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個人情報紛失、大手3行で46万人分

個人情報紛失、大手3行で46万人分…ドコモ子会社も (2005年7月1日1時46分 読売新聞)

  • みずほ銀行:約27万人分
  • 三菱信託銀行:約13万4000人分
  • りそな銀行:傘下4銀行で計約28万7000人分
  • UFJ信託銀行:33本支店で計約11万6000人分
  • 三井住友銀行:153支店で計6万1405人分
  • あおぞら銀行:約1万4000人分
  • 関西アーバン銀行:計5万2501件
  • 福井銀行:45本・支店で顧客計17万1177人分
  • NTTドコモの子会社、ドコモ・サポート:最大4万8000人分
 その他、もろもろ。
 しっかしまあ、多いねぇ。
 このブログ、個人的な備忘録で書いてるだけなので、こう頻繁に起こるといちいち記録してるのもウザいんで、もう止めちゃおうかと思ってるくらいだ(笑)

 頻繁になされる「たぶん間違って捨てちゃった」という言い分がどこまで信用できるのかわからんが、いずれにしてもお粗末な感じではある。

 こーゆーとこの個人情報管理データって、1件あたりどのくらいの情報量なのか、含まれているデータも色々だろうが、1件1KBとして27万件で264MB。GB当たり前の今の二次記憶媒体だとゴミみたいな量だわな。
 そう考えると数万件というのはハンパな量のような気もする。
 「紛失した」つーことは何らかの二次記憶媒体に入っていて、そのメディアが見つからないつーことだと思うが、CD-ROMでも600MBやそこら入るし、DVDなら4GB、大容量CGMTだと3~400GBくらいは入るわけだし。

 …本当はもっと大量だったりしてな。けけけけ(悪魔的笑い)

 というのは勝手な憶測ではあるが、そもそも情報管理がしっかりしていないから「紛失」してしまうのだとすれば、母数自体が正確である保障があるのか?という点が疑問だからだ。

 「サイフに入ってるはずの、512円がなくなった」というからには「サイフの中には、30、612円あるはずだ。ところが今見たら、30、100円しか残ってない。だから512円紛失した」、つまりあるべき「元の数」がわかっていなきゃいけないはずだ。
 記録メディアでも同じ事で、発表の殆どが「100本あるはずの磁気テープが99本しかない、1本は捨てちゃったかも」という話なわけだが、その「100本」という元の数があってる保障はあるのか? 「間違って捨てちゃたかも」な管理体制で?

 俺の性格が悪いせいもあるだろうが、特に「約」がついてる数字は限りなく怪しいように思われる。

 …本当は、何件「紛失」したのかすら正確にわかってないんじゃないのか。ウェーッハッハッハ(悪の枢軸的笑い)
by SIGNAL-9 | 2005-07-01 13:29 | 情報保護・セキュリティ
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