あぶり出しとしての永田メール問題

 「巨大な政治の闇」だの「闇の勢力」だの、陰謀論を言い出している民主党議員が登場しているようだが。

 …そりゃあ、自分が目をツブってりゃあ、世の中真っ暗闇だわな(爆笑)

 いくらなんでも非道いな、と思ったのは、「衆議院議員村井宗明 国会実況生ライブ 武部次男疑惑について」と称するBlogである。プロフィールを信用するとすれば、「衆議院議員の村井宗明です。富山1区(富山市)選出の32歳です。」が書いているそうなのだが、いきなり民間人を犯罪者扱いだ。
 以下、記録の為に全文を引用しておく。
武部次男疑惑について
2006年02月18日 / Weblog

 ホリエモンから武部次男への3000万円振り込み疑惑で国会が緊迫しています。私も振り込みがあったのか、それともなかったのか、真相を見守っています。指示メールまでは公開しましたが、肝心の証拠となる武部次男の通帳がこちらの手になく公開できません。
 武部幹事長は次男の参考人招致を拒絶せずに容認してほしいと思います。真相を知るために、どちらも堂々と白黒をつけるべきですよね。
 ただ、永田議員も犯行を断定せずに、「武部次男に疑惑があるから国会にきてほしい」という言い方をすべきだったのかもしれませんね。ただし、問題となっている「武部次男の通帳」を永田議員側が公開できないと証拠がないというのは言い過ぎではないでしょうか?
 最大の争点は、武部幹事長が次男の参考人招致を拒絶するか、堂々と容認するかですね。
おどろいたね、どうも。
指示メールまでは公開しましたが、肝心の証拠となる武部次男の通帳がこちらの手になく公開できません。
 もしかして民主党は「通帳」があったら公開していたつもりなのか? 民間人である武部氏の次男の通帳を? てゆーか、民主党の議員って、そういうことに違和感も危険性も感じないの?
ただ、永田議員も犯行を断定せずに、「武部次男に疑惑があるから国会にきてほしい」という言い方をすべきだったのかもしれませんね。
 「犯行」と来ましたよ。いきなり犯罪者扱いですか。 
ただし、問題となっている「武部次男の通帳」を永田議員側が公開できないと証拠がないというのは言い過ぎではないでしょうか?
 だーかーらー、誰が「武部次男の通帳」を出せ、なんて要求してたんですか? 疑惑があるとかいう口座番号を含めて、調査すべき根拠を出してないのは民主党の方でしょう?
最大の争点は、武部幹事長が次男の参考人招致を拒絶するか、堂々と容認するかですね。
は~あ。あきれ果てた。怪文書を根拠に一般市民を参考人招致しろですか。いったいどこの独裁政権ですかね。

 これは十分に名誉毀損に当たると思うのだが。本気でこんなこと書いてるのだろうか、この衆議院議員氏は。

 今回の永田メール問題でおもしろかったのは、このように、いろんな意味でのあぶり出しになっているということだ。

 連日テレビに出まくって、ブッ飛んだ主張を繰り返していた河村議員や、スーパーハッカーに証拠を消されたとテレビで主張していた原口議員

 まあ、この辺りは当事者といえなくも無いので、多少我を忘れてても同情の余地はあると思うが、「メールはウソでも内容はホントかも」と、国政調査権発動を主張していた高田万由子氏やら倉田真由美氏やらの「コメンテータ」陣はどうなのか。
 この手の人たちは御自分やその家族が、出所不明の怪文書で責められたら…みたいな想像力はないのかねぇ。

 特によくわからないのが、勝谷誠彦氏だ。「勝谷誠彦の××な日々。」、2006/02/25 (土) では
まず「例のメールは必ずしも偽物とは断定できない」。宛て名については私が先に書いたように「山崎」でほぼ確定。中に登場している宮内は「ライブドアの宮内とは限らない」。メールの行の頭が揃っていないなどの理由のキーは「転送」。そして情報源の秘匿とともに入手方法に問題があった故にその部分の公表ができないとの見方も。次。民主党幹部が時折口にする「内外の口座」に党は命運をかけている。特に「外」。110億円とも言われる金がひとつの口座だけでも通過している。ここで浮上してくるのが投資事業組合と野口英昭さんの名前であってそれだけに命懸けの慎重な調査が求められている。最後に事件は国際政治的な広がりを持つ可能性。永田爆弾のあと情報はすぐにホワイトハウスに達していた。アメリカの各方面も今回の金の流れには重大な関心を抱いている。こちらのルートの解明は特捜部よりも民主党が頑張るしかない。特捜は別の方面でうまくすると政治家までたどり着く。それを誰より待ち望んでいるのは阪神電鉄の社長…おっとつるかめつるかめ(苦笑)。民主党の足を引っ張るといけないので書けないことばかりだがや(河村たかし調・笑)。陣笠どもは別として自民党は笑顔ほど余裕ではない。民主党は馬鹿マスコミが言うほど馬鹿ではない
ところがわずか3日後の2006/02/28 (火) では
当初私が書いたように小泉さんは素早く権力ならではの情報網を使ってあるいはライターの金の流れまで調べて身元を把握し「ガセネタ」発言となったのである。私が仰天したのは永田議員が東大卒とは知っていたが工学部だったことだ。文系とは違ってメールというものがどういう仕組みで届くかは熟知しているでしょう。プロパティの詳細を求めるどころか塗り潰されたヘッダーのまま受け取ったとしたら信じがたい阿呆としか言いようがない。前原さんは昨日京都で発言したがその中で永田議員は「裏をとられるべきだった」と言っている。違うでしょう。もちろん本人の努力もだが党として裏をとるという姿勢がまだ欠如しているのは驚きだ。もし私が前原さんなら裏をとりきれぬ場合はまず週刊誌に持ち込む。そして「疑惑」として書かしておいてその雑誌を手に国会で追求すればよかったのだ。あるいは編集部が優秀なら裏もとれるだろう。真の金の流れの提示ができなければ前原さんは辞任すべきだ。
 …いや、どーも。俺みたいな馬鹿にはなんで3日でこう主張が変わっちゃうのか理解できないや(笑)。
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by SIGNAL-9 | 2006-02-28 14:38 | 奇妙な論理 | Comments(0)
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