カテゴリ:町歩き( 35 )

【じょしらくBパート風】新木場



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うわぁ。広い公園だねぇ。

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都立木場公園。総面積は24.2ha。

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ヘクタールって言われるとなんだかすごく広い気がするね。いまいちピンとはこないんだけど。

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横幅300メートル、長さ1000メートルってところだな。

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な~んだ、そう聞くとたいして大きくないんだな。

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広く感じるのは場所柄もあるんじゃない?
このあたり、ビルばっかりで、あまり大きな公園も無いみたいだし。

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あぁ、それは言えてるかも。こんな街の真ん中なのに、川が流れてて、大きな橋までかかってるものね。


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キバ公園ってちょっと怖い響きだね。かまれそう。

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そうそうガブッと…って、そのキバじゃねぇよ!

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「木場」というのは、江戸時代、木材の需要の多い大きな都市に設けられた貯木場と、その周辺の材木屋街のことだ。名古屋の堀川端、大坂の立売堀(いたちぼり)なども有名だけど、江戸だったら何と言ってもここだな。
 江戸の街作りに利用された材木置き場は元々もっと江戸の中心部にあったんだけど、寛永18年の大火の後、防災の観点から深川福住町―ここから1キロちょっと西の、今の隅田川大橋のたもとあたりに移転させられたんだ。元禄12年に再び移転することになり、代地として提供されたのがここ、今の「木場」だ。

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深川って言うくらいで、水路が多かったから木材の運搬に便利だったってことね。

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実際には、「深川」という地名はこの地を開墾した深川八郎右衛門の名前に由来するらしいんだ。つまり人の名前。
 でも、海っぺりで水路もあり水上輸送の便がよかったというのはそのとおりだな。
 江戸の昔は釣り好きが集う水郷。隠居先や別荘地として好まれたらしい。
 四代目市川團十郎も引退後にここに住み、「木場の親玉」、あるいは単に「木場」と呼ばれたそうだ。

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でも材木屋さんなんてないじゃない。

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昭和48年頃からまた移転が始まったんだ。で、貯木場や材木業者の移転した後の空き地を公園にしたのがここ、木場公園ってわけさ。

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じゃあ、ここは元・木場ってわけね。

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残念、「元木場」って呼称はホントの大元、福住町に残ってるんだ。
おまけに移転した先の東京湾14号埋め立て地は「新・木場」って名付けられた。
だからここは今でも「木場」なんだなw

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なんだ、じゃあもうここは実際には木場じゃないんじゃないか。

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ほんとに「木場」を見るんなら、その移転した先の「新木場」に行かなきゃいけないんだ…。

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せっかくここまで来たんだから、行ってみようか。
そんなに遠くないんでしょ。

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…あれ、ガンちゃん、あんまり気が進まなそうな…

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う~ん、新木場ねぇ…。まあ、いいけど…。


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到着!

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さすがに新木場、駅の階段の手すりが高級そうな材木だったね。

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お、ログハウスの店頭売りだ! さすが木場!


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あれ、何この自販機…「釣りえさ」だって!


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荒川の河口だし、バス釣りの人なんかが来るみたいだな。
 木場もそうだったけど、貯木場と釣りというのは意外と切っても切れない関係があるのかも。

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えっと、どっちに行けばいいのかしら。

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この駅の裏手が夢の島なんだけど…

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え、夢の島?♪

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いや、キグちゃんが思ってるような場所じゃないから。
 昭和14年、東京市は江東区南砂町の沖を埋め立てて水陸両用の国際飛行場を作ることを計画したんだ。でも計画の半分を埋め立てたところで戦争のために工事は中止。
 戦後も、この飛行場計画は結局復活しなかった。
 昭和30年代初頭、急増するゴミに対応するため、飛行場にするつもりだった用地をゴミ処分場にしたんだ。それ以降、昭和42年まで、夢の島はゴミの処分場だった。

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それじゃあ夢じゃ無くってゴミの島じゃない。

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焼却施設が足りなくてゴミを生のまま投棄してたりしたから、ハエが大量発生して、そりゃあ大変だったなあ…。

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(おいおい、またブログ主が表に出てきてるぞ)

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(歳がバレバレだね)

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対岸の南砂町あたりじゃあ「一時間でハエが一升枡いっぱい取れた」とか、小学生がみんなハエ叩き持参で登校したとか…。
 業を煮やして重油を撒いて、火炎放射器やナパーム地雷まで投入して焼却処置したらトンデモない量の黒煙が出て非難囂々だったなぁ。

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え-、そんなとこなら行かなくていいや。

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あ、もちろん今は公園として整備されているんだけどね。ゴミの焼却熱を利用した熱帯植物園とかマリーナもあるんだけど。

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とりあえず、新木場の方を観ようよ。せっかくだから一周してみない?

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行こうぜ!

