「意図的ではなかった」

TBSまたやった…「旧731部隊」特集に安倍氏無関係写真 (2006年7月27日06時00分 スポーツ報知)
TBS系報道番組「イブニング・ファイブ」が、今月21日に放送した旧日本軍731部隊に関する特集の冒頭部分で、ニュース内容とは無関係な安倍晋三官房長官(51)の写真パネルが映り込んでいたことが26日、判明。総務省が調査を始めた。安倍氏も、この日の会見で「わたしの政治生命を傷つけようということなら大きな問題だ」と激怒。報道番組でのトラブル頻発のTBSは、今回の件について、「意図的ではなかった」と釈明した。
【TBSのトラブル史】

 ▼オウム報道関連
〈1〉95年、オウム真理教関連番組の映像に、麻原彰晃こと松本智津夫被告の顔のカットなどをサブリミナル効果を狙って挿入。
〈2〉89年の坂本弁護士一家殺害事件前、放送前の坂本弁護士インタビューのビデオをオウム幹部に見せていたことが96年、発覚。社長(当時)が辞任。
〈3〉04年、オウム関連番組で「林郁夫受刑者を知る元受刑者」としてインタビューした男性が、実は林受刑者と面識がなかったことが発覚。

 ▼ねつ造? 03年11月、「サンデーモーニング」が石原慎太郎都知事の「日韓合併の歴史を100%正当化するつもりはない」との発言に、正反対の「100%正当化するつもりだ」との字幕を付けて放送。都知事から「ねつ造だ」と告訴される。

 ▼誤訳? 今年6月、「ニュース23」が、小泉首相の靖国参拝に関し、ヘンリー・ハイド米下院国際関係委員長(共和党)が「行くべきでないと強く感じているわけではない」と語った言葉を、「行くべきではないと強く思っている」との日本語字幕で放送。
 TBS的には「意図的」でなければ、人様の顔写真をまったく文脈の異なる場面で晒してもごめんなさいで済まされる…ということなわけだ。
 もしも俺がここにTBSの井上社長の御尊顔をアドルフ・ヒトラーやゲッペルスと並べて掲示しても、意図的でなければ謝っちゃえばいいのだな。書き込みは「何度もチェックしたが、」書き込みの「リード(導入)部分なのでチェックが甘くなった可能性がある」とでもいっときゃあいいんでしょ?

 当該放送を見た個人的印象は「どう見ても意図的です。ほんとうにありがとうございました」である。

 石原都知事の件もヘンリー・ハイド委員長の件も、どうみても「ミス」には見えない。アレが「意図的でない」=「無意識」であるとしたら、そりゃあどんなイドの怪物だ? TBSには無意識にこういことをやってしまう会社風土があるつーことか? そっちの方がよっぽど恐ろしいのだが。

 俺は安倍官房長官や石原都知事の支持者でもナンでもない、つーか、むしろこのご両人の政治上の姿勢信条にはさして共感を持っていないのであるが、こういう卑劣なやり方は政治信条以前に嫌悪感を覚える。

 度重なる不祥事に、2ちゃんねる発で抗議の署名運動が始まったようだ
 表立って抗議の声を挙げないまでも、「またTBSか」と思ったヤツが確実に増えたことは間違いあるまい。
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by SIGNAL-9 | 2006-07-31 16:22 | 奇妙な論理 | Comments(0)
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