伝説の獣人ビッグフットはジョージア州北部に実在した!(田中信夫の声で)

Palo Altoでのビッグフット発見記者会見 Tech Crunch 2008/08/15
ここ数日、メディアはビッグフット(訳注:UMA の一種。ウィキペディアの記事)を発見したと主張する3人の男について大騒ぎだ。しかも複数を発見したのでビッグフットでなくビッグフィートと言うべきかもしれないが、ともかく3人はその生物の小集落を発見したと主張している。本日(米国時間8/14)彼らはパロアルトで記者会見を開き、未確認生物との遭遇を詳説した。
アメリカではNBCやらCNNまで取材しているという騒ぎなようである。まあ、ツチノコやイッシー(笑)みたいなものでアメリカ人にとっては「ご当地未確認生物」つーわけだろうが。
  1. Matt Whitton と Rick Dyer というジョージア州在住の男ふたりが、今年の6月ジョージア州北部の森林で奇妙な死骸を見つけた
  2. その時、近くに似たような生物が生きて動いているのも目撃した。
  3. その「生物」の死体は身長約7フィート7インチ(2.3メートル)、体重は500ポンド(226.8キロ)。「男性」で、赤みがかった頭髪、黒みがかったグレーの目をしていて二本の手、足にはそれぞれ5本の指がついている
  4. 死体は回収し、冷凍保存している
 これがマジな話なら世紀の大発見なんだが、早くもキナ臭い匂いが立ち込めてきたようだ。"Bigfoot" fails DNA test (ロイター 2008年 08月 16日 )によると、ミネソタ大学によるDNAテストの結果、提供されたふたつのサンプルは人間のものとオポッサム(フクロネズミ)のもの、という結果が出たとのこと。他にも、
  1. 今のところ「証拠」として公開されたのは写りの悪い写真数枚
  2. 発見者たちはビッグフット・グッズで商売をしており、同じビッグフッド探索者たちからも売名家として評判が芳しくない
  3. YouTubeで公開している彼らのビデオに登場する「科学者」というのが実は発見者(Dyer)の兄弟
といったツッコミがあちこちから出ているそうな。
 発見者たちは、「DNAサンプルの取り方が悪くってビッグフットが喰ったものが混じっちゃったんじゃなかろうか。批判してる連中は嫉妬してるかそもそも信じる気がないんだろ。こっちにはちゃんと死体があるんだから」的な主張をしているようだが、懐疑論者のみならず同業者からも冷ややかな視線を浴びせかけられている模様。

 週明けには解剖するつー話もあったようだが、続報はまだないみたいだ。

2008/08/20追記。
大方の予想どおり、詐欺くさい。
CrunchGearのBigfoot finding a hoax? Say it ain’t so! It is so, thoughによると、「冷凍保存」されていたシロモノを解凍してみたら、ヌイグルミだったとの証言が報道されているとの事。

さらに追記。↑報道元はFoxNewsみたいだ。Bigfoot Body Revealed to Be Halloween Costume FoxNews.com 2008/08/19
結局のところ、本当はゴムスーツだった。

金曜日にパロアルトでのサーカスじみた記者会見で大騒ぎになった"ビッグフットの死体"は、日曜日、独立した調査人によるニセモノとの判定で濡れたスフレのように崩壊した。
発見者のWhittonとDyerは出資したTom Biscardi の出資金と共に行方不明だそうだ(爆)

ううううううううん。予想通りとはいえ残念無念(笑)
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by SIGNAL-9 | 2008-08-19 15:45 | 一般の話題 | Comments(0)
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