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…一周ねぇ。まあいいけど。


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「銘木団地」だって。さすが新木場。

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ほら、あれが貯木場だ。


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さすが新木場… って、木なんかないじゃない。

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こんな真冬のオフシーズンだもの。

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まあ、でも確かに大きい貯木場ね。

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第一と第二貯木場に分かれてるけど、併せて木場公園の倍くらいの面積があるからな。でもここもいずれ埋め立てられちゃうみたいだけどね。


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かれこれ三十分は歩いてるけど、なんにもないね。

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工場とか製材所ばっかりだね。

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お腹減ったぁ~。

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食事できそうな所もないなぁ。それどころか喫茶店も見かけないや。

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そろそろ新木場の端っこだ。


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ここまで何もないと、いっそ清々しいわね。


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空が広いや…

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…断っておくけど、この先も特に何もないからな。


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ヘリコプターおたくの聖地、東京へリポートだ…けど、今日は特に事件もないんでヘリも見えないな。


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それどころか、もう一時間ちかく歩いてるのに、すれ違った歩行者は三人だけって、ここはホントに東京なのかい!
 確かにトラックはバンバン通ってるけど。

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まあ、今日は土曜日だし。

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去年、東京ゲートブリッジが開通して交通量も増えたみたいだけど。
 元々新木場地区は用途地域が「臨港・商港地区」だったし、外郭防潮堤防の外側なんで一般住宅の建設は規制されてた。早い話、人が住めないところだったわけ。

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えぇ、そうなのかい。だから人が少ないのか…

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生活の場じゃなくて仕事の場ってわけね。

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まあ、今は用途地域の区分も変更されたけど、学校とか病院とか、生活に必要なインフラの整備はまだまだだからね。


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良い眺めだねぇ。

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向うに見えるのは葛西臨海公園、その先は浦安の「ピー」ね。


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荒川河口から東京湾に向かって開けてるからな。今日は寒いけど、春から夏にかけても気持ちいいところだ。でも…。

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でも?

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あの311の津波の猛威を見ちゃった後だと、ちょっと恐くてここには住めないかなぁ。なんにも遮るものがないし…。

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たしかに。

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釣りとかバーベキューとか、何か目的があって来るんだったら使い勝手の良いところだと思うんだけどね。

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何? また「来るんじゃなかった」って結論なの?

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いや、だからあんまり気が進まなかったんだって。

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さすが新木場、辛気くさい話かりになっちゃったね。

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失礼なこと、言うなよ!


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by signal-9 | 2013-02-14 15:27 | 町歩き

【じょしらくBパート風】 銅像


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…はい、はい、判りました。明日11時にハチ公の銅像の前ですね。ええ、大丈夫です。はい、宜しくお願いいたします…

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待ち合わせの約束かい?

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うん。

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ハチ公前とはまた古典的だな。

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なんだかんだ言っても判りやすいじゃない? 同じ渋谷でも「たばこと塩の博物館の前」とか「道玄坂二丁目の千代田稲荷で」とか言われても判らないでしょう?

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いや言われないし。

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ハチ公ばかりじゃなくモヤイ像のことも忘れないであげてください…

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あー、ハチ公の南側にあるアレね。

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ま、確かに銅像って待ち合わせの目印に便利だな。無いようで、意外とあるしな。銅像。

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そういえば私の小学校にも二宮金次郎の銅像あったよ。

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あったねー、あったあった。あの読んでる本は何が書いてあるんだろうって、銅像によじ登ったり。

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よく大きな会社のビルの前なんかにもあるね。

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創業者の胸像とかだね。

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「エラい人」人生ゲームのゴールが銅像なのかもしれないな。

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…今やこの人は「ルーピーのグランパ」と言った方が通用するかも。

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へぇ、この人があの馬… いや、"エラい人"の元々の製造責任者かい。

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PL法は適用できないのかしら。

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ルーピー時代に、この人のお墓にペンキが塗りたくられた事件があったっけな。

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子孫がアレだと、ご先祖様も大変ねぇ。

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そういや、この人も今や「ローゼン閣下のおじいちゃん」の方が通りがいいな。

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そりゃアキバ限定でだろ!

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何なの? この逆さにしたコップみたいなの。

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これは台東区の谷中にある川上音二郎の銅像だ。

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これが銅像?

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正確に言うと、銅像の台座。川上音二郎は明治時代に活躍した芸能人だ。寄席芸人時代に大ヒットさせた「オッペケペ節」で知られている。ちなみに芸名は「浮世亭○○(まるまる)」

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ふざけた芸名だなぁ。

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(へっ、アンタが言うなって)

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その後演劇に転身して、いわゆる「新派劇」で名をはせて、とうとう銅像が造られるまでになった。
 だけど、銅像本体は戦時中に金属供出で鋳つぶされてしまって、今残ってるのは台座だけ。

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わざわざ台座だけ残しとく必要あるのかね。

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歴史の教訓にするため、って奴なんじゃないの。

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教育的価値がある、って事か。

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教育的っていうのなら、町中によくハダカの女とかハダカの幼児とかの像があるじゃない。ああいうのこそ教育的にツブしちゃえばいいのに。

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セクハラだ児童ポルノだっていって、非実在青少年狩りに血道を上げる割には、あーゆーのはなんにも言わないんだよな。ゲージツだからってことか。
 まあ、そうはいっても…

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ここまで突き抜けちゃうと、ゲージツっていうより、なんかバカっぽくないかい。

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全裸の女が逆立ちってw

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しかも「わくわくメルヘンランド」の入り口でw

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これを「変」って感じなくなっちゃうんだな。ゲージツ恐るべしw

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なんか頭に刺さってる!

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変な帽子を被ってる人?

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首つりにも見えない?

