またnyウィルスで今度は愛知県警が捜査情報漏らす

愛知県警:捜査情報流出 私有パソコンがウイルス感染 毎日新聞 2005年6月24日 12時33分
愛知県警東海署の地域課巡査(29)の私有パソコンがウイルスに感染し、記録されていた個人情報を含む捜査情報の一部がインターネット上に流出していたことが24日、同県警の調べで分かった。同県警は同日、巡査を戒告、上司の警部補(50)を所属長注意の処分にした。

 調べでは、4月ごろ、県警に匿名で「流出された情報が添付されたメールを受信した」との電話があった。調べた結果、巡査のパソコンから自動車窃盗事件の捜査報告書や供述調書などが流出。この中に7件6人分の住所、氏名、生年月日などが記載されていた。県警は6人に謝罪した。


またか

続報捜査情報ネット流出 私物PCウイルス感染(06/23)によると、
巡査がファイル共有ソフト「Winny(ウィニー)」をインストールしたパソコンをネットに接続した際、ウイルスに感染したのが原因。Sankei Web (共同)(06/24 14:36

またか

 問題は;
  • 私有のパソコンに捜査情報を格納しているつーのはどーゆわけ?
  • セキュリティ対策をやっていない(やってりゃあ、そうそう簡単に流出なんかしないってば)

 本人の「戒告の懲戒処分」つーのはなんとなく判るが、俺は警官じゃないので「所属長注意の処分」てぇのがどのくらい重いものなのかはよくわからんかったので、ちょっとぐぐってみた。
 高知県警の例では
  • 飲酒検知管を紛失した警部補と巡査部長
  • 手錠をケースごと紛失(後に回収)した
  • 警察署で取り調べ中の少年を平手で叩いた巡査長
あたりが「所属長注意」で、この上のもっと重い処分で「訓戒」つーのがあるようだな。

  島根県警察職員の懲戒等の取扱いに関する訓令 によると;
  • (所属長注意)第20条 所属長は、所属の職員の規律違反がごく軽微なものであって、第18条の訓戒処分を要しないと認めるときは、注意処分を行うことができる。
  • 2 前項の注意処分は、所属長注意書(様式第13号)を交付して行うものとする。(通知)

 「ごく軽微」だから、本人はともかくその上司の「訓戒」までやるこたないって事なんですねそうですか(棒読み)。
 組織がそういう意識でいる限りはこの手の話は次々出てくるのが世の常なのだがねぇ。

 昨日のエントリでもちょっと触れたが、俺はWinny自体が「危険」という論調には与しない。報道だけだと、どんなウィルスなのか不明だが、「勝手に」侵入されて「勝手に」ファイルばら撒かれたわけではなかろう。

 映画の吸血鬼ドラキュラには、「初回に相手の承諾がなきゃ他人の家に侵入することができない」という妙な設定があったが、同じようになんらかの主体的行為を行ってたからこういうことになったのではないか。

 だがしかし、こう連日のように、長期にわたってWinnyがらみで問題が発覚しているのに、なんでまだ引っかかるのかねぇ。
 「うーん、俺が使ってるソフトってこういう危険性があるのかぁ。それじゃあ使うの止めよ」とか思わないのか。学習能力というものがないのか、それともど~しても使いたいような理由があったのか。

 一連のnyウィルスでヤッチャッた人たちには、事例から学ぶという意味合いからも、「Winnyで何をしていたのか」、是非情報公開してほしいものだ(笑)
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by SIGNAL-9 | 2005-06-24 16:38 | 情報保護・セキュリティ
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