「はやぶさ」のイオンエンジン起動試験に成功

探査機:「はやぶさ」のイオンエンジン起動試験に成功 毎日新聞 2006年5月31日 19時07分
小惑星「イトカワ」の岩石採取を試みた探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は31日、イオンエンジンの起動試験に成功したと発表した。加速は良好で、順調にいけば年明けにイオンエンジンを起動させ地球に向けて出発。2010年6月の帰還を目指すという。

 四つのイオンエンジンのうち二つのエンジンで試験を実施。JAXAの川口淳一郎・宇宙科学研究本部教授は「エンジンが2台あれば帰りの飛行は可能だ」と話している。
しぶとい。

 恥ずかしながら見逃していたのでもはや古新聞だが、5月6日に「はやぶさ」プロジェクトが、Space Pioneer Awardを受賞
最初は、JAXA ワシントン駐在事務所に、授与の連絡をいただいたのですが、正直なところ、半信半疑でした。
そりゃあ、そうだろう。なにしろ、
同賞は、昨年は、Spaceship-1 の Paul Allen氏と、Mars Exploration Rover Team, それに Cassini Huygens Project の Boris Smeds氏が受賞し、今年は、NASA 長官 Mike Griffin 氏、民間ロケット機 Space-X の開発で有名な ElonMusk 氏と、Hayabusa Project Team が受賞しています。
つー、けっこうすごい賞なのだ。
同 society のもう1つの賞である, SF作家 Robert Heinlein氏の Memorial Award は、本年は、歴史的にも著名な、実験機 X-1 で世界で初めて音速を超えた pilot である(すでに退役していますが)Chrales Yeager 氏に授与されることになり、受賞式には、同氏の代理の Yeager Foundation と、われわれ Hayabusa Project (川口、上杉)が招待されました。これ自体が、すでに大変な名誉だと思っています。
あのチャック・イェーガーと同時受賞だぜ。これは言うまでも無く、「はやぶさ」プロジェクトは「正しき資質」を持っていると認められたつーことではないか。
受賞にあたり、受賞理由と両名(川口、上杉)の紹介をいただき、続いて、賞紙と月面を模した記念トロフィーの授与を受けました。

と、その瞬間、授与式に参列していた、約300名の参加者は総立ちとなり、会場は、我々に繰り返し拍手をおくる状況に急転しました。

NASA の十分の一、そのまたごく僅かのリソースで試みた小さなミッションだったわけです。スタンディング・オベイションの栄誉に浴することなど、全く予想だにしなかったことで、大いにとまどいました。

米国宇宙関係者の人種を越えた挑戦に対する大いなる理解と、挑戦に寛大な文化に大きく感動したところです。
 つーか、各マスコミ、こういうニュースはもっと大々的に取り上げてくれ。ゴールデンタイムに特番ぐらい組んでくれ。

チバテレビか東京MXでもガマンスッから。
[PR]
by SIGNAL-9 | 2006-06-01 09:43 | 一般の話題 | Comments(1)
Commented by MANTA at 2006-06-18 14:46 x
いまさらのコメントで失意礼します。チャックイエガーも受賞者とは知りませんでした。ライトスタッフ、ですね。でも毎日新聞のイオンエンジンの記事、本質を見誤っているようですねぇ
<< 個人用降下翼システム Gryphon さいたま脳の恐怖 >>