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フツーの感覚だとこれ、笑いを狙ってるとしか見えないと思うんだけど。
どうもゲージツらしいんだよな。

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もうね、アタシにゃゲージツはわからないや。
 むしろわからなくていいやw

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まあ場所がお台場、例のテレビ局の前だしな。なにか変な電波の影響なんじゃないかw
 すぐそばにこんなトンデモないものも立ってるし。

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でかっ。

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もはや銅像ですらないじゃない。

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アニメやマンガは、日本が世界に誇る文化じゃないか。逆立ちしたハダカの女とか頭にワイヤ刺した女の像よりよっぽど芸術的なんじゃないかいw

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そうはいっても大きすぎるわよ。

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う~ん、じゃあこれならどうだ。

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え…誰?

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マンガのキャラクタっぽいけど、見覚え無いね。

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超有名キャラじゃないか。
 判らない? しようがないなぁ。この顔よく見なよ。

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見ての通り、矢吹丈じゃないか。

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「あしたのジョー」の?!

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いやいやいやいや。

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嘘でしょ。

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見ての通りって、無理がありすぎるだろ!

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段平ジムのあった泪橋の地元、「あしたのジョーのふるさと」を標榜している「いろは会」商店街の公式キャラだぞ。これが「ホンモノ」に決まってるじゃないか!
  マンガやアニメだと横顔が多いからわからないけど、ジョーは正面から見たらこんな顔なんだってば。…たぶん。

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でもこれじゃあ「あしたのジョーの像の前で待ち合わせね」って言っても迷っちゃうんじゃない?

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ところでテトラ、明日は何の待ち合わせだい。もしかしてデートかい。

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やだなぁ、マリーさん。真犯人を探してもらってる探偵と会うだけだよ。

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だから真犯人ってなんなんだよ!

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by signal-9 | 2013-01-17 16:37 | 町歩き

【じょしらくBパート風】 絵馬


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ねえみんな、初詣はいった?

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つまんね~事…でも無いな。行った行った。
今年はけっこう人が出てたな。

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近所の神社もけっこう混んでたよ。

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気持ちを切り替えていこうって人が増えたのかしら。

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そういえば元旦から営業してたお店も多かったかも。

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まあ、年末に政権も代わって株も上がったりしたからな。

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株はただのご祝儀相場なんじゃないの。
元旦営業だって「元旦まで働かなきゃいけない」って考えると良いことなのかどうかわからないし。

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でも、暗~い気分じゃあ何やっても上手くいかないよ。

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カラ元気も元気の内、ってね。

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そんなこと言ったって、これが現実じゃない。

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うゎあ…

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ほんとに切実だねぇ。

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年が変わったって、現実がリセットされる訳じゃない。
行方不明の母が帰ってくるわけでもないのよ!

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まあまあ。同じ絵馬でもこんなほのぼのしたのもあるわけだし。

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「6年生になる前に」って、なんで期限付きなんだろw

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こっちもかわいいよ。

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「おおがねもち」は難しいかもしれないけど、他のはなんとかなりそう。

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確かにわりと現実的なお願いだね。

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たぶん女の子だからじゃない? 同じお願いでも男の子だと…

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ははは。さすがに「ウルトラマソセブソ」になるのは無理かなぁw

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こんなのも。

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「パイロットになりたい」じゃ足りなくて、レストランのオーナーにもなりたいだなんて、欲張りさんだねw

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「大工さん」w

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やっぱり女の方が現実的なんじゃないかしら。ほら。

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『■■■にあります、■■■■■■という、くつ屋さんで私がキャンセルまちをしています。もう一足の黒のカザリ付きのパンプスです。私の前の人がキャンセルしてくれて買えますよう、どうか宜しくお願いいたします

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超具体的!

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てか具体的すぎるだろ。むしろちょっと怖いだろ。

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これなんか対照的でしょ。

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いい奴だなぁ修一。

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ほら、やっぱり男の方が妄想…ぢゃなくて、夢が大きいしナイーブじゃない。
まあ、ピンホール効果とか、ビタイチ判らないけど。

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ククル、お前わざとそういうのだけ選ってないか?

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リアルの女なんてこんなものなのよ!
あたしたち二次元と違って夢が無くって現実的で打算的…
変な毛とか生えてるし、トイレなんていくし…

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…ククルちゃん?

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なんか変なスイッチが入っちゃってないか?

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二次元こそ最強! これを見よ!

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うぅわあああああ!

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なんだこれ!

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神田神社名物の痛絵馬だな。
しかしこれだけ並ぶと壮観だな。なんか年々激増してないか?

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さすが丸ちゃん。詳しいね。

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プロのマンガ家さんのもあったりして、見ていて楽しいんだよ。
「絵馬医者」なんて言葉があるように、絵馬を見物するって風習は昔からあったみたいだから。
しかしねぇ…。

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何?

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いや、元々神社仏閣に祈願するというのは、「断ち」が付きものだったじゃないか。「神様お願いします、その代わり成就するまで私はこれを我慢します」みたいな。

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ぇえ、そうなのかい?

