「ニセ科学」とどう向き合っていくか? (「物理と社会」分科シンポジウム)

物理学会でのシンポジウム開催のおしらせ
2006年3月に愛媛大学・松山大学で開催される第六十一回物理学会年次大会において、「ニセ科学」をテーマにしたシンポジウムをおこないます。
ここで「ニセ科学」とは、(科学と擬似科学の境界付近にある位置づけの微妙な営みのことではなく)科学的に誤り(ないしは無意味)であることが明白であるにもかかわらず表面上は科学を装っている営みを指します。「ニセ科学」は、物理学の研究にはほとんど何の影響もないでしょうが、広い意味での科学教育を考えたとき強い影響力をもつおそれがあると考えています。

このシンポジウムでは、いくつかの典型的な「ニセ科学」の事例を紹介していただきながら、私たち物理学者が「ニセ科学」とどう向き合っていけばよいのかを考えるきっかけを作りたいと思っています。多くの方のご参加を歓迎いたします。

田崎晴明(シンポジウム提案者)
 プログラムを見ると、講演者は 菊池誠氏 天羽優子氏 池内了氏 という豪華メンバー。
 俺も菊池氏や池内氏の一般向け書籍はおもしろく読んだし、天羽氏の水商売ウォッチングはいわずとしれた有名コンテンツ。 ちょっと見に行きたいなぁ。

 最近とみに思うのだが、 メディア-特にテレビのオカルト臭い番組は酷い。モロオカルトは当然だが、科学モドキの「情報番組」のタグイは特に罪が重い。

 いや、もちろん俺はブツリガクとかトーケーガクとか、そーゆータグイのものは「よきにはからえ」の世界に追いやって生きてきた人間で、専門知識などは皆無なのだが、「いくらなんでも、ちょっと考えりゃあ理屈としておかしいだろ」とか「ちょっと調べりゃあ怪しげな話だってわかるだろうが」というレベルの、俺みたいな馬鹿でもツッコめるような話が多すぎるのだ。

 俺みたいな馬鹿が馬鹿にできるということは、相当なスーパー馬鹿が作っている番組なんであろう。
 いや、「ちょっと考えりゃ」「ちょっと調べりゃ」というところがミソで、おそらく作ってる連中も怪しげな話であることは先刻承知で流布に励んでいるということなのか。もしかしたら一億総白痴化を目指す悪の秘密結社かなんかの陰謀なのではないか。こーゆー番組のスポンサーになってる企業は死ね死ね団なのではないか(笑)

 まあ、そんなシロモノを信じてしまうウルトラ馬鹿はそう数は多くないだろうが、怪しげな性格判断だのわけわかんない占い師だの、まさに「科学的根拠不明のマイナスイオンで胸がいっぱいだよ!」((c)田丸浩史)という状況の昨今のテレビメディアの酷さを見るにつけ、「こいつらオウム事件から何の教訓も得てないのな」という思いを強くしている。

 こういうものは「娯楽だから」などといって大目に見てはいかんのだ。

地下鉄サリン事件で、もう少しで被害者になるところだった俺としては本気でそう思うのである。
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by SIGNAL-9 | 2006-01-06 14:51 | 奇妙な論理 | Comments(0)
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