東京電力災害に関する備忘

 ブログの更新がピタっと止まっているのを心配した友人からメールが。
 大丈夫、生きてます。

 この震災と東電災のおかげで、仕事が先の見えない忙しさだし、ブログになにがしか書くような気分でもないのだが、備忘として。

情報:放射性核種(セシウム)の土壌-作物(特に水稲)系での動きに関する基礎的知見


  1. 土壌から白米への移行係数(白米1 kg当たりの放射能濃度/土壌1 kg当たりの放射能濃度の比)は0.00021~0.012で、土壌中のK濃度が高いほどCs-137の作物への移行が少ない傾向にあるとの報告もある

  2. 施用資材によっても移行係数は変化し、通常のNPK三要素を施肥した場合に比べK肥料を無施用で高くなり、堆肥施用で減少するとの報告がある

  3. .......φ(..)メモメモ カリウム系の肥料はある程度対処になるかも、つーことか。

  4. Cs-137とKはイネ体内では比較的類似した挙動を示す。作物に吸収されたCs総量のうち玄米に移行した割合は12~20%(津村ら1984)である。糠部分で白米より高い濃度にあることが知られており(Tsukadaら, 2002b)、白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い

  5. 糠部分で白米より高い濃度にあることが知られており(Tsukadaら, 2002b)、白米のCs-137濃度は玄米に比べ30~50%程度低い

  6. .......φ(..)メモメモ 玄米より白米っと…。

  7. 可食部へのCsの移行が少ない場合であっても、稲ワラ等の非可食部の処理をどうするかは重要な問題である。例えば、イネの場合、白米とそれ以外の部位のCs存在比率は7 : 93との報告がある。非可食部の家畜への給与、堆肥化、鋤込み、焼却等の処理により再び放射性Csが食物連鎖を通じて畜産品に移行し、あるいは農地に還元される等の可能性がある。

  8. .......φ(..)メモメモ 「ひまわり植えて」…的な話と同じだな。燃やそうが腐らそうが消えないものなあ。


「137CSは土壌に定着しやすい」は確からしいが、都市部のコンクリートへの定着率はよくわからん。
「雨で流れる」という見解もあり、逆に「いやいやコンクリートとも結合しやすい」という見解もあり。
都内の環境放射線測定結果降下物(塵や雨)の放射能調査結果や、つくばの高エネルギー加速器研究機構核種分析を見る限り、ドライベント+雨の影響らしかった3月15日~3月23日頃ほどの量ではないにせよセシウムは降り続いているようだ。
少なくとも「都内の降下物(塵や雨)の放射能調査結果」のCS137の値を単純に積算すると、既に新宿には6600Bq/m2以上、CS137が降っているはずだ。空間線量にしてみれば微々たるものとはいえ、平野や山岳に比べれば物理的に構造が複雑な都市部だと吹きだまりとか汚水が溜まりやすいところなど、マダラにホットスポットができそうな嫌な予感もする。都市環境の場合、コンクリを直接喰ったり舐めたりするヤツはいないだろうし、草木も生えないので生物濃縮を心配する必要も無かろうが、呼吸による取り込みは気になるなあ。

Cs137はカリウムと似た挙動を示すらしいので;
カリウムを多く含む食品
WholeFoodCatalog.com カリウムの少ない食品
こういうのは押さえといた方がいいのかなぁ。

海の問題;
海産生物と放射能 ―特に海産魚中の137Cs濃度に影響を与える要因について―
日本近海における海水及び海底土の放射能調査
海産生物の濃縮係数
一時水産庁は「Cs137は魚類では濃縮されない」的な話をしてたが、見解、再検討だそうだ。
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by signal-9 | 2011-04-07 16:51 | Comments(0)
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