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ああ、「千早振る」って噺に「塩断ち茶断ち」なんて出てくるね。

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テトラちゃん、すごい。まるで落語家みたい。

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っておい。

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こう眺めてみると、最近の絵馬は「お願い」はあるんだけど「その代わりに」が無いような気がするんだ。
これじゃあ祈願としてはちょっと弱いかな、っと。

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「痩せさせてください。その代わりにお菓子を食べません」とか。

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そりゃ当たり前だろ。

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「夏コミでマンガの新刊が売れますように。その代わりにマンガ読みません」とか。

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無理だって。

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…「ミクと結婚できるまで三次の女は断ちます」

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願掛けになってねぇよ!

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「領土をお守りください、その代わりに九条は廃止します」

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やめろこの国粋メガネ!!

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by SIGNAL-9 | 2013-01-09 15:01 | 町歩き

【じょしらくBパート風】佃島


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今回はマトモなとこなんだよね?

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ラブホ街に墓場、とくりゃあ次は火葬場とか。

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違うって…。

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イイ感じの路地ね。

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初めての場所なのに、なんだか懐かしい感じ。

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軒先に置いてある植木がいかにも東京の下町って感じだな。

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…東京の人ってスキマさえあれば植物育ててない?

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あぁ、確かにそんな感じ。

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この左側のコンクリートの壁は…堤防かい?

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そうさ。ここは島だからね。

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島?

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地下鉄で来たからわかりにくかったかな。ここは佃島。隅田川の河口にある島さ。

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あれ、さっきの駅は「月島」じゃなかったっけ。

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このあたりは埋め立てで地形が大きく変わってるからね。
月島っていうのは明治になってから、佃島の沖を埋め立てて作った土地なんだ。
だからさっき降りた駅は「月島」だけど、ちょっと歩いたここは、住所は佃、もとは「佃島」だったところさ。

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へぇ。

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そういえばさっき、石川島播磨重工業って看板も見かけたけど。

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今は埋め立てで佃島と一体化しちゃってるけど、石川島というのは佃島のすぐそばの独立した島だったんだ。
 昔は対岸の鉄炮洲の「向嶋」なんて呼ばれていたみたいだけど、旗本の石川八左衛門が拝領してから石川島とか八左衛門殿島なんて呼ばれるようになった。

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これは『明和江戸図』(1771)。石川島と佃島が分かれて記載されているだろ?

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島に自分の名前が付くなんて素敵だね。

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う~ん、素敵かどうかは…。石川島は四方を水に囲まれた地形を利用して、監獄が建てられてたんだから。
江戸のアルカトラズってところじゃないかw

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監獄?

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刑務所の事ね。

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そのきっかけは、鬼平こと長谷川平蔵だ。

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「鬼平犯科帳」の?

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実在の人物だよ。寛政二年(1790)、平蔵の建白に基づいて石川島と佃島の間の葦沼を埋め立てて人足寄場というものが作られた。勘当されたりして籍を抜かれた人々を収容して職業訓練を行なう施設のことだ。つまり最初は更生施設だったんだけど、その内に罪人も収容するようになって、結局、明治九年には監獄所になってしまった。

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でもさっきの看板は…

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石川島は幕末、水戸藩がわが国初の洋式造船所を設立した場所でもある。明治には兵部省の造船局が設置され、その後、造船や工業の拠点になった。明治二八年、石川島監獄が巣鴨に移転した後にその跡地を利用したのが石川島播磨重工業の前身だ。

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これは明治17年の『参謀本部陸軍測量局東京五千分一図』。石川島造船所と石川島監獄が出ているだろ。

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こっちは明治25年の『新選東京全図』。佃島の端に砲台があって、その先のまっ四角の空白地、これが当時の埋め立て予定地。今の「月島」さ。

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なにあれ! 家から木が生えてるよ!

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ホントだ! いってみようぜ!

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「佃天台地蔵尊」だって。

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でも、この路地、向こうにつき抜けてるだけじゃない…
 あ! こんなところにお地蔵さんが!

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木が生えてるよ!

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この木がさっき見えてたあの銀杏なのね。

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うわ~、軒を突き抜けてるよ…。ちょっと無理矢理すぎるんじゃないかい。

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落ち葉の季節とか大変そう…。

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ここを抜けたところが、今日の目的地だ。

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小さな港と高層ビル…、なんだか不思議な風景だね。

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あの高層マンションのあたりが、昔の石川島。監獄と造船所の跡は、今やおしゃれなリバーサイド・タウンというわけだ。

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水路の脇に神社があるよ。

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佃島のホントの中心地、住吉神社だ。

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こぢんまりしてるけど、手入れの行き届いた良い神社ね。

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確かにきれいな神社だけど、中心と言うにはずいぶん端っこじゃないか。すぐそこが川だし。

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精神的中心地ってことさ。
佃島は、寛永年間に摂津国西成郡佃村、今の大阪市の漁民が江戸幕府に招かれて移住したのに始まる。
元々は漁師町だったのさ。佃島と言えば佃煮、これも漁師町だった時代の名残だね。

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ああ、だからこの水盤舎(おみずや)の欄間、漁の様子なのね。

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いわば、この神社は佃村の漁民といっしょに移住してきたわけだ。月島の造成の時の地鎮祭もここで行なわれたし、だからここが"中心地"といっていいと思うんだ。

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なるほどね。

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同じように佃島の住人達が関西から持ち込んだ文化に盆踊りがあるな。江戸には元々ほとんど無かった風習だけど、ここ佃島だけは盛んだったんだ。あんまりはっちゃけ過ぎて,江戸町奉行の遠山左衛門尉景元―遠山の金さんに「町中での盆踊り禁止!」って怒られたこともある。

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今は東京中で普通にやられてるけどね。盆踊り。

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ところで、なんでここが目的地なんだい。漁師町の神社ってことは水難避けとかの神様なんだろ。あたしたちとはあんまり関係ないじゃないか。

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ガンちゃんまさか、正月はワイハで過ごすからとか?

