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JAXAのおじさんたち、よくやった。

「やった」研究者歓喜、睡眠削り成果…はやぶさ再着陸 読売新聞 2005年11月26日13時51分
日本の小さな探査機はやぶさが26日、3億キロかなたで大仕事をやってのけた。

 小惑星に再着陸し、岩石の採取に挑むという、世界に例のない離れ業。打ち上げから2年半余り、はやぶさを見守ってきた宇宙航空研究開発機構の研究者たちの間には、成功を確信した瞬間、笑顔と歓声があふれた。

 26日午前7時過ぎ、はやぶさが着陸態勢に入り、地上との通信が制約される時間帯に入った。息詰まる管制室。その緊張が解けたのは、8時40分ごろ。通信が全面回復し、管制室の画面に「WCT」という表示が現れた。岩石採取装置の作動を示す。「やった」「すごいね」。研究者たちの喜びは、インターネットを通じた管制室の中継で、世界中に伝わった。


 まだまだ帰途の問題が山積みとはいえ、とりあえずお喜び申し上げたい。

 ところでだ。

 祝賀ムードに水をさす様で悪いのだが、一部マスコミ-特にテレビ-でのヒドい扱いはどーゆーことなのか。

 11月26日、当日。

 成功を報じる読売夕刊一面をニコニコしながら眺めていた俺は、夕方のテレビニュースならJAXAの映像くらいやるだろうと思ってTBSのニュース番組をみていた。

 ええ、放送はしましたよ確かに。

十数秒のトピックス扱いで。しかもその直後、中国の宇宙飛行士を称える会の方を長々と取り上げるというわざとやってるとしか思えない編成で。

「中国様にはかないません」ってか? 有人飛行なんかより100倍スゴいちゅーねん!

 翌日曜日も惨憺たるありさま。

 日テレの徳光のニュースショーではビタ一文扱われず。
 はやぶさなんかよりも「野生の鹿が増えて困る」つーような話のほうが重大ニュースですか。

 隣でやってたTBSの関口の番組でも、最後の最後に「…成功したそうです。ではお天気…」。

ヤキューに喝を入れるほうが重要ですかそうですか。関口が無感動に読み上げてたバックでコメンテータの嘲笑らしきものが聞こえていたのは俺の空耳ですかね。

 死ねばいいのに。

 小泉首相は絶叫口調で朝青龍を称えていたが、その100分の1くらいの熱意を、自国の技術者たちに向けるくらいのことはできないのかねぇ?
by SIGNAL-9 | 2005-11-28 09:54 | 一般の話題
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