600メートルというと釣り合いの点で難しいかもしれんが、巨大怪獣にフルボッコされて新タワー大崩壊というのはけっこうなスペクタクルになりそうな感じ(笑)

 「立てる前から縁起の悪いことをいうな」って? なあに、怪獣にぶっ壊されるくらいでないとランドマークとして一人前とはいえないんである(笑)

 映画会社さん、東武鉄道さんにおかれては是非前向きに検討されんことを。
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by SIGNAL-9 | 2008-06-10 16:23 | 一般の話題 | Comments(1)