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違う違う。確かにここは漁業や水運関係の人たちの信仰が厚い場所だけど、他の御利益でも有名なのさ。
あの鳥居にかかっている額を見てごらん。

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あ、あれ陶器なんじゃない?

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そう。陶製の額というのはかなり珍しい。

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そりゃそうよね、壊れやすいもの。

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落としたら割れちゃうものね。

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明治15年って日付が書いてあるだろ。つまり、あの額は130年も壊れもせずに残ってるわけだ。
去年の東日本大震災でも、あの大正の関東大震災でも、傷つかなかったんだ。

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えー。そりゃあタマタマって奴なんじゃないかい。

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いやいや。
遡ると、元禄十六年(1703)十一月二十二日、大地震のため、江戸は高波で死者37,000余人を出したんだけど、この時、比較的被害がなかった佃島の漁師は官命をうけて救助に尽力した。
 安政年間に続発した前後13回の地震を総称して安政の大地震というけど、特に安政二年十月二日、江戸周辺をおそった大地震は、大きな被害をもたらした。死者は埋葬された者だけでも七千人にのぼったという。
 ところが、この時も佃島には大きな被害はなかったらしい。
 木村荘八が『東京繁盛記』という本で昭和三十年頃の佃島の取材を行なっているのだけれど、佃島の住人のこんな証言が記録されている。

『あの鳥居だってそうです。大正の地震には大した揺れだったが、倒れなかった。あの額は瀬戸ものだからね。セトモノがあの地震で壊れねェなんて、住吉さんのおかげだ』

 佃島は大火では何度も被災しているけど、地震に関しては信じられないほど幸運な土地らしいんだ。

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へぇ。河口の島とか埋め立て地は地震には弱そうに思うけど。

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『東京繁盛記』には地元住民の『この島の下は元々岩だてェます』なんて言葉も記録されてるけど、確かに、地質的には砂州みたいな軟弱な堆積土壌ではなく、上野台地や日本橋台地と呼ばれる地盤の地続きらしい。強固な地盤の上で、埋め立た厚さもそんなに厚くないせいかもしれないな。
 科学的には色々説明は出来るんだろうけど、地震に対しての御利益はありそうじゃないか。

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最近、また大きな地震があったものね。

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お参りしとこう!

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by signal-9 | 2012-12-17 15:18 | 町歩き

【じょしらくBパート風】雑司ヶ谷霊園


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またこの形式でやるのかい。

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ブログ主的にはもう一・二回試してみたいらしいけどね。

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フツーにブログ書くのの三倍くらい手間がかかるのに。ヒマねぇ。

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そういえばMr.Tさんにも「なにやってんのw」って呟かれてたね。

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まあ、本人が幸せなんだから生暖かく見守ってやれよ。

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あ、電車だ!

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唯一残ってる都電、荒川線ね。荒川区の三ノ輪橋から王子を経由して早稲田まで、全長12キロあまり。

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こんな住宅地の間を走ってるんだね。

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むしろ、車道との共有部分が少なかったから自動車の邪魔にならなかったのが、この路線だけ残った理由のひとつみたい。

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この踏切を越えたところが、今日の目的地だ。

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東京都…雑司ヶ谷霊園?!

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いゃああああああああ!

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墓場じゃないか!

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都立雑司ヶ谷霊園。東京有数の霊園だ。総面積106、110平方メートル。一般埋蔵施設だけで約9000人分。小さな町なみの人口だね。

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いや、人口って。生きてないし。

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前回はラブホ街だし、なんでこういうヘンなところにばっかり連れてくるの!

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まあ、そう言うなって。ここ雑司ヶ谷霊園には、かなり有名な人のお墓があって、そこが見所なんだから。

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見所って。バチがあたるぞ。

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例えば歴史上の人物だと、東条英機とかジョン万次郎。

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あ~、学校で習った気が…

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なんで英機と万次郎なのよ……時代もジャンルも全然違うじゃない。

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文芸関係なら小泉八雲、泉鏡花、永井荷風に竹久夢二に金田一京助、サトウハチロー。芸能関係だっているぞ。古川ロッパ、大川橋蔵、いずみたく、川口浩

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うん。誰一人知らない。

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キグちゃんでもこの人は知ってるんじゃないか。

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「目夏」…めなつ???

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「夏目」だよ! 「漱石居士」って書いてあるだろ!

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あ、夏目漱石。

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『坊ちゃん』の人だね。

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ちょっと変わった形の墓石ね。

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椅子を模ったものらしい。洒落てるよな。

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漱石と云えば落語好きで有名だったんじゃなかったけ。

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若い頃は寄席通いもしてたらしいね。「我輩は猫である」なんて、落語の素養が出てるんじゃないかな。

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御利益ありそうだから拝んどこうっと。

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あ、そうだ。このすぐそばにもう一人、有名な作家のお墓があるよ。

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押川春浪先生だ!

