毎日新聞また騒動…またまたマル秘情報流出 IZA! 01/09 14:35
毎日新聞読者の個人情報約100件や読者管理に関するマル秘情報が、インターネット上のファイル共有ソフト「Winny」(ウィニー)を通じてネット上に流出したことが9日、分かった。同紙は昨年、約6万5000人の読者情報が同様にファイル共有ソフトで流出したばかり。今回は件数こそ少ないものの、実名入りクレーム報告書や配達、集金のトラブルに対応するわび状といった読者に対し迷惑千万な情報で、管理体制が改めて問われそうだ。事件自体はもはや珍しくも無い記事だが、珍しいのはやっちゃった本人のコメントが載っていること。 所長は夕刊フジの取材に対し、「個人情報じゃないけど何かあったみたい。ダウンロードしてなかったのに入ってきて、何か入っちゃったんだよね。それが広がっちゃった。顧客データは頂いていない。ハードディスクは抜いてあるのでほとんど出ていない」と、話しぶりからどうみてもパソコン初心者。重要情報を流出させた自覚は皆無だった。何を言っているのかよくわからないが(笑)、解釈をしておくと; 「個人情報じゃないけど何かあったみたい。」 何かが漏れたみたいだという自覚はあるらしい。しかし他人事のような物言いだなぁ。誰かから「漏れてますよ」って指摘されて初めて気づいたって感じ。 「ダウンロードしてなかったのに入ってきて、何か入っちゃったんだよね。」 ウィルスなんかダウンロードしてないのにウィルスに感染して、と言いたいらしい。つまりはウィルスってもの自体がどういうものか判っていないのではあるまいか。 「それが広がっちゃった。」 ファイルをWinnyネットワークにアップされたと言いたいらしい。 「顧客データは頂いていない。」 自分のパソコンには、お客様から直接頂いたようなデータは入っていない、と言いたいらしい。 ちなみに記事によれば ネット上に流出したのは、埼玉県西部にある販売所の顧客情報や内部文書、写真など約300メガバイトにのぼる。毎日新聞社が発行する雑誌の届け先や購読者の住所、電話番号、あて名印刷用ラベルなど、個人情報が少なくとも100件、含まれていた。まあ、これが「内部文書」であると言えばそうかもな。要するに、お客から直接貰ったデータでなければ、お客の情報であっても漏らしても道義的・社会的な責任はない、という認識であるようだ。 「ハードディスクは抜いてあるのでほとんど出ていない」 データを格納してあるリムーバブルディスクを物理的に外したので今は大丈夫、と言いたいらしい。「ほとんど出ていない」と言うところがナンともスゴイ答えではある。 ふぅむ。 これが比較的一般的なパソコンユーザの姿なのだろうか? だとしたら、パソコンの免許制つー奴もまんざら暴論とは思えんよなぁ。 先日のNHK「日本の、これから」でも免許制の議論が出ていたが、けっこう頷いている参加者が多かったようだ。『自分だけは免許制になっても受かると思ってるんだろうなぁ』と何だかおかしくなった。 簡単に免許制というが、どういう条件が妥当かに関しては実際にはかなり議論が必要なはずだ。 免許と言えば一般的には自動車免許だろうから、それに準じて考えてみると; 年齢制限は、実際にはほとんど意味ないだろう。16・7でIT企業立ち上げる子もいるし、分別あるべきいい歳した大人がエロ動画欲しさにウィルス感染なんて状況が問題なわけだし。とはいえ、責任の取り方という意味では成人という条件はアリかもしれんが。逆に少年法みたいに罰則適用の抜け穴にならないようにしないと。少なくとも成人なら無条件ってわけにはいかないから、何らかの試験をやる必要はあるのだろうな。 教習所での卒業検定もしくは技能試験相当の試験は必要だろうし、やはり一種・二種の区別みたいに区分が必要なのかもしれない。また、既存の制度や仕掛けが流用できるに越したことはないと思う。 つーことで、こんな感じでどうだろう。
新たな利権やお役人の天下り先も創出でき、いいことずくめではないか。 政府にはおかれましては是非ご検討のほどを。
by SIGNAL-9
| 2007-01-10 14:52
| 電算機関係の話題
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