震災の日から何となく手を付けなくなっていた趣味-調べものを再開してるのだが。
仕掛かっていたのは、鬼熊事件、雷小僧(いなづまこぞう)事件、そして柳田國男のダチだったオカルティスト岡田建文(蒼溟)に関してなのだが、興味の糸がいったん途切れちゃったので、いまいちやる気が出ない。 まあ別に締め切りがあるわけでも無し、ゆるゆると。 軽く紹介しておくと、鬼熊事件というのは大正15年(1926年)に発生した、スタローンの「ランボー」みたいな事件だ。 日本の犯罪史の中でもかなり特異な事件で、今で言うところの「劇場型犯罪」というか「イベント型事件」というか、事件・犯人自体も特異だがそれを取り巻く状況も非常に変わっていて興味深い。 一方、雷小僧(いなづまこぞう)事件は明治42年頃の、「ルパン三世」的というのかな、こっちもまるでフィクションみたいな話なので興味が尽きない。 鬼熊事件はWikipediaにエントリがある程度に有名だが、こっちはオンライン情報があまりないみたいだ。 「小僧ネタ」(と勝手に呼んでいる)としては、もうひとつ「まぼろし小僧」事件というのもあるのだが、こっちはまあ…いや、今はいいや。 岡田建文に関しては、「どんな人?」なのか調べてる内に、著作の内容の方に興味が移っちゃった。 秋山真之発狂説と謎の呪いの石…みたいなヘンな話、初めて読んだ。 おまけに昔懐かしい、商売っ気抜きのガチガチのオカルトビリーバー臭が今の時代にはむしろ心地よい。どーも最近のオカルト周辺は商売臭くっていけない。 つーか、我ながら興味の対象に統一感がないなぁ。 もっとこう、一本筋が通ってりゃあ「研究」にもなるのかもしれないが、個人的に知的退屈しのぎの「へぇっ」を求めてるだけなんで(笑)
by signal-9
| 2011-11-11 16:33
| 一般の話題
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