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…誰?

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知らないのかい! 明治の大冒険作家だよ! 『海底軍艦』だよ!

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(知ってるかい?)

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(知らないわよ)

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(このパターン、前回と同じじゃない…)

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本当に有名な作家なの?

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そりゃあ確かに漱石みたいないわゆる「明治の文豪」ではないさ。当時でさえいわゆる「文士」よりも一段下みたいな扱いだったみたいだ。だけど当時の青少年の血を沸かせた有名作家だったのは確かだ。特に『冒険世界』・『武侠世界』という軍事・冒険小説雑誌を通じて冒険小説というジャンルを定着させた功績は大きい。
 それにスポーツ、特に野球の普及に与えた影響は小さくない。東京朝日新聞社が新渡戸稲造らを擁して行なった「野球害毒論」キャンペーンに抵抗し、学生野球を守った話は有名だよ。

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それにしては…失礼だけどあまり手入れの行き届いたお墓じゃないね。

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植木も伸び放題だし、まるでジャングルみたい。

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確かに…。
 でも、これも春浪らしいと言えば言えるかも。だって押川春浪といえば、バンカラの代名詞みたいなものじゃないか。

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バン…何?

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バンカラ。明治後期に、西洋風の服装の"丈の高い襟"= "high collar"をもじって、西洋風で目新しいこととか、それを気取った人のことを「ハイカラ」と呼んだの。「バンカラ」のバンは野蛮の蛮、つまり西洋風で気取った「ハイカラ」の反対、粗野な風体や態度のこと。

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ああ、マリイさんみたいなヒトの事ね。

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おい!

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学生時代の押川春浪にはこんなエピソードがある。
 東北学院在学中の話。生理学の解剖実習に使うために教師の飼い犬を校庭で絞殺した。

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ぇぇぇええええ!

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春浪のために弁護しておくと、犬の死骸を持ってこいというのは生理学の教師の指示だし、解剖に使うのなら殺して持って行って良し、と許可したのも犬の飼い主の教師だ。

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…なんていうか、豪快な時代ねぇ。

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でもさすがに「動物虐待だ」と先輩学生に咎められたんだ。

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そりゃそうだろ。

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これにキレた春浪、先輩たち相手に、犬の死体の転がる校庭で大乱闘。

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おいおい。

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翌日、解剖に使った犬の肉を、空き缶に醤油と水をぶち込んで教室のストーブで煮て喰っちゃった。

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ぃぃぃいやぁ!

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教室に立ちこめる異様な臭気に気づいた外国人の英語教師に見とがめられた。
「これは一体なんだ!」
 春浪平然と答えて曰く「イット、イズ、エ、ドッグ!」

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なにそれひどい。

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激高した教師が煮犬を窓からうち捨てると、「正直に答えたのに、人の物を勝手に捨てるとはなんだ」と逆捩を食わせ、教師を教室から追い出してしまった。
 この事件で春浪は東北学院を放校になった。

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…デタラメな人だなぁ。

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春浪にはまだまだバンカラ伝説があるんだけど、とても話しきれないや。ということで、この続きはまた今度。

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続くのかい!

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by signal-9 | 2012-12-03 11:17 | 町歩き

【じょしらくBパート風】「とろん」からの発想


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?なんだい? 何見てるんだい?

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文京区の大塚にあるお寺の山門の写真よ。

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山門? へぇ。アンタお寺巡りの趣味もあったんだ。

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動物園と同じで落ち着くのよ。あちこち回ってるわ。
 でも…。

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どうしたの? 顔色悪いよ。

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…最近変なことに気がついちゃったの。もう、それが気になって気になって…

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変な事って?

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この写真、よく見てよ。何か変なことに気がつかない?

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ままままさか妙なものが写ってるとかじゃないだろうね!

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お寺だけに幽霊が写ってるとか?!

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そうじゃないの! よく見て! ほらここ!


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と…ろん、だと?!

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これって千社札だよね。

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千社札?

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たくさんの神社を巡拝して祈願することを「千社詣で」とか「千社参り」という。
二月の初午(はつうま)の日に、お稲荷様を巡拝するのが一般的だった。その時、参拝の証拠に、自分の名前なんかを記入した紙のお札を社殿に貼り付けるんだ。
千社詣で用の札だから千社札さ。

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でも、これお寺じゃないか。

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まあ、日本は神仏混淆の文化があったからね。神社もお寺も区別無く貼っちゃう人も多いみたいだな。

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そのうち教会に貼っちゃう人も出たりしてw

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よく水商売の人なんかが験担ぎで貼ってるね。「ミい子」なんて、芸者さんかしら。

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「とろん」なんて芸者さんがいるのかい。

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とろ~んとしてるから、とか?

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それだよ! カワイイじゃないか。おっとりのんびりした姐さんなんだよ。

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とろん姐さん、なんてカワイイね。

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でも、でもね、何だか変なのよ。ほら…ここにも「とろん」。


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ここにも。


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こんなところにも。


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足立区の西新井、文京区の小石川、台東区の上野…。場所も宗派もバラバラなんだよ!

