はやぶさ、救出モード運用へ。帰還は2010年に延期

松浦晋也のL/D 「はやぶさリンク」:12月14日午前の記者会見
より。

 12月8日に再度燃料の漏洩が発生。その後現在に至るまで復旧ができないでいる。復旧可能性は比較的高いが、帰還を2010年6月に延期する。
12月9日以降、はやぶさとの交信は切れている。ただし解析の結果、復旧の可能性は60%ある。

 今後運用方針を、通常運用から救出モードへの転換が必要になる。救出モード運用は1年間継続する。2007年初めまでに復旧できた場合にはその時点からイオンエンジンを運転して2010年に地球帰還させる。
的川 最後に一言。どうも取材ありがとうございます。しばらくは報道は収束するでしょうが、徹夜取材ありがとうございます。今回は「おおすみ」以来の取材体制を敷いて貰いました。昨日、論説委員との懇談がありましたが、現場の記者の方と大分温度差があるのを感じました。現場の記者の方の熱気が上に伝わっていないと感じましたので、皆さん、よろしく御願いします(笑いが起きる)。
 今回、僅か数ヶ月ではやぶさチームも大きく成長しましたし、「こんなミッションをやってみたい」という若手も出てきました。JAXA役員の間でも「これはサポートせねば」と言う雰囲気がでてきている。
 今後ともニュースがあればなるべくひんぱんに出していこうと思っている。
 今後ともよろしく御願いします。

 サンプルリターン大成功か!と思っていたところ、少々残念な成り行きである。残念ではあるが、失敗のなんのと評価するのはまったく的外れであることは言うまでもない。

 「救出モードの1年間継続」にどのくらいコストがかかるのか分からんが、あんまり高くつくようなら、無理に戻そうとせずに、そのリソースを「次」に回してもいいんじゃないかと思うほどの成果は上げてくれたと思う。
 ま、これだけ困難なチャレンジを続けてきたチームであるから、救出ミッションを通しても今後に繋がる色々な成果を上げてくれるだろうと思うが。

 取得できたデータが来年3月までは公開されないのがちょっと残念だなぁ。
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by SIGNAL-9 | 2005-12-14 12:33 | 一般の話題 | Comments(0)
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