「桃太郎は反男女共同参画?」

桃太郎は反男女共同参画? 北名古屋 女性の会が啓発劇収録 中日新聞  (稲田雅文)2006年12月1日
おとぎ話の「桃太郎」を題材に、男女共同参画や人権について考えてもらう名古屋弁の創作劇「モモタロー・ノー・リターン」のビデオ収録が30日、北名古屋市法成寺の市文化勤労会館であった。

 創作劇を上演したのは「北名古屋市女性の会男女共同参画委員会」の20人。同会の前身の旧師勝町婦人会は2004年、男女共同参画を分かりやすく啓発しようと、静岡県の高校教諭が書いた創作劇の台本を基に、せりふを名古屋弁に書き換えるなどして手作りで劇を制作した。各地で公演したことがきっかけで、国と愛知県の補助金により劇がビデオに収められ、県内の自治体に配布されることになった。

 物語は、桃太郎に登場するおじいさんが川へ洗濯に、おばあさんが山へしば刈りに行くなど、これまで当たり前に受け入れてきた役割を入れ替えて、固定していると思いがちな男女の役割について考えてもらう内容。主人公も女性の「桃子」とし、犬や猿、キジを連れて乗り込んだ鬼が島では「男も女も、男だから、女だから、ということで区別されず、それぞれが個人として尊重される」などとする3カ条の「鬼が島改造計画」を鬼たちに提案する。

 創作劇は25分の長さで、ビデオは年明けにも完成する運び。大口喜久子会長は「50代から70代までの女性ばかりで、発声練習から始めてようやく形になった。このビデオが啓発のきっかけになればうれしい」と話していた。
 すばらしい。

 この勢いで、他のおとぎ話も啓発的に改変すべきでは無いか。

 例えば「かぐや姫」であるが、あれは明らかに女尊男卑な思想を持っている。当然、絶世の美男に女どもが群がる話に変えるべきである。
 「赤ずきん」もダメだ。猟師のおじさんに助けられるというのは男女共同参画的とはいえないので、赤ずきんが自らオオカミの腹を断ち割って脱出するような話に変えるべきなんである。

 「こぶとりばあさん」・「花さかばあさん」にすべきだし、「瓜子姫」は綺麗でかわいい少年が狡猾で醜い女天邪鬼にかどわかされる話に、「浦島太郎」は超イケメンばかりそろったホストクラブばりの竜宮城で遊びほうけてあっというまにお婆さんになる話に、「鶴の恩返し」は恩返しに来るのは色黒のごつい男であるべきだし、「雪おんな」も雪男が秘密をしゃべった女房をくびり殺す話に変える方が男女共同参画的であろう。

偉大なる男女共同参画のためなら、おとぎ話なんか、どんどん啓蒙的に改変してやるべきなのだ。なにしろ男女共同参画のためなのだから、大抵のことは許されるのだ。

…つーか、こういうことに「国と愛知県の補助金」が出るんだ。ふ~ん。
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by SIGNAL-9 | 2006-12-01 19:05 | 一般の話題 | Comments(0)
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