名機の引退

日本エアコミューター YS-11 キャンペーン
唯一の国産旅客機YS-11が9月30日をもって退役することになりました。
4月11日から定期便最終運航となる9月30日までの間、YS-11のこれまでの功績に感謝を込めて、『ありがとう日本の翼 YS-11 キャンペーン』と銘打ち、YS-11退役ャンペーンを展開いたします。
九州で3機だけ現役だったそうだが、国内ではいよいよ引退である。

 かなり昔、一度だけ乗ったことがあるのだが、ジェットに馴れた身からすると新鮮だったなぁ。なんつーか、「飛んでる」つー感じがして。

 夜間飛行だったこともあり、薄暗く照明された狭い機内が、ちょっと戦争映画のパラシュート部隊の気分を味あわせてくれたものだ。また、機体に合わせたのかスチュワーデスさんがちょっと草臥れた年増だったのも俺の好みで…って、それは関係ないか(笑)。

 Wikipediaによると「丈夫で長持ち」が特徴だそうだ。
保存機のうちで量産1号機にあたる国立科学博物館に保存されているJA8610はYS-11の保存機のなかでも唯一の動態保存で、現在展示こそされていないものの、定期的にエンジンを動かし「YSの頑丈さを証明し、100年先も飛べるYSとして保存する」と言ったコメントを出している。

機齢が40年を経た機体も現れ始めたが、自衛隊をはじめ、海外でも使用され続けている。
 いいねぇ。こういう質実剛健なモノって大好き。

 そういえば、M-V(ミュー・ファイブ)ロケットも、あさって9/23のSOLAR-B打ち上げをもって運用終了の予定。月まで行ける世界最強の全段固体燃料ロケットも引退である。

 YS-11もM-Vも、民生用途では最重要な『コスト』の前に消え行く形であるが、『名機』であったことには疑いはない。

 開発し、運用を支え続けた技術者にエールを送りつつ、お疲れ様でしたと申し上げたい。願わくば両名機の遺産が今後に生かされんことを。
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by SIGNAL-9 | 2006-09-21 16:50 | 一般の話題 | Comments(0)
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