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巡拝のしるしに貼るのが千社札なんだから、あちこちにあるのは当たり前じゃない。

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それはそうかも知れないけど…

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でも確かに芸者の名前で「とろん」なんて、なんだか変だな。もっとこう、「小梅」とか「小鈴」みたいな風流な感じか、「ポン太」みたいな愛嬌のある名前が普通じゃないか。「とろん」なんて、どう聞いても日本語じゃないし。

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(へっ、それを言ったらアタシらの名前も相当ヘンだけどな)

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あ、あれじゃない? 映画の…

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ディズニー映画の「TRON」ね。そういえば何年か前にリメイクされてたっけ。

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じゃあこれは映画の宣伝かい?

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こんな判りにくい宣伝があるもんか。

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じゃあ、もしかしてその映画の熱狂的なファンの人が貼ったのかな?

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あんな微妙な映画の熱狂的なファンなんて見たことないよ。第一、ひらがなにしてある意味が分からないじゃないか。

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じゃあ、いったい何なの、これ?

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う~ん。

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話は聞かせて貰った!

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だ、誰だい、アンタ!

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…俺たちはとんでもない勘違いをしていたのかもしれない…。

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勘違い?

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「とろん」…。わざわざ「ひらがな」にしてあるのは、意味があったんだよ!

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意味って?

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五十音で考えてみるんだ…。「と」は五十音では20文字目だ。「ろ」は45文字目、「ん」は最後の51文字目…。この数字を足してみると116になる…。
 「とろん」は3文字だ。116を3で割ってみろ!

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ええっと電卓電卓…。116÷3はっと、38.666666…?

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そう、割り切れなかった小数点以下の数字に、『獣の数字666』が延々と連なるんだよ! つまりこれは、黙示録の予言に基づく暗号なんだよ!


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な、なんだってぇ―!

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この千社札は、おそらく何者かが残したメッセージに違いない……TRONといえば、フリーメイソンの支配する国・アメリカの横やりで潰された国産OSのプロジェクト……そして映画「TRON」は、デジタル世界で人類が戦うストーリー……化学の世界でトロン(Tn)といえばラドンの放射性同位元素……トロントはカナダの都市………つまり、なんだかんだで、人類は滅亡する!!

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えええええええええええええっ!

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「なんだかんだで」って何だよ!!

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(バキッ!)

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ひでぶ!

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いい加減にしろ、人心を惑わすような妄言を流布しやがって!

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あーあ、結局「とろん」の謎は解けずじまいか…。

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「とろん」だけに、とんだ徒論(無駄な議論)でございました。お後が宜しいようで…。

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by signal-9 | 2012-11-15 14:08 | 町歩き

【じょしらくBパート風】根岸



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根岸だね。

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根岸だね。…ってどこなの、ここ?

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山手線の鶯谷駅周辺ね。

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看板にもウグイスが描いてあるね。

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「雀より鶯多き根岸かな」。江戸時代は別荘地、明治の頃も閑静な住宅地だったみたいだね。

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ところで、なんで根岸なんだい。わざわざ見に来るようなものあったっけか…

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何言ってるんだい、わたしたちにとっちゃあ聖地巡礼じゃないか。

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聖地巡礼?

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ああ、わかった。確かこの辺り、有名な噺家が何人も住んでたんじゃなかった?

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根岸と言えば、今でも落語会を開いてるところがあるくらいだけど、落語とは縁の深い土地なんだ。「昭和の爆笑王」と呼ばれるような噺家が三人も住んでたんだ。今日はその聖地を廻ろうというわけさ。
 巡礼の振り出しはここだ。


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お…いく…の、まつ?

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「おぎょうのまつ」。江戸名所図絵にも載ってる黒松で、大正時代には名木として天然記念物の指定を受けたということだ。

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松はどこなの?



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枯れちゃってるじゃないか!

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残念ながら、枯れちゃったので昭和五年に切り倒されたんだ。高さ16メートルもあった立派な松だったらしいんだけど。
 で、この御行の松の前を、石神井川用水、通称「音無川」が流れていた。ここからちょっと上流の川沿いに住んでいたのが、あの三代目三遊亭金馬師匠だ。

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「あの」って言われても…

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戦後すぐの暗い時代に明かりを灯したのは美空ひばりの歌と金馬の落語、と言う人もいるくらいの有名な落語家だ。明朗闊達な話術で子供にも大人気。



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川なんて無いじゃないか。

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この道路が元は川だったんだよ。金馬師匠の家はこの右手の方にあったらしい。ちなみに、この道のどん詰まりには、有名な国語学者大槻文彦の家もあったらしい。

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いわゆる国語事典の元祖、「言海」の人ね。古典落語の勉強用に持ってるわ。

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…何にも残ってないね。

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案内板くらい立てておけばいいのにね。

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もうひとり、この近所に住んでいたのが柳亭痴楽師匠だ。

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…誰?

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知らないのかい! 「痴楽綴り方狂室」だよ! 「破壞し尽くされた顔の持ち主」だよ! ♪東京娘のいうことにゃ、さの言うことにゃ、柳亭痴楽はいい男、あ~いい男~♪

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(知ってるかい?)

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(知らないわよ)

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♪彼女は奇麗なうぐいす芸者、にっぽり笑ったあのえくぼ♪♪

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…ガンちゃんて、ホントいくつなの?

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…で、痴楽師匠が住んでたのはこのあたりらしい。



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さっきから「らしい」ばっかりじゃないか!

