木曽高生が斬新な研究発表

木曽高生が斬新な研究発表 UFOなど科学的に検証 北陸中日新聞
木曽町の木曽高校で15日、理数科の2年生による課題研究の発表会があった。論争のある未確認飛行物体(UFO)の存在や、血液型と性格の関係といったテーマに独自の切り口で科学的な検証を試みた結果の報告もあった。

UFOは実在し得るのか-を研究した生徒たちは、大気圏突破や飛行中の急加速・停止など、いくつかの特徴をすべて満たす乗り物が現代の科学技術で造れるかどうか検討。地上と宇宙の両方の航行は燃料補給の点で難しい▽急停止しても乗っている人がつぶれないようにする技術がない-ことなどから「実在しない」と結論づけていた。

性格が血液型に影響されるかどうか追究したグループは、約50人へのアンケートでそれぞれの性格と血液型の相関関係を調査。結果は「世間で言われているような行動や性格と血液型の相関はほとんどない」だった。
 その意気やよし。だが残念だが、完全に間違っている。

 いやいや、結論は妥当なのよ。
 だけど論理としておかしい。
  • UFOという言葉の定義。本来の意味どおりの「正体が確認できていない飛行物体」は、現実に存在する。それは飛行機かもしれないし鳥かもしれないし、ぶんぶく茶釜かもしれないが、明らかに「存在している」。
  • UFOという言葉をエイリアン・クラフトとか空飛ぶ円盤と表現されるモノとして使用しているのだとしても、「現代の科学技術で造れるかどうか検討」した結果から「実在しない」という結論は絶対に出てこない。
  • 血液型の方も同様。「性格」というあいまいな事例に対する<統計>結果から「相関はほとんどない」という結論を出しちゃうのは、血液型性格信者がやっているのと同じ手法。同じ手法を適用してみると反証になるという理屈はアリだが、それにしては母数が少なすぎるという反論はあり得る。
方向性は正しいのだが、この短い記事から判断する限り、手法として科学的とは言えないので、先生方はきちんと指導された方がよろしいと思うぞ。
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by SIGNAL-9 | 2007-02-23 16:59 | 奇妙な論理
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