『ETV特集 21世紀を夢見た日々~日本のSF50年~』(NHK教育 10/21 22:00~23:00)。
番組の内容的には「その史観はど~よ」と思うところは多々あった。 特に翻訳モノや、番組で定義するところの「第一世代」以前への言及が皆無だったので、「俺の体感した歴史」とはちょっと、というか、かなりズレがあった。 いささか牽強付会が過ぎるのではないか、というのが率直な印象だ。 端的に言えば、「トキワ荘史観」で現在のマンガのすべてを語ろうというのと同じ無理さが感じられた。 また、司会進行役や座談会のスピーカの人選にも不満が残った-『よく知らない』『SFとは意識しなかった』人たちを集めて『SF』について何かを語らせるというやり方が、「差別的な扱い」を受けていた「第一世代」の戯画になっていたような気もする。取り上げる作品くらいは読んでいるヒトを用意して欲しかったと思うのだけど。 とはいえ。 元SFモノとしては感慨深いものがあったなぁ。 特に福島正美の録音テープとか、伝説の<仲良し旅行>のフィルムとか。 史料的価値も高いし、もっとじっくり見たかったぞ。 栗山千明のアキバ散策シーンなんかどうでもいいから(爆) …小松先生、いいかげんタバコ止めればいいのに(^^;)。
by SIGNAL-9
| 2007-10-22 09:47
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