災害詐欺。

放射能不安ママ 12L21000円の「放射能分解水」に飛びつく NEWSポスト7 2011.07.14
ガイガーカウンター片手に母親が公園や学校の放射能の値を測る光景はテレビ等でおなじみとなっているが、原発や放射能に怯えるママがいれば、その不安につけ込み、一儲けしようと目論むものたちが出てくる。ノンフィクションライターの窪田順生氏がレポートする。
「放射能を分解する」水、1本1リットル弱のボトルが12本で2万1000円也。

独立行政法人国民生活センターのページを漁ってみると、この手の話がぼろぼろと。
  • インターネット通販で放射能測定器を注文し、代金を振り込んだ。商品発送予定から2週間過ぎた頃、「輸入した商品に欠陥が見つかったので解約してほしい」と業者からメールが届いた。返金するという話だったのに、1カ月が過ぎても返金がなく、電話してもつながらない。

  • 震災の影響で失業中のため、副業サイトを検索していた。「返信してくれたら1500万円をあげる」というメールが届き、返信。サイトに登録したところ、アドレス交換費用や回線をつなぐ費用等を請求され、200万円近く支払ったがお金はもらえず、だまされたと思う。返金してほしい。

  • 「被災地からきた」と言い、みかんの販売業者が自宅に訪ねてきた。試食して、友人と1箱2kg分4,000円を半分ずつ買うことにして支払うと、「計算もできないのか。14,000円だ」とすごまれた。

  • 金の買い取りをしているという業者が訪れ、「買い取ってもらうような金は持っていない」と断り続けたところ、「まったくアクセサリーがないのか。震災の影響で金が不足して日本中が困っているのに協力できないのか」と脅された。

  • 今回の原発事故の影響で、原子力発電は使われなくなる。今後は風力発電が注目される。B社は風力発電事業を行っており、将来有望な会社だ。あなたは特別優待で、今のうちに安く買っておけば、後で得をする」と勧誘され、B社の未公開株を1口40万円で購入した。
     その後、証券会社を名乗る業者から次々と「1.5倍で買い取る」「買い増ししてほしい」という勧誘の電話がかかるようになった。

  • 「東日本大震災の被災地を支援する会社の未公開株を買わないか。将来は上場する会社である。今のうちに未公開株を購入しておくと後でもうかる」と説明された。
     勧められるまま未公開株を購入してしまったが、返金してほしい。


 "儲け話"に乗っちゃた人は自分の金銭欲が招いたことなので、薄ら笑いをしながら「ご愁傷様」としか言いようがないが、"災害支援詐欺"やら"放射線計測器販売詐欺"に引っかかってしまった人には同情の念を禁じ得ない。

  「ホーシャノーを分解する水」話は微妙。
 平時の俺なら爆笑ネタ扱いだろうが、今は状況が状況だけに。

 カガク的以前に常識に照らしてさえ「おいおい」な話に乗せられる方悪い、と切り捨てるのは簡単だが、今のこの状況下では、普段はできる正常な判断ができなくなってしまう人が出てきても、おかしくはないかなぁという気もする。

 ま、いずれにしても騙す奴が一番悪いのだが。
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by SIGNAL-9 | 2011-07-14 17:23 | 東電災害
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