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しょうがないだろ! 昔の地図と見比べても道の様子も変わっちゃてるし! 案内板がたってるわけでもないし! おまわりに聞いても「わかんね」って言うし! あたしにどうしろって言うんだよ!! 根岸には他にも桂文治とか住んでたんだけど、町の様子が変わっちゃっててよくわからないんだよぅ!

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聖地巡礼とかいったわりには無責任だなぁ。

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よ~し、それじゃああんたたちも絶対に知ってる聖地に案内してやるよ!



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「ねぎし三平堂」?

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ああ、これはさすがに判る。今の正蔵さんと三平さんのお父さんね。

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「こぶ平のパパ」のことかい?

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先代の、七代目正蔵師匠、つまり初代三平師匠のお父さんは元々根岸に住んでいたんだ。金馬師匠や痴楽師匠は戦後根岸に移り住んだのだけれど、三平師匠は根岸生まれの根岸育ちということだね。

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すごい家だねぇ。

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三平師匠の人気は爆発的だったからねぇ…あ、もちろん先代の。

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…ガンちゃんて、ホントにいくつなの?

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今の三平さんのお母さん、海老名香葉子さんは戦災でご両親を亡くしてしまい、戦災孤児として知り合いの家を転々としていた。
 ある日、神田の立花亭という寄席の前を通りかかったときに”三遊亭金馬”の名前が目に飛び込んできた。香葉子さんの実家は竿忠という釣り竿屋さんだったんで、無類の釣り好きの金馬師匠とは顔なじみだったんだね。
 思わず、楽屋口から「あの、金馬の小父さんいませんか」と声をかけてみたら、「竿忠の子が生きていたのか!」。 金馬師匠はそのまま根岸の自分の家に香葉子さんを連れ帰り、「ウチの子におなり」と香葉子さんを引き取ったんだ。

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へえ。

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で、金馬師匠の家で生活していた香葉子さんを、正蔵師匠の奥さんが見初めて、「ウチの息子の嫁に」という話になった。
 嫁いだ先が初代・林家三平というわけさ。

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いい話だねぇ…。

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さて、そろそろ帰ろうか。そういえばここから鶯谷駅に行く途中に、あの正岡子規の子規庵があるよ。

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おぉ、NHKのドラマで見たよ!



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ちょっと丸京ちゃん…

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ガンちゃん、ここ…

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ラブホ街じゃないか!

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いくらなんでも女の子のグループが散策するようなところじゃないよ!

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俳聖・正岡子規が生涯を終えた子規庵も今やラブホテル街の真ん中…。饗庭篁村・森田思軒・幸田露伴ら根岸派の文人が通った小路も毒々しいネオンの底ってわけさ。
「歴史と文化の街」、ねぇ…。

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「歴史」が「セクシー」に取って代わられたって訳ね。

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上手…くねぇよ!

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聖地の場所はよくわからない、最終的にはラブホ街 …ええっと、つまり今日の結論としては「来るんじゃなかった」ってことでいいの?

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おおおぃ!


参考文献:『根岸の里と子規と律』(柏艪舎)
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by signal-9 | 2012-11-09 13:40 | 町歩き

町に東京スカイツリーが生えたので。

 開業間近の東京スカイツリーの足元の押上地区は、十分も歩くと「迷路」に迷い込める。

 もともとこのあたりは明治の御世にはまったくの田園だったわけで、おそらくその当時のあぜ道をそのまま反映しているのだろう、道がゆるやかに曲がっているところが多いのである(ツリー以北は特に)。

 北に向かって歩いてるはずがいつの間にやら東に歩いてたり、ちょっと油断していると、「はて、俺は今どっちに向かって歩いてるのか知らん」と方向感覚ダダ狂い。



 狭い横丁と平屋二階屋モルタルアパートが続く町並みは目印になるものがなく━よく言えば「昭和の下町の面影が残っている」、悪く言えば「時代に取り残された」って奴だな━、俺も町歩き中よく迷ったものだ。


 
 どこから見えるスカイツリーという目印が出来てから、方角は間違えようが無くなった。
 「迷う楽しみ」がちょっと減ったのは残念かも。
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by signal-9 | 2012-05-05 00:29 | 町歩き

町に東京スカイツリーが生えるまで

 数週間に一度くらいの頻度で東京スカイツリーの建設過程を撮り溜めた写真、勘定してみたら600枚くらいになってた。

 とりあえず何枚かをPicasaにUpしてみた。PicasaとExciteBlogの相性見方々、貼ってみる。

 まずこれが2009年の正月。


2月、土台ができはじめた頃。



言問橋交差点(台東区側)から、2009年8月。


同じ場所の2011年12月。言問橋ビューは遮るものが少ないのでなかなかよろしい。



2009年10月、牛島神社前からツリーに向かう道の途中。普通の住宅地にニョッキリ生えた巨大な塔。違和感バリバリ(笑)


同じ場所、2010年12月。


吾妻橋交差点(台東区側)2009年10月。


2010年2月。


2010年10月。


2011年1月。


 とりあえず今日はこんなところで。
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by signal-9 | 2012-04-23 16:08 | 町歩き

【一発ネタ】フ○テレビを見続けると。

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こうなるのですかわかりません。
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by signal-9 | 2011-11-28 21:00 | 町歩き