同人作家さんと話す。

 このBlogの記事で明治期の話を好んで取り上げているのを見た友人の知り合いが、ちょっと話を聞かせてくれないかと。

 なんでも同人の作家さんらしいのだが、明治時代を舞台にした漫画を考えているとかで色々調べているのだそうだ。
 ちょうどヒマだったし、モノ作りに励む若い人と話をするのは嫌いではないので、アキバの外れの某喫茶店で男三人(俺と友人と作家さん)で茶話会。

 明治期の物語の画像化を考えている人におすすめしたいのが、講談社学術文庫の「ビゴーが見た日本人」、「ビゴーが見た明治ニッポン 」(清水勲)である。ビゴーの絵は漫画的デフォルメはあるとはいえ、基本的に写実的なスケッチなんで、絵作りの参考になるだろう。
 例えば上半身は洋服、下半身は褌一丁で町を闊歩する日本人の絵なんて、俺の知る限りビゴーくらいしか描いていない。著者の解説も(個人的にはいささか情緒的に流れすぎでは?と思うところもあるが)的確だし、何よりも入手しやすい。

 あと最近のものでお勧めできるのが『東京今昔散歩―彩色絵はがき・古地図から眺める 』(原島広至,中経出版)である。

 古写真と現代の同じ場所の比較という企画、類書は多いが、文庫でお手軽なわりにしっかり書かれている(とはいえ、微妙に気になったり、明らかに間違ってたりするところもあるが…いくらなんでも万世橋駅前からニコライ堂はあんなふうに見えないぞ。あれは別の建物)。

 しゃべってるうちに声が大きくなり「注目すべきはふんどしですよ、ふんどし!」などと大声で話してしまったが、チラっと奇異の目を向けられた程度で済んだのはやはりアキバという特殊な土地の特性であろうか(笑)
[PR]
by SIGNAL-9 | 2008-10-27 00:00 | 古い話
<< マイケル(マイクル)・クライトン死去 「かみちゅ!」は観とけ。 >>