宇宙エレベータ<「海底エレベータ」

LiftPort Group、さらなる宇宙エレベーターの開発テストに成功 2006/2/22 湯木進悟
米LiftPort Groupは、地球と宇宙空間を結ぶエレベーター「LiftPort Space Elevator」の上空における開発テストが順調に進んだことを発表した。2018年4月12日を運航開始目標に定めて、今後も研究開発が続けられる。

LiftPort Space Elevatorは、太平洋上の赤道付近にベースとなる海上プラットフォームを設置して、約62,000マイル(約10万キロメートル)上空の宇宙空間まで、カーボン・ナノチューブ製のエレベーターケーブルを伸ばす構想のプロジェクト。実際の運航には、海上のベースより供給される電力で稼動するロボットタイプのリフター「Robotic Lifter」が用いられ、搭乗者や物資を載せて、地球と宇宙空間を往復することが可能になるという。
 「楽園の泉」はクラークの最高傑作と思っていて、「レッドマーズ」の火星上の軌道エレベータ崩壊のスペクタクルに胸を躍らせた俺としては宇宙エレベータ(軌道エレベータ)は、好きな技術的夢想のひとつだ。

 「まっすぐ、天へ」の続きはどうした? テレビドラマ化キボンヌ! 

「まっ天」といえば科学考証担当の金子隆一氏
 日本唯一の軌道エレベータ入門書「軌道エレベータ―宇宙へ架ける橋― 」の共著者(とはいっても実質的には著者ではないかと俺は睨んでいるのだが)であるが、同書は名著であるので一読をお勧めする(「ポピュラー・サイエンス」シリーズはおもしろい本がけっこうあるのだが、値段が高いのがねぇ…)。

 Wikipediaの軌道エレベータはいろいろ苦労の後が偲ばれる項目となっているが(笑)、ノートの方でも指摘している人がいるように、「実際問題」としてみるといろいろ難しい問題が多いようだ。

 まあ、理論的に可能であることは明らかなのだから、「いつか」はできるかもしれないが、俺自身としてはさすがにLiftPortの目論見の2018年つーのは、建築素材も出来ていないのだから無理なのでは…と思っている(そりゃあ、明日にでも誰かがブレイクスルーするかも知れないが)。

 思いつきだけだが、SF的夢想としては、まったく逆方向の「まっすぐ、底へ」、すなわち「海底エレベータ」の方がまだしも現実味があるのではあるまいか。特に日本という国は、国土面積は狭いが経済水域全部では世界で6位の広さになるそうだ。この広大な海を、「縦」にも利用しない手はなかろう。

 日本近海にもマンガン団塊やらメタンハイドレートやら、お宝がザクザク埋まっているらしいし。居住空間にまで応用できれば、地震も台風も心配ないしね(笑)
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by SIGNAL-9 | 2006-02-24 17:56 | 一般の話題 | Comments(0)
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