疑惑の堀江メール問題

 構図としては、先般の朝日新聞によるNHK番組改変事件捏造問題と同じである。-朝日新聞が2006年02月18日の社説「メール疑惑 民主党の信用が問われる」で「脇の甘さ」について説教してるのは大笑いだが。

 2ちゃんねるで実に上手い書き込みがあった。
永田「ロン!三万ニ千!」
武部「・・・」
永田「早く点棒を出したらどうなんですか」
小泉「いや、先に手牌を倒せよ」
永田「この手牌は、最大限守ってあげたい」
小泉「チョンボなんじゃねえの」
永田「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」
安部「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺「北」を4枚持ってるぞ」
永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」
小泉「だったらロンなんて言うなよ」
永田「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」
安部「誤ロンは8000点だよ。早く払え」
永田「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」
小泉「おまえがロンって言ってるんだろうが」
 …無茶苦茶だよ。

c0071416_14412952.jpg 民主党が公開したメールの写しを見て、あーでもないこーでもないと「分析」している向きもあるようだが、そもそもこのPDFファイル、二値化した画像で、フォントのエッジもガタガタである。印刷媒体をそのままスキャナで画像読み込みしたのか、元々の媒体がFAXで送られてきたモノなんじゃなかろうか。
 この状態でフォントフェイスから意味のある分析というのは難しいような気がする。

 逆に言えば、こんな憶測を呼ぶ程度の、証拠能力皆無のシロモノなわけだ。16日の衆院予算委員会で、永田議員はメールの証拠能力について質問していたが、これはメールのデータではなくて、ただの「紙」だ。
 Windowsメモ帳ででも作成できる、ただの紙っぺら一枚で「メールの」証拠能力を云々するなど、詭弁としても不合格である。

 幸いなことに、世の中の論調は立証責任の何たるかを心得たものが大勢なようだが、一部テレビメディアに登場したコメンテータの中には、この「証拠」の有効性を認めるかのような論調のものもいた。

 既に「メールはガセでも、問題はタケベがカネをもらってたかどうかだ」みたいな無茶苦茶な論点ずらしをしてきている向きすらある。
 ああ、まるで朝日新聞のNHK問題捏造のリプレイを見ているようだわ。

 自民憎しも、そこまでいくと恐ろしい。

 こんな脆弱な「証拠」で、悪魔の証明を迫ることを認めてしまっては民主主義の根幹を破壊するに等しい。
 おまけに一民間人に対して強権発動の国政調査をかけることを求めるなど、魔女狩りと同じだ。
ファシズムの論理である

 そんなことが通るようになりゃあ、それこそ「軍靴の音が聞こえる」だよ(笑)
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by SIGNAL-9 | 2006-02-20 14:43 | 奇妙な論理
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